国内外から多くの観光客が訪れる広島県の観光名所・宮島。牡蠣や穴子飯、にぎり天など、おいしい食べ物がたくさんあります!
たくさんあるグルメの中でも、外せないのが「もみじ饅頭」。一度は食べたことがある人も多いはず。そんなもみじ饅頭の手焼き体験が宮島でできることをご存じですか?
今回は、やまだ屋さんに取材許可をいただき、もみじ饅頭の手焼き体験をしてきました!
国内外から多くの観光客が訪れる広島県の観光名所・宮島。牡蠣や穴子飯、にぎり天など、おいしい食べ物がたくさんあります!
たくさんあるグルメの中でも、外せないのが「もみじ饅頭」。一度は食べたことがある人も多いはず。そんなもみじ饅頭の手焼き体験が宮島でできることをご存じですか?
今回は、やまだ屋さんに取材許可をいただき、もみじ饅頭の手焼き体験をしてきました!
今回体験に訪れたのは、広島県廿日市市宮島にある「やまだ屋 宮島本店」。宮島表参道商店街の入り口にあるお店で、1階はもみじ饅頭を含むやまだ屋のお土産を販売しています。体験を行うのは、店舗2階。
小学生の娘と中学生の息子が、実際にもみじ饅頭手焼き体験をしてきました。
まず、2階の体験コーナーで受付と支払いをします。支払いは現金のみなので気をつけてくださいね。
荷物を置いたら手洗いをしてエプロンをつけます。エプロンは水濡れや火に強いそうで、子どもが体験するのにも安心! 小さい子用に踏み台も用意されていたので、小学生の娘でも焼き台の高さがぴったりになりました。
体験で使う道具や用意されている材料の説明を受けます。焼き台は火を使うので、注意するポイントもしっかり聞いておきましょう!
実際に火をつける前にもみじ饅頭の金型にも触って、使い方の予習をしておきます。
焼き台に火がついたら、金型を170℃まで温めます。両面を30秒ずつ、計6回温めていきます。
一気に温めないのは、両面の温度を均等にするため。焼き上がりに影響するので、時間を測りながら温めましょう!
温まった金型の両面に油を塗っていきます。ちょっとドキドキしていました。
油が塗れたら準備OK! いよいよ生地を流していきます。
金型の7分目まで生地を流し入れていきます。手焼き体験で使う生地は、実際に売られているもみじ饅頭の生地とまったく同じもの! 小麦粉や砂糖が入っている、やまだ屋オリジナルの配合です。
具を生地の上に乗せていきます。手焼き体験で使うもみじ饅頭の具は、2種類。「こしあん」と「チョコ」です。こしあんは、実際に販売されているものと同じものを使います。ちなみに、やまだ屋のもみじ饅頭の中で一番人気なのが、この“こしあん”なのだそう! 4回水にさらした「さらしあん」を使っているので、口あたりがやさしいのが特徴です。
もう1種類のチョコは、季節によって変わる場合があるとのこと。過去には、いちご餡や栗餡などが登場することもありました。
具を乗せたら生地を上から流します。このとき、もみじの模様からはみ出ることがありますが、大丈夫! 「羽根ができて、パリッとしているのでそこもおいしいですよ」と店員さんは話してくれました。
金型を閉じ、両面30秒ずつ、計6回じっくりと焼いていきます。はみ出た生地がこんがり焼ける匂いがしてきておいしそう……!
このとき、金型をギューッと押さえてしまうと、生地に入っている膨らませる成分が爆発することがあります。焼いている時間は金型から手を離しておくのが安心です。
金型を開けると、こんがり焼けたもみじ饅頭の姿が……! 竹串を使って型から外していきます。普段は焼きたてのほかほか状態を手に取ることがないので、満足そうな笑顔が見られました。
作ったもみじ饅頭は、袋に入れて持ち帰ります。帰りには手土産にやまだ屋の売上No.1「桐葉菓(とうようか)」もいただきました。
なお、作ったもみじ饅頭は2階で食べられませんが、1階のベンチでは飲食OK! 作りたての温かいままを、その場で楽しむことができます。
持ち帰りもできますが、消費期限は24時間なので早めに食べましょう。また、焼きたてなので通常のもみじ饅頭より良い匂いが鹿を誘います。持ち帰るときは鹿に取られないよう注意してくださいね。
所要時間は約40分。あっという間に終わりました。
息子は「楽しかった~!」とご満悦。自分で作ったもみじ饅頭は、いつもよりおいしく感じられたそうです。娘は、「ドキドキしたけど、自分にもできた!」と、自信に繋がった様子。通常売られているもみじ饅頭は、羽根が取られた状態なので、羽根付きが食べられるのはこの手焼き体験ならでは。あえて羽根ができるように焼く人もいるそうですよ。
これからもみじ饅頭を食べるときには、この日のことを思い出しながらもっとおいしく感じられそうです。
※予約で満席となり、当日受付ができない場合もあります。
※予約状況により、開始時間、実施回数が変更となる場合があります。