サイズアウトした子ども服は、どうしていますか?
なぜか捨てられず「どんどんタンスの奥にたまり、困っている」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、サイズアウトした子ども服の手放し方と、残しておく場合の収納方法について解説します!
サイズアウトした子ども服は、どうしていますか?
なぜか捨てられず「どんどんタンスの奥にたまり、困っている」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、サイズアウトした子ども服の手放し方と、残しておく場合の収納方法について解説します!
そもそも、なぜサイズアウトして着られなくなった子ども服を捨てられないのでしょうか。
捨てられない理由がわかれば「手放すべきか、残しておくべきか」これらの判断ができるかもしれません。
そこでまずは、考えられる「捨てられない理由」をいくつかみてみましょう!
赤ちゃんの頃によく着せていたロンパースや、お出かけのときに愛用していた上着、お誕生日会のために購入したおしゃれ着など……思い出の多い服であればあるほど、捨てることに躊躇してしまいませんか?
その時々のお子さんの姿が目に浮かび、「捨てること」に罪悪感を覚えてしまうからかもしれません。
このように、思い出がたくさんつまった服は、捨てるという行為に踏み切るのがなかなか難しいと思います。
無理に捨てようとはせずに、誰かに使ってもらえれば、罪悪感なく手放せるのではないでしょうか。
子どもの成長は著しいため、ほとんど着る機会がなく「サイズアウトしてしまった……」ということもあるのではないでしょうか?
着る回数が少なければ、目立った汚れやダメージがない「きれいな状態」であることがほとんどで、なんとなく捨てる勇気が持てませんよね。
その場合は、売って「お金」にするのがおすすめです。
売ったお金で子どもの物を買うときの足しにできれば、手放すことへの抵抗を感じなくなるかもしれません!
もしくは、寄付をして「困っている誰かの役に立てる」と思えば、気持ちよく手放せるでしょう。
「次に生まれてくる弟や妹が着られるかも」「友達が出産を控えているから、貰ってくれるかも」と考え、捨てるのがもったいないと感じる方も多いのではないでしょうか?
いただき物や奮発して購入した服は、とくにそう思うかもしれません。
その場合は、お下がりで譲る時がくるまで、収納しておくことになるでしょう。
きれいな状態を保てるように、収納方法を工夫することが大切です。
収納するときのポイントについては、後述します!
サイズアウトした子ども服の捨てられない理由についてお伝えしましたが、「捨てる」以外にどのような手放し方があるのでしょうか?
ここでは、以下4つの方法をご紹介します。
ご自身にとっての「捨てられない理由」をもとに、どの方法であれば罪悪感なく手放せそうか考えてみてくださいね!
「きれいな状態だから」「高かったから」これらの理由で手放せないのなら、フリマアプリやリサイクルショップで売るのがおすすめです。
フリマアプリには、メルカリ・ラクマ・ヤフオクなどがありますが、どれもスマホで手軽に売ることができます!
「服の写真を撮ったり、購入者とやり取りしたりするのが面倒!」という方は、近所にあるリサイクルショップに持ち込む方法が簡単です。
しかし、リサイクルショップで売るよりも、フリマアプリを利用したほうが高く売れる傾向にあるようです。
少しでも高く売りたいと考えているなら、フリマアプリがよいかもしれませんね!
たとえ数十円にしかならなくても、お金に換えられれば捨てるよりは得した気分で手放せるでしょう。
とくに深い思い出があって捨てられない子ども服は、リメイクして再利用するのがおすすめです。
例えば、ハンカチやティッシュケース、マスクなどの小物類にリメイクすると日常使いができて◎。
「縫い物が苦手」という方でも、小物類であれば作業工程も少ないので比較的簡単にできますし、布用接着剤やテープなどを活用してもよいでしょう。
「それでも自分で作るのは苦手……」という方であれば、服のお直し専門店で依頼するのがおすすめです。
自分では作れなそうな理想のアイテムに、かわいくリメイクしてもらえます!
とにかく「捨てる」行為に抵抗を感じるという場合は、寄付するのはいかがでしょうか?
世界中の貧困地域で暮らす子どもたちのために、古着回収をしているNPOや民間団体などに寄付することは立派な社会貢献です。
ほかにも、地域の保育園や施設などでも回収している団体があります。
インターネットで「子ども服 寄付」というキーワードで検索してみてくださいね!
誰かの役に立てると思うと、快く手放せるでしょう。
年の近いお子さんがいるご家庭に、お下がりとして譲ることで罪悪感なく手放せます。
ただ注意したいのが「子どもには新品の服だけを着せたい」と考えるご家庭もあることです。
そのため、譲り先は気心が知れた友達か、付き合いのある親戚くらいまでに留めておいたほうがよいかもしれません。
また、声をかけるときは「お下がりあるから、もらって!」というような、押し付けるような強い口調はNG。
「サイズアウトした子ども服があるから、着られそうなものを選んで持っていく?」というように、相手に提案するような言い方がよいでしょう!
「次に生まれてくる子や友達の子どものためにとっておきたい」と考え、手放す予定がない場合は、服が傷まないよう適切に収納しておくことが大切です。
何もせずにタンスやクローゼットに片付けてしまうと、カビや虫食い、変色などで「必要になったときに着られない」ということが起こり得るからです。
サイズアウトした子ども服を、収納するときのポイントを紹介します!
サイズアウトした子ども服は、つけ置き洗いをして、よく乾燥させてから収納しましょう。
子ども服は、食べこぼしやよだれなどが付着しやすく、洗濯機で洗うだけだと目に見えないタンパク質や脂質が残ってしまいます。
それらの成分は、時間の経過とともに酸化し変色させる原因になりますが、つけ置き洗いをすることで、落ちにくいタンパク質や脂質を除去することができます。
つけ置き洗いの方法は、酸素系漂白剤を溶かした50℃程度のお湯に服をつけ置きしたあと、洗濯機でいつも通りに洗うだけでOK※。
※服によっては酸素系漂白剤の使用は避けた方がよいものもあるため、洗濯表示タグを必ず確認してください。
また、生乾きはカビの原因になるため、よく乾燥させてから収納しましょう!
収納するときは「サイズごと」「季節ごと」「アイテムごと」などで区分けし、「衣類用収納袋」に入れるようにしましょう。
「衣類用収納袋」に入れてしっかり空気を抜けば、コンパクトになり省スペースでの収納が可能です。
さらに、虫食い・カビ対策のために、収納袋の中には防虫剤や除湿剤を入れておくことが大切です。
どんなにお手入れしてから収納しても、時間の経過とともに少なからず劣化してしまうことは否めません。
また、子ども服は子どもの成長にともなって増え続けるので「ずっと残しておこう」はNG。
「2年は残して、その後は処分しよう」というように、自分なりに手放す目処を決めてから収納することが大切です。