公開日:2021/12/21

【おすすめ】クリスマスに読みたいサンタさんの絵本4選

【おすすめ】クリスマスに読みたいサンタさんの絵本4選

クリスマスの時期が近づいてくると、子どもにサンタクロースのお話をするご家庭も多いでしょう。

でも、「サンタさんはプレゼントを持ってきてくれる」というのはわかっていても、サンタさんやクリスマス、プレゼントとの関係については、あまりピンときていないお子さんもいるかもしれません。

 

わが家の息子たちにも、クリスマスの時期が近づくたびにサンタさんの話をしてきましたが、

サンタさんを理解し心躍らせるようになったのは2、3歳頃でした。

 

せっかくなら、もっとクリスマスにワクワクしてほしい!

それなら、クリスマスやサンタさんを描いた絵本で、その楽しみを伝えてみませんか?

 

そこで今回は、クリスマス当日を心待ちにしながら親子で楽しめる、サンタさんとクリスマスの絵本をご紹介します。

 

『あのね、サンタの国ではね…』

『あのね、サンタの国ではね…』(絵:黒井健 文:嘉納純子/偕成社)は、

サンタさんがどんな生活をしているのか、が1年を通して描かれている絵本です。

 

この絵本に出てくるサンタさんは、一人ではありません。

サンタの国には、「グランサンタ」と呼ばれるリーダーのサンタさんを中心に、

個性豊かなさまざまなサンタさんが登場します。

 

子ども達からのお礼の手紙に喜ぶ姿や、夏休みを楽しむ姿になんだか親近感がわいてきます。

「プレゼントのおもちゃはどんな風に作られているの?」という疑問にも、夢のある表現で答えてくれていますよ。

 

毎年ワクワクを届けてくれるサンタさんの日々の暮らしを垣間見ることができ、クリスマスシーズン以外にも読みたくなる絵本です。

 

「サンタさんってなあに?」と気になり始めたお子さんへのファーストクリスマスブックとしてもおすすめですよ。

 

あのね、サンタの国ではね…


『サンタクロースとあったよる』

 

“The Night Before Christmas”(『クリスマスのまえのばん』)という詩をご存じですか?

これは1823年にアメリカの新聞で発表されたクレメント・クラーク・ムーアの詩です。

この詩には、ある家庭の父親がクリスマスイブの夜に目撃した、贈り物を届けにきたサンタクロースの様子が描かれています。

 

「8頭のトナカイを連れソリに乗ってやってくる」

「白いひげが生えている」

「ふくよかでまんまるなお腹」といった

私たちが知るサンタさんのイメージは、この詩から広がっていきました。

 

“The Night Before Christmas”は世界中で愛されている詩のひとつで、この詩を原案とした絵本がたくさん出版されています。

 

ここでご紹介する『サンタクロースとあったよる』(詩:クレメント・クラーク・ムーア 絵:ホリー・ホビー 訳:二宮由紀子/BL出版)は、子どもたちにもわかりやすい言葉でこの詩を翻訳した絵本です。

 

あたたかい暖炉や大きなクリスマスツリー、外に広がる一面の雪景色……。

「クリスマス」と聞いて、私たちがワクワクした気持ちで思い描く光景が繊細なタッチで描かれています。

 

そしてこの絵本の中には、父親以外にもう一人の小さな目撃者の姿も。

そんな遊び心も込められた素敵な一冊です。

 

美しい言葉が並ぶ原文もぜひ一度読んでみてください。

“The Night Before Christmas”をテーマにした絵本を毎年1冊ずつ増やしていくのも楽しいかもしれません。

 


『サンタクロースっているんでしょうか?』

 

少し大きくなったお子さん(6、7歳)向けの絵本もご紹介します。

 

今から120年以上前のこと、アメリカのニューヨーク・サン新聞社にとある投書がありました。

それは、8歳のヴァージニアという女の子からの手紙で、

「友達にサンタクロースはいないと言われたけど、本当にサンタクロースはいるの?」という質問が書かれていました。

 

少女からの質問に答える形でフランシス・チャーチという記者が社説を書き、新聞に掲載されました。

この社説は多くの反響を呼び、長い年月が経った今でも世界中で読まれています。

 

日本では、1977年に絵本として『サンタクロースっているんでしょうか?』(作:ニューヨーク・サン新聞「社説」 絵:東逸子 訳:中村妙子/偕成社)が出版され、ロングセラーとなっています。

もしかしたら子どもの頃に読んだことがある、という方もいるかもしれませんね。

 

年齢が高くなってくると友達からの言葉などをきっかけに、サンタさんの存在を疑い始めることも。

 

この投書をしたヴァージニアもその一人。

「信じたいけれど、友達の言葉も気になる……」

この不安な気持ちに寄り添い、勇気を与えるあたたかい言葉が並ぶ回答は大人の心も揺さぶりました。

 

「目に見えないことを信じる素晴らしさ」について優しく書かれており、自分自身を信じようと思える一冊です。

 

良くも悪くも子どもたちの周りにさまざまな情報があふれている今、

「何を信じるべきか」と悩み、選択をしていく機会も多くなっています。

100年以上昔に書かれた文章ですが、その内容は普遍的でいつの時代も大切にしたいことです。

 

はじめは子どもたちには内容が難しいかもしれませんが、

毎年のクリスマスに親子でこの絵本を読めたら素敵だなと感じます。

きっと心の支えになることでしょう。

 


『メリークリスマス-世界の子どものクリスマス-』

 

クリスマスは実は、その過ごし方や考え方、習慣は各国ごとに特徴があるということをご存知でしょうか?

 

『メリークリスマス-世界の子どものクリスマス-』(画:市川里美 文:R. B. ウィルソン 訳:さくまゆみこ/BL出版)は、そんな世界のクリスマスの文化が描かれた絵本です。

 

文章量が多いのですが、国ごとに章がわかれているので少しずつ読み進めていくと良いですよ。

 

こちらの絵本には、国ごとの風習だけでなく、

イエスキリスト生誕の物語も詳しく描かれているので、

クリスマスについて知るのにベストな一冊だと思います。

 

もちろん、サンタさんについても描かれていますよ。

アメリカやイギリスは、私たちにも馴染み深い赤い服を着たサンタさんが親しまれていますが、

オランダやポーランドではそのモデルとなった聖ニコラウスがメジャーです。

 

絵本の中には名物料理のレシピやクラフトの作り方、聖歌の紹介もあり、

何度読んでも飽きず大人も楽しめるはず。

表紙も素敵で、クリスマスのワクワクした気持ちをより一層盛り上げてくれると思います。

 


まとめ

クリスマスを待ちながら楽しめて、「サンタさんってどんな人なんだろう?」と親子の会話にもつながる絵本をご紹介しました。

サンタさんを心待ちにしながら、クリスマスまでの楽しい時間を過ごしてくださいね。

文/秋音ゆう

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