【新年度】断捨離をして気持ちも家もスッキリ! 挫折しないコツ5選

公開日:2022/03/01

【新年度】断捨離をして気持ちも家もスッキリ! 挫折しないコツ5選

春は卒業や入学など、新しい生活が始まる季節。このタイミングで転勤や引っ越しを行う人も多いのではないでしょうか。そんな生活リズムが変わる3月4月は、物の整理や見直しに適した季節でもあるのです。

 

しかし「物を捨てるのが苦手」「何から手をつけたらいいのかわからない」と、悩むことも多いですよね。そこで今回は、断捨離のコツと、家の中で見直したい場所を紹介します。ぜひ、自宅に置き換えて考えてみてくださいね。

断捨離とは? 普段の掃除とは違うの?

断捨離とは、本当に必要なものだけを残して不要なものを捨てることです。物を減らすことで家がスッキリするだけでなく、気分や運気も上がると言われています。簡単に物が手に入る今の時代だからこそ「本当に好きなものだけに囲まれた生活がしたい」と考える人が増えているのも、断捨離ブームの一因でしょう。

 

普段の掃除は、キレイな空間で生活をするためのものであるのに対し、断捨離は物に捉われない生き方を示唆しています。また、断捨離することで普段の掃除がしやすくなるというメリットもあります。おうち時間が増えた今こそ、断捨離をするチャンスかもしれませんね。

断捨離で見直したい場所はどんなところ?

いざ断捨離をやってみようと思っても、初めはどこから手を付けたらいいのかわからないですよね。そこで、まずは断捨離しやすい場所を4つ、断捨離のポイントと合わせて紹介したいと思います。

クローゼット

自宅のクローゼットの中には、どのようなアイテムがどれくらい入っていますか? すぐに答えられない場合は、断捨離の対象かもしれません。一年間着なかった服、サイズアウトした服、好みが変わった服は、断捨離するのがおすすめです。

 

サイズアウトは子どもだけでなく、大人も例外ではありません。大人も年齢を重ねると体型が変化していきます。今の自分の体型に合わない洋服は、思い切って処分してしまうのもいいでしょう。

食器棚

食器棚の中は家族の人数分の食器を用意し、あとは処分するか見直すのが◎。

 

家族の人数分用意しておきたい食器類は、主に6種類あります。

 

・ご飯用のお椀

・汁椀

・大皿

・中皿(取り皿)

・深皿

・コップ

 

毎日コーヒーを飲む人はマグカップ、サラダを頻繁に食べる人はサラダボウルなど、必要に応じて残してもいいでしょう。残しておく枚数を使う人数分に絞ることで、断捨離がスムーズに進みますよ。

冷蔵庫

冷蔵庫の中に、めったに使わない調味料や、商品についている付属のタレなどが貯まっていませんか? 日常使いしない調味料は、今後も出番がない可能性が高いため、思い切って処分しましょう。また、今後買うときは小さいサイズや使い切りタイプのものを選びたいですね。

 

また冷凍庫には、冷凍焼けしていたり、消費期限が過ぎてしまったものが放置されていることも珍しくありません。断捨離と同時に、収納ケースなどを利用して庫内をきちんと整理しなおしてみましょう。食材の無駄も防げる上に、今後の片づけも楽になりますよ。

本棚やおもちゃ箱

本棚は断捨離のタイミングでぜひ見直したい場所です。本棚に、何年も読んでおらずディスプレイ化しているものはありませんか? 本棚に置く本は、もう一度読みたいと思える本に厳選し、それ以外は手放してしまうのもひとつの手です。

 

最近は電子書籍も充実してきています。物を増やさないために、電子書籍での購入を検討してもいいですね。

 

また、子どものおもちゃ箱の中身も断捨離の際に見直しましょう。年齢や月齢に合っていないものや、子どもの興味が薄れてしまったものは、お別れのタイミングです。

 

