コロナウイルスの影響により、社会としてリモートワーク化が一気に進みました。
どこでも仕事ができるということから、自然豊かな土地に引っ越しをする「移住者」が増加しています。
今回ご紹介するおすすめの移住先は「大分県豊後高田市」。
読み方は「ぶんごたかだ(豊後高田)」です。
豊後高田市の魅力や移住・定住の支援策がどのようなものなのかを見ていきましょう。
コロナウイルスの影響により、社会としてリモートワーク化が一気に進みました。
どこでも仕事ができるということから、自然豊かな土地に引っ越しをする「移住者」が増加しています。
今回ご紹介するおすすめの移住先は「大分県豊後高田市」。
読み方は「ぶんごたかだ(豊後高田)」です。
豊後高田市の魅力や移住・定住の支援策がどのようなものなのかを見ていきましょう。
移住支援などが素晴らしくても、その土地の良さがないと移住先として選ぶのは難しいですよね。
そこで、まずは豊後高田市がどのような場所なのかをご紹介します。
大分県の北東部、国東(くにさき)半島の西側に位置し、大分市まで約60km、北九州市まで約90kmという場所に位置しています。
・面積:206.24㎡
・人口:21,904人(2024年2月末現在)
豊後高田市は「2024年版第12回住みたい田舎ベストランキング(宝島社)」において、「人口3万人未満の市」のうち、
・全世代対象の総合部門「第1位」
・若者世代・単身者が住みたいまち部門「第1位」
・子育て世代が住みたいまち部門「第1位」
・シニア世代が住みたいまち部門「第1位」
に選ばれているという期待が膨らむ市です。
これは全国初の4年連続1位で、全国で唯一「12年連続ベスト3」を達成しているそうですよ。
※全国の市町村を対象に宝島社が独自のアンケートを実施した結果により決定されたものです。
参考:【全国初】12年連続ベスト3達成!-宝島社「2024年版第12回住みたい田舎ベストランキング」-|豊後高田市ホームページ
・最高平均気温:32.0℃(8月)
・最低平均気温:1.1℃(1月)
・最高平均日照時間:225.0時間(8月)
・最低平均日照時間:132.8時間(12月)
・最高平均降水量:260.8mm(6月)
・最低平均降水量:47.8mm(1月)
豊後高田市は山や海に囲まれているため、とても魅力的な食材が豊富です。
そんな豊後高田市の美味しいものをご紹介します。
※画像提供:豊後高田市
2002年からそばへの取り組みが始まり、今では西日本一といわれるそばの栽培面積を誇るといわれています。
栽培は自治体や大学などが連携して指導を行い、市内で生産~加工~手打ちまでが同じ土地で行われるため、移動によるストレスが少ないのだそう。
また、そばの認定制度があり、一定のスキルや条件を満たすことで、認定店として美味しいそばを提供することができます。
現在は11店の認定店があるそうです。
※画像提供:豊後高田市
こちらも栽培面積西日本一、市町村別の産出額は全国で3位を誇る白ねぎ。
ミネラルたっぷりな土壌で育った白ねぎは甘みがあり、消化促進や代謝向上など健康促進にも最適ですので、鍋などでも大活躍間違いなしです。
※画像提供:豊後高田市
豊後高田市のオリジナルブランド牛で、大分県産のお米を200kg以上与えて飼育されています。
また、生産から流通まで大分県産にこだわった逸品だそうです。
父は和牛、母は乳牛で、霜降りの脂の美味しさや赤身の牛本来の旨味を味わえ、美容オイルにも多く含まれるオレイン酸が豊富なため、女性にもおすすめですよ。
豊後高田市に訪れた際に一度立ち寄って欲しいおすすめのスポットをご紹介します。
昭和30年代をテーマにした昔懐かしい雰囲気を味わえるのが「昭和の町」。
その時代の人でなくても、懐かしさを覚える街並となっています。
また、昔ながらの無料ボンネットバスでの市内の周遊も楽しみの一つです。
海岸線を走る国道213号沿いにはたくさんのロマンティックなスポットが点在しています。
このスポットを結ぶ約20㎞は恋が叶う「恋叶(こいかな)ロード」と呼ばれ、海風に吹かれながらのドライブを満喫できます。
国東半島の先端に位置する長崎鼻は花とアートの岬として知られ、春には2,500万本もの菜の花が東京ドーム3.7個分の広さで咲き誇ります。
