年末になると作成に追われる人が多い年賀状。近年、SNSなどの普及により年賀状でのやり取りをしない人も増えていますが、やはり書面で年始の挨拶をもらったり、近況を報告してもらえたりするのは嬉しいものですよね。
本記事では、年賀状の書き方に関する基本ルールや、相手に喜んでもらえる年賀状作りのコツ、気持ちが伝わりやすい文例などを紹介します。
年末になると作成に追われる人が多い年賀状。近年、SNSなどの普及により年賀状でのやり取りをしない人も増えていますが、やはり書面で年始の挨拶をもらったり、近況を報告してもらえたりするのは嬉しいものですよね。
本記事では、年賀状の書き方に関する基本ルールや、相手に喜んでもらえる年賀状作りのコツ、気持ちが伝わりやすい文例などを紹介します。
年賀状を書く前にいくつか把握しておくと良いマナーがあります。年賀状は新年をお祝いする挨拶状ですから、送る相手に失礼のないようにしましょう。
年賀状が相手に届く理想の日は元日。難しければ三が日の間、遅くとも1月7日の松の内までに届くように送りましょう。前年12月25日までに投函すれば、翌年の元旦には届くようです。松の内を過ぎてしまうと年賀状としては出せないので、「寒中見舞い」として出してください。
参考:ふみいろ
年賀状の宛名やメッセージなど、いくら慎重に書いていても間違ってしまうことは誰にでもあります。年賀状の間違いの場合、修正テープや二重線などで修正するのはマナー違反です。必ず新しい年賀状で書き直しましょう。
また、書き損じた年賀状は、捨てずに郵便局に持っていきましょう。1枚5円の手数料がかかりますが、新しいものと交換してもらえますよ。
https://www.post.japanpost.jp/question/40.html
参考:ふみいろ
ここからは年賀状の具体的な書き方に関するルールを解説します。年賀状の表面には相手の情報を書くため、特にマナーを意識したいもの。相手に好印象を与えられるよう、ルールやマナーを守って丁寧に書きましょう。
年賀状の表面の書き方は人それぞれ。実際もらった年賀状の中には、縦書きのものと横書きのものとが混ざっている人も多いのではないでしょうか。
裏面が横向きデザインの場合は、そのレイアウトに合わせて表面も横書きにして構いません。ただし、目上の人に送る年賀状の場合、横書きだと失礼に当たってしまう可能性があるので、縦書きで書きましょう。その際、住所の番地には漢数字を使ってくださいね。
参考:しまうまプリント
表面には郵便番号を書くので、都道府県名を書かなくても問題なく相手の手元に届きます。しかし、「分かるから書かない」ではなく、年賀状のルール・マナーを守る意味合いで都道府県名からしっかり書くようにしましょう。
相手の方のお住まいがマンションの場合はマンション名も省略せずに書いてください。その際、マンション名から2行目に移り、縦書きの場合は1行目よりも下げて、横書きの場合は1行目よりも右にずらして書くと、バランスの良い美しい見た目になりますよ。
参考:しまうまプリント
以下を参考に、相手に適した敬称を付けて書きましょう。
差出人の情報は、年賀状左下にある郵便番号記入欄の幅に収まるように、少し小さめに書くのがポイントです。書く情報は郵便番号・住所・氏名が基本ですが、幅に収まるのであればメールアドレスなどその他の情報を書いても構いません。
なお、最近は裏面に差出人情報を書くのが主流になりつつあります。裏面に書いた場合は、表面の差出人スペースは空欄にしておきましょう。
参考:しまうまプリント
年賀状の裏面はオリジナリティを出せる場所です。今年はどんなデザインにしようか、どんな写真を入れようかとこだわりたい人も多いはず。
ですが、裏面も表面と同様に書き方のルールがありますので、個性は出しつつも失礼のないよう、基本的なルールやマナーは守った方がいいでしょう。
1文字のものから文章まで種類が豊富です。
年賀状のデザインによっては賀詞がデザインに組み込まれているものも。
その場合は、別に賀詞を書かないよう重複には気を付けてください。また、目上の人やビジネス用には1〜2文字の賀詞は避けるのが無難です。相手ごとに賀正を変えたくない場合は、幅広く使える「謹賀新年」や「あけましておめでとうございます」などを使うのが良いでしょう。
以下のようなお礼や今後のお付き合いに関する願いの文を書きます。
年賀状に書く挨拶文には句読点を付けないのがルール。これは、お祝いごとに「区切りをつけない」という意味合いからです。文章を区切りたい場合は、句読点を付ける代わりにスペースを空ける・改行するなどして対応しましょう。
参考:HugKum
せっかく作る年賀状ですから、相手に喜んでもらいたいものですよね。そのためには、1枚1枚気持ちを込めることが大切。最後に、相手が笑顔になるような年賀状の作り方、文章の書き方を紹介します。文例もいくつか挙げるので参考にしてみてくださいね。
裏面のデザインにこだわると、よりおしゃれな年賀状に仕上がります。
来年は卯年。干支の中でも特に可愛らしさを出せる動物ですので、その可愛らしさを活かしたおしゃれな年賀状を作ってみてはいかがでしょうか。
年賀状のネット注文サイトには、おしゃれ&かわいいテンプレートがたくさん用意されています。また、スマホで簡単に年賀状の作成・注文ができるアプリもあるので、そちらを活用するのもおすすめです。
また、スマホアプリで簡単に作成できるメーカーも多いので、そちらを活用するのもおすすめ。空いた時間にスマホでパパッと作って印刷依頼すれば、完成品が自宅に届くのでとても楽ちん。時短でおしゃれな年賀状を作れますよ。
(私はアプリ派!短時間でササッと作成して楽しています)
手作りにこだわりたい人は、家にあるものを使ってオリジナル年賀状を作るのもおすすめです。
例えば、消しゴムで作ったハンコを押す、マスキングテープで模様を描くなどアイディア次第で個性を出せるでしょう。また、お子さんと一緒に作業できるので親子で楽しみながら年賀状作りができますよ。
その他、写真入りの年賀状なら、相手に顔を見せられる他、子どもがいる場合は相手に子どもの成長を見てもらえます。ただし、写真付き年賀状はカジュアルな印象を与えるので、目上の人に出すのは避けた方が無難です。
印刷した年賀状を出すのが主流になっていますが、印刷したものをそのまま出すのは避けましょう。一言でも良いので手書きの文章を添え、相手に気持ちを伝えると良いですよ。
例えば、久しく会っていない人へは、相手の様子を伺う一言や自分の近況報告などの文章を書くのはいかがでしょうか。
送る相手別のおすすめ文例を紹介しますので、参考にしてみてください。
友人向け
昨年は会えて嬉しかったです
またたくさん思い出を作ろうね
お互いにとって実り多き年でありますように
お元気ですか
また会えるのを楽しみにしています
上司・目上の人向け
いつもご指導くださりありがとうございます
今後も精進してまいりますので よろしくお願いいたします
少しでも◯◯さんに近づけるよう 努力してまいります
家族・親戚向け
昨年 子どもたちが入学・入園いたしました
夏休みには元気な姿を見せに伺いますね
ご無沙汰しております
みなさんお変わりありませんか
娘は昨年小学校に入学し 大きなランドセルを背負って毎日楽しく登校しています