年末年始に家族で楽しめる!幼児向けボードゲーム4選

公開日:2021/12/28

年末年始に家族で楽しめる!幼児向けボードゲーム4選

 

家族でゆっくり過ごす年末年始。

なにをして過ごそうかな?と悩んだら、ボードゲームに挑戦してみませんか?

 

ボードゲームというと、すごろくやオセロなどを思い浮かべる方も多いと思います。

幼児にはまだ難しいイメージがありますが、実は2〜3歳から楽しめるものもあるんです。

 

日本ではまだ馴染みの薄いボードゲームですが、ボードゲーム大国として知られるドイツでは、

家族や友人と過ごす時間にボードゲームを楽しむことが多く、幅広い年齢層で遊べるものがたくさん発売されています。

 

今回は、家族で過ごすお家時間におすすめの

海外ボードゲームをご紹介します。

 

幼児向けの記憶ゲーム 「テディメモリー」/ラベンスバーガー社

 

「テディメモリー」は、かわいらしいくまのカードを使った神経衰弱ゲームを楽しめます。

 

さまざまな表情のくまのカードは見ているだけでもワクワクするはず。

神経衰弱だけでなく、ごっこ遊びやお話作りゲームにも活用できますよ。

 

遊び方

  • 対象年齢:2歳半〜

  • 遊べる人数:2〜4人

 

12種類のくまのカードが2枚ずつ入っているので、裏返しにしてきれいに並べます。

順番に2枚ずつひっくり返し、同じ絵柄が揃ったらカードをゲット。

揃ったプレイヤーはもう一度カードをひっくり返せます。一番多くカードを集めた人が勝ちです。

 

楽しむポイント

 

幼児向けのボードゲームは対象年齢が3歳からのものが多いですが、こちらは2歳半から遊べます。

 

カードを2枚引いて同じ絵柄を揃える、という簡単なルールがわかれば楽しめます。

カードは厚みがあり丈夫で、多少手荒な扱いにもしっかりと耐えてくれるので、幼児向けゲームとしてとてもおすすめです。

 

わが家の次男が通っていた保育園(2歳児クラス)でもこのゲームが大人気!

お迎えに行くと、みんなで遊んでいる光景をよく見かけました。

 

2〜3歳児は、どのカードがどんな絵柄なのか記憶しながら進めていくのはまだちょっと難しいですが、

意外と偶然に絵柄が揃うことも多く、小学生に勝っちゃうなんてことも!

 

年齢差があっても盛り上がるので、家族時間のお供としておすすめですよ。

 


幅広い年齢層で楽しめる! 「きらめく財宝」/HABA社

 

パパドラゴンが吹き出す炎で溶ける氷の柱から、こぼれ落ちる宝石を集めるちびドラゴンたち。

プレイヤーはちびドラゴンになって、宝石を集めます。

氷の柱がすべて溶け切るまでに一番多くの宝石を集められるのは誰でしょう?

 

遊び方

  • 対象年齢:5歳〜

  • 遊べる人数:2〜4人

 

プレイヤーは1ターンごとに、5色から好きな色の宝石を選びます。

親となるパパドラゴン役のプレイヤーが、真ん中にある氷の柱のリングをひとつ外すと宝石が落ちてきます。

 

選んだ色の宝石を拾って、自分の陣地にキープ。

ゲーム盤には落とし穴があり、この中に落ちた宝石はもらえなくなってしまうので注意!

最後に自分が拾った宝石の数を数え、一番多い宝石を獲得したプレイヤーの勝ちです。

 

楽しむポイント

 

氷の柱を見ながら、どの色の宝石が落ちてくるか予想を立てて進めていくので、

先を読む力が鍛えられるゲームです。

 

宝石が落ちてくる瞬間は、子どもたちもドキドキワクワクすること間違いなし!

