【最短45分で完成】子どもの自由研究はコレで決まり!【ワークシート付き】『コップてじな』(しぜん-キンダーブック2023年8月号)を読んで自由研究をやってみよう!

公開日:2023/08/01

【最短45分で完成】子どもの自由研究はコレで決まり!【ワークシート付き】『コップてじな』(しぜん-キンダーブック2023年8月号)を読んで自由研究をやってみよう!

ワークシートを使って夏休みの自由研究がびっくりするほど簡単に完成!? 本を読み、書き方を参考に記入していくだけの便利な自由研究ワークシートシリーズ。今回はフレーベル館の『しぜん-キンダーブック』を使った自由研究の第2回(全3回予定)です。

 

今回は、『コップてじな』(しぜん-キンダーブック2023年8月号)から、光の屈折やものの密度の特性を利用した、「コップてじな」に挑戦します。本を読みながら手順に沿ってすすめ、どんな結果になったか、気づいたことなどをまとめて自由研究を完成させてみましょう。

ワークシートを使ってらくらく自由研究

  • ワークシートは2種類あります(基本版と応用版)
  • 基本版を使えば簡単に自由研究が完成します!
  • 基本版で物足りない人は応用版を使ってみましょう。

ワークシート 基本版

  • A4でプリントして使います。
  • 題名、名前、本の紹介、発見、感想の項目があり、これらを埋めるだけで、完成します。
  • 下の「自由研究をやってみよう!基本編」を参考に自由研究を仕上げましょう!

ワークシート基本版をダウンロード

ワークシート応用版

  • A3でプリントして使います。
  • 基本版に加え、フリースペースがあります。
  • 本に書いてあることを実際にやってみたり、イラストを描いたり、自由に使ってOK! 
  • いろいろ工夫して自由研究を完成させましょう!
  • 応用編については、「自由研究をやってみよう! 応用編」を見てください。

ワークシート応用版をダウンロード

今回使う本『コップてじな』(しぜん-キンダーブック2023年8月号)

今回の自由研究に使った本は、『コップてじな』(しぜん-キンダーブック2023年8月号)です。

 

コップの後ろに鉛筆を置いて水を注いでみると……? コップを通して見える、楽しくて不思議な世界。「たねあかし」の解説もわかりやすく科学遊びの入り口にふさわしい一冊です。

 

指導/白數哲久 写真/岡本好明

発行年月:2023年8月

 

フレーベル館公式オンラインショップつばめのおうちで
『コップてじな』(しぜん-キンダーブック2023年8月号)の詳細を見る

『しぜん-キンダーブック』とは?

『しぜん-キンダーブック』は、フレーベル館発行の月刊科学絵本です。

 

毎月、生き物や植物、食べ物や科学など、身のまわりの自然のなかから、ひとつのテーマを選び、深く掘り下げて紹介しています。

 

身近な環境から子どもの好奇心や探究心を引き出せるような構成で、より深い知識や実体験につながるような工夫もなされているので、今回のような自由研究のテーマ探しにもぴったりです。

 

 

『しぜん-キンダーブック』について、詳しくはキンダーブックの公式サイトをご覧ください。

 


キンダーブック公式サイト

 

 

『しぜん-キンダーブック』のバックナンバーや年間購読については、フレーベル館公式オンラインショップ つばめのおうち をご覧ください。

 

 


フレーベル館公式オンラインショップ つばめのおうち

 

 

自由研究をやってみよう! 基本編

では、早速ワークシートを使って自由研究を始めてみましょう!

※おうちの方は、ヒントや例文を見て手伝ってあげてください。

 

 

ワークシート基本版をダウンロード

 

 

「題名」欄の書き方

自由研究の題名を書きましょう。本を読んでなにか気付いたところを自由研究にするのならば、「『◯◯(本の名前)』を読んで」など、実際になにかしてみたなら「『◯◯(本の名前)』を読んで◯◯をしました」など。

題名の例

  1. 『◯◯(本の名前)』を読んで
  2. 『◯◯(本の名前)』を読んで◯◯をしました

「本の紹介」欄の書き方

本の内容紹介、作者の名前などを書きます。どうしてこの本を読もうと思ったかの理由などを書いてもOKですよ。

例文

赤字の部分は自分のことばに変えて書いてみましょう。

  1. 読んだ本は『コップてじな』(しぜん-キンダーブック2023年8月号)です。水とコップでできる手品が紹介されています。コップの水に塩をいれると沈んでいるものが浮かぶことを知り、自分でもやってみようと思ってこの本を選びました。
  2. 読んだ本は『コップてじな』(しぜん-キンダーブック2023年8月号)です。きれいな色のドリンクが夏にぴったりだったので作って飲んでみたいと思いました。

「発見」欄の書き方

本を読んで気付いたこと、新しく知ったことを書きましょう。絵を描いてもいいですよ。次のヒントと例文を参考に考えてみましょう。

ヒント

  • 水を入れたコップの後ろにえんぴつをおくとどう見えますか?
  • 水に砂糖や塩をいれるとどうなりますか?
  • 重さの違う水を順番にいれるとどうなりますか?