子どもがある程度理解できる年齢になっている場合は、子どもと一緒に相談しながら手放すかどうかを決めましょう。子どもと一緒におもちゃの断捨離をする場合は、いくつか気をつけたいポイントがあります。

 

・子どもの気持ちも尊重する

・手放し方を選んでもらう

・おもちゃとの向き合い方も話し合う

 

親から見て、あまり大切に扱われていないように見えたおもちゃでも、子どもにとっては思い入れがある大事なものということも少なくありません。その場合は、子どもの気持ちに寄り添って、一旦保留することも視野に入れたいですね。

 

また、おもちゃは捨てる以外にリサイクルショップに持っていったり、知り合いに譲るといった手段も採ることができます。子どもにどうしたいか選んでもらうことで、お互いに納得したお別れができるでしょう。その際、今後のおもちゃの選び方や片づけ方なども話しておくといいですね。

挫折せず効率的に断捨離をするコツ5つ

意気込んで断捨離に取りかかっても、先が見えず挫折したり中途半端で終わってしまった経験はありませんか? 断捨離を成功させるためには、効率的に進めていく必要があります。最後に、断捨離を成功させるためのコツを5つ紹介します。

保留箱を用意

断捨離が進まない原因のひとつに、物を捨てるか残すか悩んでしまうということがあります。「必要ないかもしれないけど、とっておきたい……」と、処分をためらった経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

そんなときは「保留箱」を用意しておくのがおすすめです。悩むものは一旦保留箱に収めて、時間をおいてから再び選別するのです。

 

また、「保留にするのは段ボール一個分まで」など、あらかじめ保留箱の容量も限定しておくといいですよ。

一日で終わらせようとしない

断捨離を挫折しないコツは、一日で終わらせようとせず計画的に進めることです。一日目はキッチン、二日目はクローゼット、三日目は本棚……というように、場所ごとに何日かに分けて断捨離していきましょう。

 

一日で終わらせようとすると、あせるばかりで中途半端に終わりがちです。コツコツ計画的に実行することで、スッキリと断捨離していきたいですね。

捨てることへの罪悪感を忘れる

「まだ使えるから」「捨てるのはもったいないから」という理由でとっている物は、ほとんどが今の生活に不要な物です。思い切って処分してみると、気持ちがスッキリしますよ。

 

また、”捨てる”という行為に罪悪感がある人は、人に譲ったり、リサイクルショップに持っていったりするのがおすすめの処分法です。

「いつか使うかも」は使わない

家の中に、いつか使うかもと思ってショップ袋や空き容器などを保管していませんか? いつか使うかも……と思って保管している物のほとんどは、使うことがありません。”いつか使うかも”で保管している物は、思い切って処分してしまいましょう。

 

しかし、実際はショップ袋があったら便利な場面もありますよね。サイズ別に各2枚ほど残しておいて、あとは処分するのがおすすめです。

思い出は別の形で保管

子どもの作品や旅行のお土産など、思い出の物は捨てにくくて当たり前です。無理に処分しようとせず、残したいものは残しておくのも◎。

 

しかし、すべてを保管しようとすると、たちまち物であふれかえってしまいます。物をなるべく増やさないようにするために、子どもの作品や旅行のお土産などは、写真に撮ってデータ保管するという手段も考えてみてくださいね。

まとめ

新生活が始まる時期は、気持ちのリセットをするのに適しています。断捨離を行うことで、本当に必要なものを理解するきっかけにもなります。さまざまな情報や物があふれる現代では、自分に合ったもの、必要なものを選別する力も大切ですよね。

断捨離は、物が集まりやすいクローゼットや冷蔵庫、本棚やおもちゃ箱から始めると、スムーズに選別ができますよ。その場合、保留箱を用意して計画的に進めるなど、挫折しない5つのコツを押さえておくのが大事なポイントです。

断捨離はただ捨てるだけではなく、物を通して片づけ方や購入基準、扱い方を見直すいいきっかけになるでしょう。自分たち家族の基準を見つけて、自分たちに合った物との付き合い方をしたいですね。

文/丸山希

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