3月〜6月は潮干狩りシーズン。
海という開放的な空間にいること自体も楽しいですが、お宝を発掘するような気分で楽しめるのが潮干狩りの魅力ではないでしょうか。
そこで今回は、潮干狩りに行く際の持ち物や注意点、そして採り方のコツを解説します。
これから家族で潮干狩りを予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
3月〜6月は潮干狩りシーズン。
海という開放的な空間にいること自体も楽しいですが、お宝を発掘するような気分で楽しめるのが潮干狩りの魅力ではないでしょうか。
そこで今回は、潮干狩りに行く際の持ち物や注意点、そして採り方のコツを解説します。
これから家族で潮干狩りを予定されている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
潮干狩りのベストシーズンは春。
これは、アサリの産卵時期であることと、1年のうちで一番潮が引く季節であることが理由です。
ベストな潮干狩りの時間としては、干潮の2時間前から干潮時までと言われています。ただし潮位はエリアによっても異なるため、行く予定の潮干狩りスポットの情報を事前に入手しておくことがおすすめです。
参考:じゃらん
潮干狩りを楽しむためには、万全の準備をしていくことが大切。
当日はどのような服装で行った方が良いのか、何を持っていけば良いのかを押さえておきましょう。
紫外線は春でも降り注ぎます。屋外でのレジャーなので、紫外線・日焼け対策をしっかり行いましょう。
潮干狩りはしゃがんで黙々と作業をするため、特に首が焼けてしまいます。首用の日除けが付いた帽子を被ったり、首周りにタオルを巻いたりしてくださいね。
服は、日焼けを考慮して上は長袖、水濡れ防止のため下は短パンといったスタイルがおすすめです。
日焼けや水濡れから体を守れ、なおかつ動きやすい格好を意識しましょう。
その他、水着を着てその上からラッシュガードを羽織ったスタイルなどでももちろん構いません。短パンだと足元の日焼けが気になる、ということであれば水着用のレギンスや濡れてもよい長ズボンを穿きましょう。
履物は、貝や砂浜に落ちているガラス類などで傷つかないようサンダルを避け、長靴など足元を覆う防水タイプの靴を選んでください。
軍手/ゴム手袋 | 手の怪我防止 ゴム手袋なら水を通さない |
着替え | 濡れた時に備えて |
タオル | 汗、濡れた体やものを拭く |
ビニール袋(数枚) | 汚れたもの、濡れたものを入れる |
クーラーボックス・保冷剤 | 採ったアサリを入れて冷やしておく |
熊手・バケツ・ざる | アサリを採る際に使う道具 (会場によってはレンタル可能なところも) |
防水ケース | スマホや電子キーなどを入れる |
防水の小銭入れ | 潮干狩りの途中で飲み物や軽食を買う時に便利 |
潮干狩りをする際は、ルールやマナー、海の危険などについて把握しておく必要があります。
出発前に、以下の注意点を理解しておきましょう。
都道府県によって、潮干狩りができる場所や使える道具などのルールが異なります。
これは漁業権という法律があるためです。
有料の会場であれば、ルールが明確にされているので安心。入れない場所にはロープが張られていることもあります。念の為、お出かけ前に会場のルールをしっかり確認しておきましょう。
参考:じゃらん
海でのレジャーにおいて考えなければいけないのが水難事故。
急に水位が上がったり、波が高くなったりすることが考えられます。
潮干狩り前に当日の天候を見ておくことも大事ですが、潮干狩り中にも海面の様子や天候の変化に目を向けましょう。
また、水位や波の様子が見えなくなるため、海側に背中を向けて潮干狩りをしないよう注意してくださいね。
参考:じゃらん
5月〜6月でも、晴れた日の屋外に長時間いると知らず知らずのうちに脱水症状を起こす可能性が考えられます。
こまめな水分補給を心がけましょう。
また決して無理をせず、定期的に休憩をとりましょう。
お出かけ前に朝食をしっかり摂ることも大切です。
せっかく潮干狩りに行ったのなら、たくさんのアサリを採りたいですよね。
採り方のコツを知って、潮干狩り名人を目指しましょう!
アサリは呼吸するために吸水管と呼ばれる器官を砂から出しています。
そのため、アサリがいる近辺の砂には小さな穴が開いているはず。
波打ち際のあたりに小さな穴がたくさん開いていたら、それはアサリがいる証拠です。
アサリは基本的に浅瀬に生息する貝です。
10cmほどの深さまで砂を掘っても貝が見つからないようなら、別の場所を探しましょう。
また、アサリは密集しているので1か所で見つけたら近い場所を探してみてください。
採ったアサリをおいしく食べるには、持ち帰り方にも気を付ける必要があります。
以下の手順を守って、採ったあさりを大事に持ち帰ってくださいね。
なお、アサリと一緒に砂抜き用の海水を別に持ち帰ることも忘れずに!
まずはアサリを水でしっかりと洗いましょう。
真水で洗うと貝の口部分が閉じるので、新鮮な状態が長続きしますよ。
よく、海水や真水にアサリを浸けた状態で持ち帰る人がいますが、これはNG行為。
自分で汲んだ海の水や真水にアサリを入れて持ち運ぶと、アサリが弱ってしまう可能性があるためです。
発泡スチロールやクーラーボックスに、保冷剤と一緒にアサリを入れておきましょう。
家にアサリを持ち帰ったら砂抜きをしてください。
まず、広めの桶などにアサリを平らに並べ、そこに海水を注ぎます。さらにその上から新聞紙などで蓋をして4時間〜一晩置きます。一晩以上おくとアサリが傷んでしまうので注意してください。
砂抜きが完了したら早めに調理して、おいしく食べましょう。