例文

赤字の部分は自分のことばに変えて書いてみましょう

  1. 水を入れたコップの後ろにえんぴつをおくと、見え方が変わりました
  2. 水に砂糖や塩をいれると水じたいが重くなります
  3. 濃い方が重くなり、すぐには混ざりません。

「感想」欄の書き方

本を読んだ感想を書きましょう。読んだ後に思ったことや、読む前と考えが変わったことなどを書きましょう。

ヒント

  • 手品をみてどう思いましたか?
  • 手品をしてみて難しかったところはどんなところですか?(自分で実験した場合)
  • 手品をしてみて分かったことはありましたか?(自分で実験した場合)
  • また手品をやってみたいですか?(自分で実験した場合)

例文

赤字の部分は自分のことばに変えて書いてみましょう

  1. 自分でもやってみたいと思いました。
  2. コップに水を入れると、レンズの役割をするのがおもしろいと思いました。
  3. 混ざらないドリンクを作るとき、色の組み合わせが楽しかったです。

自由研究が完成!

全て書き終えたら自由研究が完成です。上手くできましたか?

 

しっかり本を読んで得た知識を書き出すだけでも、十分な自由研究となります。

もし、自由研究は何にしようかと悩んでいたり、夏休みの残りが少なくて焦っているときなどは、今回のワークシートをぜひ活用してみてください。

自由研究をやってみよう! 応用編

応用版のワークシートには、基本版の内容にプラスして、フリースペースがあります。本の内容に沿って実際に何かをやってみた過程を書いたり、気づいたことを絵に描いてみたり、自由に使ってみましょう。

 

ワークシート応用版をダウンロード

『コップてじな』(しぜん-キンダーブック2023年8月号)を読んで自由研究をやってみたよ!

自由研究は、どのコップ手品をするか決めるところからスタートです。 今回、挑戦するのは小学2年生のお友だち。『コップてじな』(しぜん-キンダーブック2023年8月号)を読んで、ものが浮かんでくるのが不思議だったので、本の中で紹介されていた「うかぶほうせき」にチャレンジすることにしました。

道具と材料を揃えて自由研究開始!

「うかぶほうせき」の実験で準備するもの

  • 透明なコップ
  • 浮かべるもの(軽いもの)
  • スプーン

浮かべるものはプラスチックやゴムなど軽いものがおすすめ。今回はプチトマトも用意してみました。

うかぶ宝石にチャレンジ!

コップに水とプラスチックでできた宝石を入れます。次に塩を1杯ずつ加えて混ぜ、ようすを見ます。

 

2杯目の塩をいれたら、いくつか宝石が浮いてきました!

3杯目の塩を入れてしばらくようすを見ていると、宝石が全部浮かびました! 塩を入れることで水が重くなり、宝石の方が軽くなって浮かんできたのですね。

プチトマトは浮くかな?

次にプチトマトでも挑戦してみました。1杯めの塩を入れてしばらくすると、早くも浮かんできたトマトが。2杯めの塩で全て浮かびました。ものの重さによって、浮かぶ塩水の濃さは違うのですね。

ふしぎなドリンクも作ってみたよ

かき氷シロップ、ジュース、炭酸水でふしぎなドリンクも作ってみました。それぞれの液体を順にゆっくりいれていくのがコツ。きれいなグラデーションが出来上がりました! ストローで吸うところによって味が変わるのがおもしろい!

ワークシートをつくろう

手品の挑戦が終わったらワークシートにとりかかりましょう。驚きや発見の記憶が新しいうちに書くのがおすすめです。

 

ワークシートの作成が後日になる場合は、手品をしているときに思ったことや結果をメモに取ったり、作業工程や完成した手品の写真を撮りながらすすめたりすると見返すことができてよいですね。

自由研究が完成!

全て描き終えたら自由研究が完成です!

 

本をしっかり読んで得た知識をまとめるだけでも十分な自由研究となります。応用編のワークシートにはフリースペースがあるので、やってみた手品の過程を書いたり、発見したことを絵に描いたり、自由に使ってみましょう。

まとめ

自由研究というとテーマを決めるのにもひと苦労しますが、『コップてじな』(しぜん-キンダーブック2023年8月号)は低学年の小学生でも実践できて自由研究にぴったりでした。
コップと水という手軽な材料でできる手品は見ための楽しさもあって、子どももわくわくして取り組んでいました。また、本の解説もわかりやすかったのでワークシートをまとめる時にも役立ちました。
これをきっかけに、科学への興味が広がるといいなと思いました。

文/千石朝子

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