3月~4月で開催される「菜の花フェスタ」では菜の花を使った料理や期間限定の茶屋、キーワードラリーなどの楽しいイベントが満載です。
ここまで豊後高田市の様々な魅力をお伝えしてきました。
そんな豊後高田市は移住・定住のための支援策が豊富で移住希望者が殺到しているとのこと。
ここからは移住をしたい方、移住に興味がある方におすすめする豊後高田市のスゴイ移住・定住支援策をお子さんがいるご家庭をメインとした内容でご紹介していきます。
「空き家体験プログラム」:バスに乗って一日で8件近くの物件を見学します
「空き家バンク仲介手数料助成事業」:不動産業者に契約等の仲介をお願いする際に、上限額5万円まで補助金が受け取れます
「レンタカー費用奨励事業」:空き家を探す際にレンタカーを利用する場合、1日2,500円(最大4日)が支給されます
簡単に移住といっても、引っ越し費用や人によっては就職問題が発生します。
そんな不安を和らげてくれるのが、移住支援金や移住応援給付金です。
ここではその一部をご紹介します。
「おおいたジョブナビ」掲載企業に就職した移住者やテレワーク移住者など」:2人以上の世帯には100万円、単身者には60万円が支給されます。さらに子育て世帯にはこども1人につき30万円が支給されます
「ムーブイン就労家賃応援金」:大分県外や豊後高田市外からの移住者に対して家賃の1/2の額が支給されます。ただし、市外在住者上限5万円、県外在住者上限10万円となります
「子育て世代いらっしゃい引っ越し応援金」:引っ越し業者に支払った実質額相当分を上限10万円として支給されます
豊後高田市は子育て支援も充実しており、全国トップレベルを目指しているとのこと。
子育て家庭の方はこれを見たら、きっと移住したいなぁと思いますよ。
子どもが多いほど親の負担は増します。
そこで助かるのが、祝い金です。
こちらは、子どもの人数により祝い金をもらうことができます。
例えば第5子の場合、6歳までに最大200万円が支給されます。
※妊娠時、出産時の5万円は、国の出産・子育て応援給付金として支給
妊婦さんの定期健診14回分が無料で受けることができます。
妊婦さんが健康保険を適用するような病気・ケガ・歯の治療などを受診した際にかかる自己負担分を市が負担してくれます。
産婦健康診査(出産後の健診)に必要な費用が2回分無料となります。
0歳から18歳(18歳到達後最初の3月31日まで)の子どもの医療費で自己負担分を助成してくれます。
子どもの年齢や世帯所得などに関わらず保育園保育料・幼稚園授業料がすべて無料となります。
給食費問題は度々ニュースになっていますが、豊後高田市では中学校までの給食費がすべて無料で提供されます。
豊後高田市では「学びの21世紀塾」を運営しており、幼児~中学生まで無料で利用できます。
そこでは元教師や市民の方が協力して算数や国語、英語、パソコンなど様々な学習を支援しています。
2022年度からは一部の高校生も対象に大学受験のための公設民営塾「うみね」も無料で提供しているそうです。
市外からの通学者も含め、大分県立高田高校に通う全ての生徒の授業料が無料となっています。
その他、子育て支援拠点や予防接種助成、学校での1人1台のタブレット使用環境の整備などとても子育て支援策が充実しています。
それにしても、保育料や塾まで無料とは驚きですね。
これらの支援はふるさと納税を財源としているようです。
詳細な条件などは豊後高田市に確認してみてくださいね。
※画像提供:豊後高田市
ここまでご紹介したような子育て支援策や各種申請などについて様々な情報が掲載されているのが、「ぶんごたかだの子育てサイト」です。
ここを見れば子育てに関するあらゆる情報を入することができます。
ぜひチェックしてみてくださいね。
今回はファミリー向けにスポットを当てた移住・定住支援策の一部をご紹介しましたが、他にも本当に多くの支援策が講じられています。
全部見るのが大変なぐらいです……(笑)
ぜひ、ご興味のある方は一度支援策一覧を覗いてみてはいかがでしょうか?
掲載している情報は、執筆時点のものとなります。
最新の情報は以下にてご確認ください。
名称:地域活力創造課 定住促進係
住所:〒879-0692 豊後高田市是永町39番地3
電話番号:0978-25-6392