【保育士が動画で解説】子どもの気持ちから食事の困りごとを紐解く!

公開日:2023/09/28

【保育士が動画で解説】子どもの気持ちから食事の困りごとを紐解く!

今回のテーマは、離乳食の後期・完了期です!

「先週まで食べていたのに、急に食べなくなっちゃって。なんで?」

「すぐ立ち歩くから、全然片付かなくてイライラしちゃうんです」

「栄養バランス考えても、同じものしか食べなくて」

このように困りごとが尽きない時期ではないでしょうか。

 

なんで?と思っても、お子さんの口から理由を聞くこともできませんよね。

 

そこで、子どもの専門家である現役保育士が「子どもの視点」から離乳食について具体的に動画で解説します!

【動画】子どもにとって離乳食を段階的に進める意味とは?

これから紹介する動画では、実際に保育園で0歳児の担任を務める保育士の先生に離乳食の「後期・完了期*」についてお話しいただきます!

ぜひご覧ください!

 

【この動画でわかること】

  • 離乳食後期・完了期の発達
  • 大切にしたいポイント
  • 具体的なご相談と園での工夫

*一人ひとりの成長には個人差がありますが、後期はおおむね生後9~11か月ごろ、完了期はおおむね生後12~18か月ごろが厚生労働省の目安です

参考:令和元年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「『授乳・離乳の支援ガイド』の普及啓発に関する調査研究」/厚生労働省

実際に視聴いただいた方からのお声

  • 脱走が多くてお休みしてましたが、椅子を見直そうと思いました。今はテーブルに引っ掛けるタイプの椅子ですが、ローテーブル&椅子に戻してみます!(40代女性)

  • 手づかみ食べは、口との距離を覚えていく要素も含まれていることを初めて知り、勉強になりました。(30代女性)

  • 大切なことと承知しつつも、自分の中では忍耐の日々が続くので、心理面で切替が難しいです。コップの例は参考になりました。(30代女性)

  • 手づかみ食べは掃除や片付けが大変というイメージがあったけど、赤ちゃんにとっては五感で色んなことを学ぶことができるということがわかりました。(30代女性)

一番お伝えしたいこと

今回離乳食の後期・完了期についてポイントをご紹介してきましたが、最もお伝えしたいことは「子どもの成長は個人差がある」ということです。

 

ですので、想定通りにいかないことがあったとしても、焦らなくて大丈夫です。

 

例えば、手づかみ食べについてご紹介しましたが、手で食べることに抵抗がある子もいます。

そういう時は、スプーンやフォークといった食具を「使ってみる?」と提案するなども一つの方法です。

 

お母さんお父さんたちは、既に今できることを毎日心をこめてやっています。

 

大好きなお母さんお父さんと「おいしいね」と楽しく安心して一緒に食事をする経験を通して、「自分で食べてみようかな」という気持ちがその子のペースや方法で育まれていく時期です。

 

時には「今日は一緒に食事をすることを楽しむ」という日を意識的につくり、ゆったり「おいしいね」と伝え合う時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

 

お皿やコップは、すぐに捨てられる紙製のものや、ラップやアルミホイルで代用すると、掃除や片付けの負担が軽減できます。

そのまま捨てられる新聞紙や、洗って使える小さめのレジャーシートを敷くことなども、一気に片づけられる工夫の一つです!

 

今後も子育て中の皆さんにとって少しでも気持ちが楽になる内容であったり、取り入れてみたい豆知識だったりをお伝えしていきます。

 

最後までご覧いただきありがとうございます!

今回、動画でお話ししたのは

株式会社フレーベル館が運営する東京都北区の認可保育所「フレーベル西が丘みらい園」の0歳児担任の保育士です。

フレーベル西が丘みらい園では「一人ひとりが大切にされる園」を保育理念とし、豊かな遊びの体験を通した「子ども主体の保育」の実践をしています。

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