牛乳パックで簡単!楽しい!リサイクル工作を子どもと楽しもう!

公開日:2020/09/07

牛乳パックで簡単!楽しい!リサイクル工作を子どもと楽しもう!

雨の日や暑い日、寒い日などなかなか外出できないことってありますよね。ずっと家にいると子どもが暇になったり、テレビやゲームばかりしたりしてしまうことも多いのではないでしょうか?

 

そんな時には、お金を掛けずに適度に時間を使えて、楽しめる工作に挑戦してみましょう!親子で一緒に作れば、コミュニケーションを図ることもできますし、子どもも親も笑顔が生まれてくるのではないかと思います。

 

普段から牛乳やジュースなどのパックを洗って保存しておくと、いつでも工作ができますので、1~2本ぐらいだけでも取っておいてみてください。

 

簡単で楽しい工作をしつつ、工夫する力や考える力を養ったり、完成させる達成感などを味わったりできると良いですね。では、早速、作ってみましょう!

むくむくおばけの作り方

概要

ストローから息を吹き込むと、牛乳パックのふたが開いて中からおばけがむくむく~と出てきます!小さい子はきっと何度も何度もやってしまうでしょう。

材料

  • 牛乳パック(500ml)

  • はさみ

  • きり

  • 傘袋

  • マジック

  • セロハンテープ

  • 曲がるストロー

作り方(1)上部を切り取る

牛乳パックの上部を図のように切り取ります。最初の切り込みがやりにくい場合は、パックをつぶしたり、カッターやきりで穴をあけて、そこからハサミを入れたりして、切ってみましょう。この切り離した上部は後ほど使いますので、そのまま置いておいてください。

作り方(2)穴をあける

下の方にきりで穴をあけましょう。

作り方(3)穴をひろげる

きりであいた穴にハサミの先端を入れ、くるくる回しながら、ストローが入る程度の大きさまで広げましょう。大きすぎると後でストローをとめづらくなってしまうので、気を付けてください。

作り方(4)傘袋の用意

傘袋も牛乳パックと同様に工作などで色々使えます。雨の日のスーパーなどで、店員さんに一言掛けて頂戴しましょう。

袋の口が無い方をおよそ20cmに切りましょう。短すぎるとむくむくしませんし、長すぎると息をたくさん吹き込まなければいけないので、大変になってしまいます。

作り方(5)おばけを書く

傘袋の上の方におばけの顔をかきましょう。おばけ以外にもキリンやヘビなどアレンジしてみてください。

作り方(6)傘袋にストローを入れる

傘袋の口にストローを入れ、口をしっかりセロハンテープでとめましょう。空気が漏れてしまうと、息を吹き込むのも大変ですし、上手くむくむくとなりませんので、気を付けてください。

作り方(7)牛乳パックにセット

ストロー付きの傘袋を牛乳パックの中に入れ、ストローを先ほどあけた穴に通します。ストローを斜め上から穴に差し込むようにすると入れやすいです。うまく入りましたか?ストローが通ったら、傘袋も牛乳パックの中に入れてしまってください。

作り方(8)牛乳パックにフタをつけ完成

最初に切り離した牛乳パックの上部をセロハンテープでとめます。これでフタができます。

早速、あそんでみよう

ストローに息を吹き込むとおばけがむくむくと大きくなり、フタが開いて飛び出してきます。

コツや注意事項

ストローを傘袋につける時に空気が漏れてしまうとうまく膨らまないので、漏れないようしっかりとめてください。

1Lの牛乳パックを使っても作れます。その場合は、傘袋を30cmの長さに切るか、ご説明した500mlのパックと同じぐらいの大きさになるように、パックの中央部分を切り離してしまいましょう。

どっかん花火の作り方

概要

牛乳パックから飛び出す大きな花火。折りたたんだジャバラ折りの紙の扇が一気に飛び出します!

材料

  • 牛乳パック(500ml)

  • 竹ひご

  • モール

  • コピー用紙

  • 画用紙

  • きり

  • サインペン

  • セロハンテープ

作り方(1)上部を切り取り、穴をあける

牛乳パックの上部を図のように切り取ります。そのあと、底面の中心に穴をあけてください。

作り方(2)コピー用紙に模様を書く

コピー用紙を図のように縦にくっつけます。カラフルなサインペンで横にしましまを書きましょう。花火だからといって花火っぽい色ばかりでなく、子どもの好きな色で塗らせてあげてください。

作り方(3)じゃばら折りは少し大変?