 

対象年齢は5歳からですが、

色の認識ができていれば、3歳頃からでも遊べると思いますし、大人が隣について、一緒に進められるのであれば問題なく楽しめます。

 

ただし、宝石の大きさが小さいので、誤飲には気をつけてくださいね。

 


有名な童話をもとにしたゲーム! 子やぎのかくれんぼ/HABA社

 

海外ボードゲームは、内容物のつくりが凝っているものが多く、箱を開けた時のワクワク感も人気の理由だと思います。

 

「子やぎのかくれんぼ」はカラフルな缶のお皿や子やぎのコマがとてもかわいいゲームです。お皿には、ベッドやクローゼットなど隠れ場所の絵柄が描かれています。

 

『おおかみと7匹の子やぎ」のストーリーに沿った記憶ゲームなので、ゲーム前に絵本でお話を楽しむのもおすすめです。

 

遊び方

  • 対象年齢:4歳〜

  • 遊べる人数:2〜4人

6色のお皿の中に子やぎのコマを5匹ずつ入れておきます。

サイコロにはお皿と同じ6色の目があり、振って出た色のお皿に子やぎが何匹いるかを言い当てます。

 

数が当たった場合、そのお皿の中の子やぎを1匹もらえます!

数を間違えると、オオカミのコマが自分のところに回ってきます。

 

自分のところにオオカミのコマがあるときに、もう一度数を間違えると手持ちの子やぎを1匹失ってしまいます。

先に子やぎを7匹集めたプレイヤーが勝ちです!

 

楽しむポイント

 

こちらも記憶力を問われるゲームです。

ゲームが進むごとに変化していくお皿の中の子やぎの数を覚えておかなくてはいけないので、「そこは3匹だったはず」「いや、4匹だった」など、コミュニケーションをするのもアリかもしれません!

 

もし数を勉強中の子どもと遊ぶなら、使用するお皿や子やぎの数を減らして進めてみましょう。

それぞれのボードゲームには規定のルールがありますが、子どもの年齢や発達に合わせて柔軟にルールを変えて遊ぶことができます。

「わが家のルール」を作って遊ぶのも楽しいですよ!

 


ハラハラドキドキ!なバランスゲーム スティッキー/HABA社

 

直感的に楽しめるアナログゲームの代表格がこちらの「スティッキー」です。簡単なルールながらも、ドキドキ感があり盛り上がること間違いなし!

お家でのパーティーゲームとしても、旅行先でのお楽しみとしてもおすすめです。

 

遊び方

  • 対象年齢:6歳〜

  • 遊べる人数:2〜4人

 

色や太さの違うスティックをリングで束ねます。

順番にサイコロを振り、出た色のスティックを引き抜きましょう。引き抜いた時にスティックの束が崩れたらゲーム終了。

引き抜いたスティックの色によって得点が決まっています。ゲーム終了時に一番得点が高い人が勝ちとなります。

 

得点計算が難しければ、「束が崩れたら負け」というルールにしてもOK。

遊ぶメンバーによって、柔軟に遊び方を変えてみましょう。

 

楽しむポイント

 

「束から棒を抜いていく」という単純なルールなので、幼児からお年寄りまで幅広い年齢層で楽しめるゲームです。

療育施設や高齢者施設でも遊ばれています。

棒を引き抜く動作が指先のトレーニングとしてぴったりなので、療育ツールとして活用されることが多いです。

 

実際に療育に通うお友達と息子たちで遊んだことがあり、それぞれの発達の枠を越えて楽しむことができとても感動した覚えがあります。

 

束が崩れないかドキドキしながら棒を引き抜く瞬間はみんな大興奮!

勝ち負けにおいて、運要素が強いところも誰もが楽しめるポイントだと思います。

 


まとめ

幼児向けボードゲームは海外の玩具メーカーから販売されていることが多く、知育要素もあります。
ボードゲームの良いところはたくさんありますが、そのうちのひとつは“偶然性”で勝負が決まるゲームが多いため、年齢や発達の垣根を越えてみんなで楽しめることだと思います。

また「ルールを守って遊ぶこと」「勝っても負けても相手を尊重すること」など、学べることもたくさんあるのがボードゲームです。

“アナログゲーム”とも呼ばれるボードゲームで、デジタルデトックスもできるかも?!
ぜひ家族時間のお供に取り入れてみてくださいね。

文/秋音ゆう

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