【後悔・失敗しないために】幼稚園選びの時にチェックしたい10のポイント

公開日:2021/11/26

【後悔・失敗しないために】幼稚園選びの時にチェックしたい10のポイント

お子さんが日々通うことになる幼稚園、

その子にあっていて、楽しく過ごせる園を選びたいですよね。

 

お家から通える範囲に複数幼稚園があると、どこに通ったらよいか迷ってしまう……。

しかもどの園を選べばいいか、特に初めて園選びをするママ・パパはとっても不安に感じることでしょう。

 

入園希望は併願できる場合もありますが、専願と指定される場合もあります。最終的に通える幼稚園はひとつなので、ある程度希望する園を絞っておく必要があります。

 

そこで今回は、幼稚園選びの際にチェックしたいポイントを10個に絞ってご紹介します。

 

 

【幼稚園選びでチェックしたいポイント10カ条】

 

それぞれについて詳しく紹介していきます!

 

 

①お弁当か、給食か

 

入園後の生活に影響すると言っても過言ではない「お昼ごはん問題」。

お弁当なのか、給食なのか、園によって違ってきます。

給食室を完備している園もあれば、毎日お弁当の園もあり、方針が異なります。

 

園によっては、登園日ごとにお弁当と給食のどちらかを選択することが可能な場合も。

 

お弁当作りが負担に感じる場合は、給食があるかどうか確認しておくと良いでしょう。

ただ、子どもが少食だと給食は多すぎて食べきれず、量を調整しやすいお弁当で良かった、といった声も聞きます。

 

ママ・パパの負担や食に対する考え方、そして子どもの食の進み具合なども見ながら検討すると良いかもしれませんね。

 

②通園バスの有無

 

幼稚園の中には、バス送迎を行っているところも。

通園バスがあれば、自宅から少し遠い園も選択肢に入れることができますよ。

 

バス通園のメリットは、なんといっても登園が楽になること。

場合によっては、家のすぐ目の前までバスが来てくれるので、悪天候の日でも登園が格段に楽になります。(警報発令時などは運休することがありますので、確認が必要です)

 

また、バスが到着する時間が決まっているので登園リズムを整えやすいことも利点のひとつ。

 

ただし、基本的にバス送迎はオプションなので、当然ながら費用がかかります。

3000〜4000円を目安に考えておくと良いでしょう。

 

③預かり保育の有無

 

「幼稚園入園後は少し働き始めたい」と思っている方や、

家庭の事情などで延長保育を利用したい場合は、

預かり保育の利用可否を確認しましょう。

 

なお、利用条件や費用は園によって異なるので、気になる場合は入園説明会などで詳しく聞いて比較検討するのがおすすめです。

 

④園行事や保育時間

 

幼稚園での楽しみといえば、園行事ではないでしょうか?

運動会や発表会以外にも、お泊り保育や夏祭り、宗教行事など、園によって特色ある行事が行われます。

 

力を入れている行事も園によって異なり、数ヶ月かけてたくさん練習をする場合も。

クラスの一体感や子どもたちの達成感が生まれ、本番は感動の嵐!

ですが、練習に疲れ元気がなくなってしまう子も……。

 

行事の多い少ないや力の入れ具合は、確認しておくと良いでしょう。

 

また、保育時間もさまざま。月曜日〜金曜日で、午後2時まで保育する園があれば、水曜日は午前保育としている園もあります。

 

通園後の生活スタイルにも関わるので、事前にチェックしておくと安心です。

 

⑤役員や係などの制度

 

幼稚園は保育園と違い、保護者が役員や係など受け持つ必要があり、親の負担が多いのでは、と懸念する方も多いのではないでしょうか。

 

役員や係についての考え方は、園によってもそうですが、その時の園長や担任の先生の方針、役員会会長の方針などでも変わってきます。

 

この辺りは入園してみないとわからない部分もありますが、大枠は決まっているので園のホームページなどで調べておくと良いでしょう。

 

⑥設備の状況や園庭の広さ

 

園を見学する機会があれば、ぜひチェックしたいのが設備の状況です。

 

プールや屋上菜園、遊戯室や図書室など、さまざまな設備を備えています。また、園庭の広さや遊具なども見てみてください。

 

園庭が広いと、外遊びの時間にのびのびと過ごせます。

太陽の下での豊かな遊びは、子どもの成長にとって大切な要素のひとつ!

