夏じまいにしておきたいお手入れ5選。心地よく秋を迎えるための準備を

公開日:2025/09/09

夏じまいにしておきたいお手入れ5選。心地よく秋を迎えるための準備を

暑さも落ち着きを見せてきた近頃。秋がすぐそこまでやってきています。そんな過ごしやすくなった今こそ、夏じまいとしてお家の中のお手入れをしておくのがおすすめです。

そこで本記事では、このタイミングですませておきたいお手入れを5つ紹介します。夏じまいをしておくと冬の大掃除が楽になるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

エアコンの掃除

夏の間に大活躍してくれたエアコン。冬までの間にお手入れをしておきましょう。フィルターを洗い、干してしっかり水気を飛ばします。エアコンの外側やルーバーは、水に濡らして固く絞った雑巾で拭きます。

割り箸に布の切れ端を巻きつけ輪ゴムで止めると、簡易なお掃除棒としてルーバーの掃除に役立つのでおすすめです!

また、室外機のお手入れも忘れずに。室外機の周りの草や枯れ葉を取り除いておきます。ドレンホースに汚れが詰まることや虫が入っていることがあるので、ドレンホースの中を覗いてチェックも忘れずに。

 

外に設置される室外機は、多少水に塗れても大丈夫なので、拭き掃除をしておきます。室外機の裏側の熱交換器に、汚れがついていないかも確認!ここが詰まっていると効率が悪くなり電気代も高くなってしまいます……。汚れている場合は掃除機で吸ってくださいね。

 

自分でのお手入れと合わせてクリーニングを業者にお願いする場合は、予約が混み合わないこの時期が◎。料金も繁忙期より抑えられることもありますよ。

シーツの浸け置き洗い

夏の寝具は汗や皮脂をたっぷり含んでいるので、夏の終わりにはいつもの洗濯にプラスして浸け置き洗いをするのがおすすめです。浴槽に40℃くらいのお湯をはり、シーツと酸素系漂白剤を入れて揉み込みます。30分ほど放置してから水ですすいで洗濯機で洗濯すると完了!

 

酸素系漂白剤は塩素系の漂白剤と違い、色柄物にも使えるのがうれしいポイント。シミや黄ばみを落とすほか、除菌や消臭効果にも期待できるので、まさにシーツを洗うのに適しているんです。

 

実際に使ってみるとびっくりするほど茶色く濁った水が出てきて、こんなに汚れたシーツで毎日寝ていたのか……! と恐ろしくなるほどの効果がありました。夏の汚れは夏のうちに落としておきたいですね。

日傘のお手入れ

体感温度も変わるとあって、日傘を利用している人も多いはず。知らず知らずのうちに砂やホコリがついているので汚れを落としておきましょう。

基本は水を含ませたスポンジや布で日傘の表面を拭いていきます。縫い目周辺は歯ブラシでやさしくこすると汚れが落ちやすいですよ。普段はしっかり見ることが少ないので気づきにくいですが、お手入れをしていると小さな汚れがちらほらついていました。

 

汚れがひどい箇所は10倍以上に薄めた中性洗剤を含ませて洗い、水を含ませたスポンジなどで洗剤を流します。

洗い終わったら、風通しの良い日陰で干して水気を飛ばしてから畳んで保管しましょう。保管するときは、湿気が少ない冷暗所がおすすめです。乾燥材や防虫剤を一緒に入れておくと湿気や虫から守れて安心です。

 

一般的な日傘はポリエステルやナイロンを使用しているのですが、レースやシルク素材は水が使えないので、ブラシで汚れを落としてお手入れしてくださいね。

ビーチグッズの清掃

夏のレジャーで海やプールに行った人も多いのではないでしょうか?塩分や薬品、汚れなどを落としてから保管しないと劣化に繋がりますよ。

 

浮き輪やビーチボールなどは、膨らませた状態で水で洗います。汚れが気になる箇所はスポンジやタオルでこすり、日陰で干して乾燥させます。空気を抜くのは完全に乾いてから!乾く前にしぼませてしまうと、シワに水気が残ったままになることがあるので注意してくださいね。

製氷機のクリーニング

夏に大活躍する製氷機。冷蔵庫についている自動製氷機を使用している人は、定期的にお手入れして菌の繁殖を防いでくださいね。使うのはクエン酸と、食紅。

まずは、給水タンクを中性洗剤とスポンジでよく洗い、冷蔵庫の中も拭いておきます。

給水タンク300mlに対し、クエン酸は大さじ1、水が色づく程度の食紅を入れて冷蔵庫にセットします。食紅の色が出なくなるまで氷を出したらお手入れ完了!食紅をつけることで、掃除している氷と使える氷の見分けがつくので便利です。

量の調整がめんどうな人は、100円ショップでクエン酸と食紅がすでに混ざった洗浄剤も売られていますよ。

 

氷の出番が少なくなるころがお手入れの目安です。ほおっておくとカビが生えることもあるので、定期的に掃除してくださいね。

まとめ

夏の終わりに身の回りのお手入れも終わらせると、気持ちもスッキリ秋を迎えられます。とくに、レジャーグッズなどは次の夏まで出番がないため、念入りにお手入れしておかないと劣化の原因にもなるでしょう。ぜひ参考に、今年の夏の終わりにシーツや日傘などをお手入れしてみてくださいね。


文/丸山希

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