子どもの好奇心を高める、社会性を育む、子どもの将来につながる…など、子どもの成長にさまざまな影響を与えるといわれる習い事。
育児中のママやパパのなかには、いつ始めるとよいのかや、どのような習い事をさせるとよいかなど悩む方も多いのではないでしょうか。
今回、KIDSNA STYLE読者のママたちを対象に、習い事に関するアンケート調査を実施。
子育て世代の習い事事情についてお伝えしていきます。
※記事転載元:KIDSNA STYLE
子どもの好奇心を高める、社会性を育む、子どもの将来につながる…など、子どもの成長にさまざまな影響を与えるといわれる習い事。
育児中のママやパパのなかには、いつ始めるとよいのかや、どのような習い事をさせるとよいかなど悩む方も多いのではないでしょうか。
今回、KIDSNA STYLE読者のママたちを対象に、習い事に関するアンケート調査を実施。
子育て世代の習い事事情についてお伝えしていきます。
※記事転載元:KIDSNA STYLE
まずは、乳幼児期や未就学児期の子どもをもつママたちに、子どもが習い事に通っているかどうかを聞いてみました。
Q. 習い事に通っていますか?
※画像提供:KIDSNA STYLE
習い事に通っていると回答したママが47.2%と、約半数に上りました。
また、検討しているという回答をあわせると、実に9割近くになり、保護者が習い事に前向きであることがわかりました。
少子化が加速する一方で、保護者の教育観は日々高まる傾向にあるようです。
学校だけでは身につけられないスキルを身につけたいと考えたり、幼少期の早い段階から子どもの才能や興味を伸ばしたいと考えているようです。
ママたちが悩むポイントのひとつに、どのような習い事をするかということがあるのではないでしょうか。
現在習い事に通っていると回答したママたちに、習い事の種類について聞きました。
Q. 現在の習い事は何ですか?
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水泳、英会話、体操がTOP3という結果になりました。
水泳は以前より体力づくりの習い事として人気のイメージがあります。
また、英会話については、幼少期からはじめることで英語耳の習得など、自然と英語を身につけられるという良さがあるかもしれません。
ほかには、ダンスや音楽といった回答もみられ、多様化する習い事の中で、時代に応じたトレンドがあることもわかりました。
“体力づくりや運動能力の向上につながるし、学校の授業で役に立つと思いました。”
“子どもの得意なことで、本人のやりたいという意思を尊重しました。”
“将来役立つと思います。”
“友人にすすめられてはじめました。”
水泳や英会話といった習い事は根強い人気があり、柔軟性やバランス感覚を身につけられる、子どもの将来を見据えている、といった保護者の思いがうかがえます。
なかには、本人のやってみたいという気持ちを大切にしているという声もありました。
子どもにどのような習い事をさせるか決めるとき、ママたちはどこから情報を得ているのでしょうか。
Q. 習い事を選ぶ際、情報収集はどこでしていますか?
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WEBサイトと回答した方がもっとも多く、次いで知人・友人、Instagram、ママ友と続く結果になりました。
身近なツールを使って気軽に検索できるWEBサイトは、忙しいママたちにぴったりの情報収集源になっているようです。
Q. どんな人がおすすめした習い事をさせたいと思いますか?
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ママ友や知人・友人、家族、保育士など、身近な人がおすすめする習い事をさせたいと回答したママが多いことがわかります。
子どもを預ける環境を選ぶためには、信頼できる人からの情報かどうかは大切な要素かもしれません。
また、たくさんある中でどのスクールがよいのかや、家から通えるかどうかといったことも重要なポイントになっているでしょう。
Q. 習い事にかかっている月々の費用を教えてください。
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1万円以上という回答が62%と半数を超える結果になりました。
可能であれば、たくさんの習い事を経験して子どもの可能性を広げてあげたいというのが親心でしょう。
習い事の種類はもちろん、地域や習い事のレベルによっても変わりますが、家庭それぞれの考え方に応じて、費用を確認しながら習い事の数や種類を決めていけるとよいですね。
ひとつの習い事をじっくりという場合もあれば、スポーツ系と勉強系どちらもという場合もあり、家庭によって習い事への姿勢はそれぞれです。
一方で、いくつも習い事を始めてしまうと、家計にとって大きな負担になってしまうことも事実でしょう。
そこで、習い事の月謝が家計にどの程度負担になっているか、聞いてみました。
Q. 費用について負担に感じていますか?
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43%が負担に感じていないという結果になりました。
また、習い事にかけてもいいと考える月々の費用は1万円以上という回答が半数超えだったことからも、習い事を長く続けたときにも家計を圧迫しないよう、保護者がうまく資金計画していることもわかりました。
子どもの習い事にそれだけの意味を見出し、さらに今後にも期待している親の気持ちの表れかもしれません。
習い事に通っていると、子どもが辞めたいと言い出して悩むことも多いでしょう。
では、過去に通っていて辞めてしまった習い事はあるのでしょうか。ママたちに聞いてみました。
Q. 過去に習っていて辞めてしまった習い事は何ですか?
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現在通っている習い事の上位にも入っている水泳と体操が多い結果になりました。
“子どものやる気がみられなくなりました。”
“ほかの習い事をはじめ、費用の負担が大きくなってしまいました。”
“先生との相性がよくなかったので辞めました。”
“お昼寝の時間とかぶって行けない日が続いてしまいました。”
さまざまな回答があるなかで、子どものやる気がみられなくなったという声や子どもの意思で辞めることを決めたという声が多くありました。
習い事をする多くの子どもが辞めたいと言い出す傾向にあり、そんなとき、どのように対処すべきか悩む保護者は多いようです。
子どもの将来の選択肢を広げる習い事は、続けることに意味がある場合もあります。
まずは子どもの気持ちに寄り添いながら、辞めたいというレベルを見極めることも重要かもしれません。
早期教育への関心も高まり、小学校や中学校での受験への関心も高まってきている近年。
当たり前のように習い事への関心も高まってきています。
習い事を始めることで、たくさんの成長の機会を得ることができ、失敗したり成功したりしながら「好き」につながることが見つかるかもしれません。
また、習い事は家庭のさまざまな都合や子どものやる気にも大きく影響します。
今回の調査を参考に、さまざまな選択肢のなかで自分の子どもの可能性を広げるような選択ができるとよいですね。