 

芝生の園庭があったり、裸足保育を実施していたりと、園庭での過ごし方も知っておくと良いでしょう。

 

また、保育室が整理整頓できているか、トイレは衛生的か、なども気になるポイント。

古い施設でも掃除が行き届いていて、清潔さが保たれていれば、子どもたちも快適に過ごせるはずです。

 

⑦降園後の習い事オプション

 

外部の教育機関などと提携し、降園後に参加できる習い事教室を実施する園があります。

 

保育終了後そのまま習い事ができるので送迎の負担が減りますし、仲良しのお友達と一緒に参加できることも良い点です。

 

サッカーや体操、書き方、工作などが多いですが、園によってカリキュラムの充実度が異なります。

卒園後も継続して通える場合もあるので、入園とともに新しい習い事を考えているのなら、チェックしてみましょう。

 

⑧教育方針や宗教教育の有無

 

園生活を送る上で軸となるのが、教育方針です。

独自の教育メソッドがあったりと、幼稚園のカラーが特に強く表れる部分でしょう。

 

遊びと学びの割合や、カリキュラムの進め方も園によってさまざま。

 

「子どもをどのように育てていきたいか」という方向性がマッチする園を選ぶと、入園後にギャップを感じにくくなると思います。

 

また、宗教法人が母体の園があります。お寺に隣接している仏教系の幼稚園や、シスターがいるミッション系の幼稚園などです。

 

宗教教育を実施していると、特別な行事があったりお祈りが習慣化されていたり、その園ならではの特色があります。

「神様を信じる心」や「他者を慈しむ心」など宗教教育ならではの学びもあります。

 

⑨在園児や保護者のカラー

 

入園後に後悔しないために確認しておきたいのが、在園児や保護者の様子です。

幼稚園は教育方針など特徴を明確にしているので、なんとなく似たカラーの子どもや親が集まりやすくなります。

 

園見学時などの際に、そのカラーが合うか合わないかを肌で感じることがあるかもしれません。

一概には言えませんが、ぜひその感覚は大切に。

 

どうしようもなく「なんか違う……」と感じたら、見直すこともひとつの手ですよ!

 

⑩先生や園全体の雰囲気

 

園児への接し方や説明会での進行、受付の対応など、先生や園の雰囲気を感じ取れる場面がたくさんあります。

 

ひとつの側面だけで判断するのは危険ですが、そういった細かい部分も気にかけておくと良いでしょう。

 

特に子どもと多くの時間を過ごす先生の雰囲気は、よく見ておきたいです。

園によって若い先生の割合が多かったり、ベテラン保育士さんが多かったりと年齢層やタイプもバラバラ。

 

ママ・パパが「安心して預けられそう」と感じられることが大事だと思います。

 

幼稚園情報はどうやって手に入れる?

 

園の公式ホームページが整っていて掲載情報が充実していると、リサーチの際に困らないのですが、まだまだデジタル面が整備されていない園もあります。

 

初めての幼稚園選びの際は、園情報入手に手こずることも。

どんなところから情報を手に入れれば良いのでしょうか?

 

ママ友や周囲からの口コミ

 

デジタルな世の中ですが、幼稚園関連の情報は口コミが一番強いかもしれません。

 

幼稚園選びの時期になると、習い事や児童館などで「あそこの幼稚園ってどうなんだろう?」と話題になることもしばしば。

 

ママネットワークの情報流通の力はあなどるなかれ。良くも悪くもリアルな情報が耳に入ってくるでしょう。

 

すべてを鵜呑みにせず、最終的には自分の目で確かめ感じたことを信じてください!

 

在園ママに聞く

 

「ママ友がいないと、幼稚園の情報は入ってこないの?」と不安に感じるかもしれませんが、そんなことはありません。

 

筆者の知人は知り合いのいない引越し先で、幼稚園の選択を迫られていました。

 

そんな彼女がどのように情報を得たかというと……街中や公園で見かけた、在園ママに話しかけたそう!

 

実際に通っている方は、園の良い面をたくさん知っているはず!

また、登園してから気づくような細かい情報も聞けるかもしれません。

 

礼儀やTPOをわきまえる必要はありますし、いきなり話しかけるのは少々勇気がいりますが、良い方法だなと感じました。

 

プレスクールに入園する

 

園によっては、未就園児が通うプレスクールを備えています。

 

プレスクールは実際の園生活を体験できる場ですし、入園を希望する方が集まるので情報も手に入りやすいです。

 

子どもにとっても、お友達ができるチャンスにもなりますよ。

 

まとめ

子どもが多くの時間を過ごし、小学校への準備につながる幼稚園。
親の関わりも少なくないため、親子ともに楽しく通える園を選びたいですよね。

わが子を思うあまり、頭を悩ませてしまうかもしれませんが、2〜3園程度に絞ってからじっくり比べていくのがおすすめです。

子どもは柔軟なので「住めば都」ならぬ「入れば都」精神で、入園後は楽しく過ごす方法を見つけていくはず!

あまり悩みすぎず、自分の中で譲れないポイントを定めて選んでみてくださいね。


文/秋音ゆう

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