上手なママ友との付き合い方とは? 角が立たない断り方のコツ

公開日:2022/01/13

上手なママ友との付き合い方とは? 角が立たない断り方のコツ

お母さんになると、学生時代や社会人になっての友だちとは別に「ママ友」と呼ばれるお母さん同士の友だちができることがあります。

ママ友という存在は、子ども同士を遊ばせたり親同士の悩みを相談できたりと、安心できる心の支えになることもあるでしょう。

 

その一方で、ママ友と聞くと「人付き合いが苦手な自分は馴染めなさそう……」「未知の世界で怖い……」といった、ネガティブなイメージを持つ人も多いですよね。

 

そこで今回は、ママ友との付き合いに欠かせない「お断りの仕方」を紹介します。

上手にお付き合いしていくコツと合わせてチェックしていきましょう!

ママ友とのやりとりが必要になる場面って本当にあるの?

子どもができるまでは無縁だった「ママ友」。

本当にママ友ができるのだろうか? 実際はどの程度のお付き合いがあるのだろうか? と、疑問に思うこともありますよね。

まずは、ママ友との交流ができやすいシーンを3つ紹介します。

保育園や幼稚園

ほとんどの子どもが、保育園や幼稚園に通い集団生活を送ります。

そこで子ども同士が仲良くなり次第に親同士も会話をするように……。

という自然な流れで親しくなることが一般的です。

 

また、親子遠足や運動会、お別れ会など、園のイベント時に仲良くなることがあります。

イベント時には保護者会で連絡を取り合う必要があることも多く、ママ友と親しくなる機会が増えるのです。

 

仲良くなった子ども同士で休みの日に遊ぶ約束をし、そのタイミングで連絡先を交換する人も少なくありません。

習い事が同じ場合

ピアノやスイミング、英会話など、就学前から習い事をする家庭も増えてきました。

習い事の中には、保護者といっしょに参加するものがあるほか、送迎の時間も固定であることからママ友ができる機会が多くなります。

 

また、習い事の待ち時間や習い事が終わってから、話をしたりお茶したりすることもあるようですよ。

家が近所

家が近所であれば顔を合わせることも多く、親しくなる機会が増えます。

近場の公園などで子どもをいっしょにを遊ばせるうちに親も仲良くなっていた、というパターンも珍しくありません。

さらに、家族ぐるみで仲良くなって父親同士が親しくなることもあります。

 

しかし、家が近所の場合は、生活リズムや家庭内の環境などが筒抜けになることもあるため、付き合い方には注意が必要です。

断るときに嘘はNG!相手を傷つけないような決まり文句は?

ママ友とのお付き合いのなかで「ちょっと今回は……」と、お誘いを断りたい場面も出てくると思います。

そんなとき「両親が遊びに来るから」「子どもの体調が良くなくて」など、嘘をついて断るのはNG! ひょんなことから嘘がバレることもあり、相手との関係をこじれさせてしまうかもしれません。

また、嘘の断り文句は、お誘いが続いたときに断りにくくなってしまうことがあります。

 

そのほかにも「買い物に行きたいから」など、出かける予定が理由の断り方は、いっしょに行こう! という流れになることがあるため、極力避けるのがおすすめです。

 

そこで相手を傷つけない断り方の決まり文句は、大きく2つあります。

 

・疲れているので家でゆっくり休みたい

・今日は家事に専念したい

 

「最近忙しくて、ちょっとゆっくり休憩したい気分だから……」「家事に手が回っていなかったので、たまっている家事を片付けたい……」などの理由の場合、相手を傷つけることなくお断りができそうです。

 

同じ主婦であり母親であるからこそ、ママ友の共感を得やすいのもポイントです。

円満に断りたい!角が立ちにくいシチュエーション別お断りの仕方

誘いを受けるのは直接会っているときに限らず、メッセージの場合もあります。

それぞれどのような点に気をつけて断るのがベターなのでしょうか。

直接会って断る場合

保育園や幼稚園の送迎時など、直接会っているときにお茶や遊びに誘われることがあります。

面と向かってのシチュエーションなので、できるだけ和やかに断れるように気をつけたいですね。

このような直接会って断るときのポイントは、2つあります。

 