およそ1.5cmの幅で山折りと谷折りを繰り返し、じゃばら折りにしていきます。ちょっと大変かもしれませんが、大事なところですので頑張りましょう。

作り方(4)モールでとめる

じゃばら折りが終わったら、中央部分をモールでとめます。モールは後ほど、竹ひごを固定するのに使いますので、余分なところをあえて残すようにしてください。モールを中心に半分に折り、くっつく面をのりなどで貼り合わせてください。

作り方(5)竹ひごを固定する

じゃばら折りした用紙の下側に竹ひごを当て、モールの余っている部分で固定します。さらにしっかり固定するためセロハンテープを巻きます。

作り方(6)竹ひごを牛乳パックにはめる

最初に用意した底面に穴のあいている牛乳パックを用意し、竹ひごを牛乳パックの中に入れ、底面の穴に通します。

作り方(7)じゃばらを牛乳パックに固定する

じゃばらの両端を開くようにして、牛乳パックの縁にセロハンテープで固定します。テープは牛乳パックの外側と内側の両方ともに貼ると、よりしっかりと固定され、丈夫になります。

作り方(8)絵柄を書いてより楽しく

最初に切り離した牛乳パックの上部をセロハンテープで貼ってフタを作ったり、好きな絵柄を描いたりすることで、さらに楽しくかわいい「どっかん花火」が完成します。

あそんでみましょう

竹ひごを下から押し上げるようにすると、きれいな打ち上げ花火が舞い上がります。

コツや注意事項

竹ひごは長くて細いですので、振り回したり、投げたりしないようにしましょう。竹ひごの端をテープなどで巻き、鋭利さをなくしても良いかと思います。じゃばらの折る幅を変えたり、色付けを工夫したりすることで、その子ならではのオリジナル花火になります。

パラパラアニメの家の作り方

概要

家の形のコマを作り、回して中を覗くと…家の中の絵がパラパラアニメのように動きます!どんな絵を描いたら面白いか、工夫して作ってみましょう。

材料

  • 牛乳パック(1L)

  • 白い紙(12×cm)

  • はさみ

  • セロハンテープ

  • 油性カラーペン

  • 黒ペンまたは鉛筆

作り方(1)注ぎ口を切り離す

牛乳パックの注ぎ口部分を平らになるように潰し、注ぎ口から12cmあたりで切り離します。注ぎ口は形を元に戻して、セロハンテープでとめます。

作り方(2)残った牛乳パックを切り開く

残った牛乳パックの4つの角を底から1cmぐらいを残して切り、外側に広げます。4枚羽のコマのような状態になります。

作り方(3)注ぎ口のパックの側面を切る

牛乳パックの注ぎ口の方を用意し、4つの面の中央辺りを2cm幅で切り落とし、窓を作ります。

作り方(4)白い紙を折る

12cm×5cmの白い紙を半分に折ります。そのあと、両端から1cm部分を谷折りにし、のりしろとします。

作り方(5)白い紙に絵を描く

白い紙の両面に絵を描きます。例えば、しゃがんでいる絵とジャンプしている絵などの2つの動作を2つの面に描きます。この時、絵が細かすぎると動きが分からなくなってしまうため、大きな動作になるようにしましょう。

絵を描き終えたら、牛乳パックの底の方にのりやセロハンテープなどで貼り付けましょう。絵がまっすぐ立つようにしてください。

作り方(6)注ぎ口側と底側を合わせる

底側の牛乳パックに注ぎ口側の牛乳パックを重ねるようにはめてください。その後、セロハンテープで固定します。

遊び方の紹介

注ぎ口上部や底側の羽部分を持って、クルクルッと回し、窓から中の絵を覗いてみましょう。覗き窓から見た絵が、動いて見えますよ。その他、羽部分に点数や占いなどを書いて楽しむこともできます。

コツや注意事項

注ぎ口側と底側を重ねてくっつける前に、軽く回して絵がどのように動くかを確認してみてください。もし、上手く動いているように見えない場合は、絵を描き直すこともできます。お子さんが自分で描けない場合は、大人が線画を描き、お子さんが色を塗るなどの共同作業としても良いです。

まとめ

今回は牛乳パックやジュースパックなどで簡単で楽しく作ることができる工作を紹介しました。
分かりやすくするため、工程数が少し細かく、やることが多く感じるかもしれませんね。しかし、実際に作ってみると簡単ですし、お子さんとのコミュニケーションや暇な時の味方にもなりますよ。
特に、牛乳パックは子どもの力だと固くて切れないときがありますから、お父さんお母さんがお手伝いしてください。お子さんに格好良いところを見せるチャンスです!
もし、お子さんが作り方を間違えても否定せず、見守ってあげてください。そして制作プロセスを褒めてあげつつ、出来上がった時は一緒に喜んであげてくださいね!

文/ASOPPA!事務局

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