・誘ってもらえてうれしいことを伝える

・攻撃的な印象を与えないようにする

 

まず、誘ってもらえてうれしいことを前置きとして伝えましょう。

そうすることで、相手に「誘って良かった」と感じてもらいやすくなりますよ。

また、前置きによってワンクッション挟むことで友好的な印象を与えることができます。

そして本題のお断りを伝える際には、攻撃的な印象を与えないよう、声のトーンや話し方に注意したいですね。

メッセージで断る場合

SNSなどのツールが発達し、ママ友同士のコミュニティーでもLINEなどのメッセージを通してやりとりが行われることが多くなっています。

メッセージは便利ですが、相手の表情が見えない分、気をつけることがあります。

 

・なるべく早く返信する

・絵文字やスタンプなどを活用する

 

メッセージで気をつけたいのは、なるべく早く返信すること。

特に複数人でやりとりをするような場合は、予定を空けて待っている人もいるため、早めにお断りの返事をするのがマナーです。

そのとき、文面はなるべく簡潔にまとめるのがおすすめです。

この場合も、誘ってもらえてうれしいことが伝わる一言を入れるようにしたいですね。

 

また、メッセージではこちらの感情が伝わりにくいため、同じような文面でも冷たい印象を与えてしまうことがあります。

スタンプや絵文字などを活用し、自分の感情を伝えるようにしましょう。

誘ってもらえたうれしさが伝わるような明るいものや、行けなくて悲しいションボリしたものだと伝わりやすく相手を傷つけずに断れますね。

ママ友との付き合いで気をつけたいこと3つ

ママ友という未知の友だち付き合いに、不安を覚える人も少なくありません。

「どんなことに気をつけたら良いのだろう」「やってはいけないことってあるの?」という人は、以下のチェックポイントに気をつけてみてくださいね。

1.当人のいないところで噂をしない

人の噂話をするのは良くないこと! と、頭ではわかっていても噂はつきまとうのが現状です。

それでも当人がいないところでの噂話は極力避けるのがベスト! 自分は発言していなくても、その場にいたことでトラブルに巻き込まれることがあります。

噂話が始まったら、そっと輪から外れるのがおすすめです。

2.いきなりプライベートなことは聞かない&話さない

ママ友ができたうれしさのあまり、いきなりプライベートに土足で入りこまないように注意しましょう。

パートナーの収入や貯金額、夫婦や義両親のことなど、聞かれたくない内容は誰にでもありますよね。

こうしたプライベートなことは、親しくなっても聞かないのが無難です。

 

会話の流れで聞くことや話すことになった場合でも、深堀りはせずにサラっと流すのが◎。

3.気負いすぎない

「ママ友付き合いって難しそう」「どんな距離感で接して良いのかわからない」など、不安な側面が勝ってしまい、緊張したり心を開けなかったりすることもありますよね。

気負うあまり、仲良くなりたいのにぎこちなくなってしまう……。なんてことも。

 

ママ友と仲良く円満にお付き合いするためには、気負いすぎないことも重要なポイント。

相手も同じ子どもを持つ母親です。

些細なことは笑って流してくれる人も多いですよ。

もちろん、人付き合いには相性もあるため合わないママ友も出てくるかもしれません。そんなときも、気負わず無理せず適度な距離感でお付き合いをしていくのが良いですね。

まとめ

子どもができると、母親として交友関係も大きく変わります。
独身の頃は頻繁に遊んでいた友だちとも時間が合わなくなり、寂しい思いをすることもあるでしょう。そんなとき、ママ友の存在が励みになることもありますよ。

しかし子どもを介してできた交友関係のため、距離感が難しかったりお誘いの断り方がわからなかったりと、なにかと不安に思うことがあるのも事実です。

大切なのは、嘘をつかずに気負わないこと! お断りするときもその気持ちを忘れないようにしたいですね。

文/丸山希

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