子どもがお風呂に入るのを嫌がり「毎日のお風呂時間が苦痛……」と感じているママやパパもいるのではないでしょうか?
わが子もお風呂に入るのを嫌がり、大変な思いをした時期がありましたが、いろいろ試して今では大のお風呂好きになりました!
そこで今回は、子どものお風呂嫌いを克服する5つのコツをご紹介します。
子どもがお風呂に入るのを嫌がり「毎日のお風呂時間が苦痛……」と感じているママやパパもいるのではないでしょうか?
わが子もお風呂に入るのを嫌がり、大変な思いをした時期がありましたが、いろいろ試して今では大のお風呂好きになりました!
そこで今回は、子どものお風呂嫌いを克服する5つのコツをご紹介します。
子どもがお風呂を嫌がるのには、何らかの理由があるはずです。
考えられる理由は、以下のとおりです。
これらの理由に共通していることは、子どもにとってお風呂場は「楽しくない場所」ということ。
それならば、お風呂場を「嫌な思いをしない楽しい環境」にしてあげることが、お風呂嫌いを克服する一番の近道といえるでしょう。
お風呂嫌いになる理由についてお伝えしましたが、どのような方法であれば、子どもは楽しくお風呂に入ってくれるのでしょうか?
ここでは、以下5つのコツをご紹介します。
それぞれについて詳しくみていきましょう!
お湯の温度は、大人が「ぬるい」と感じる37〜40℃くらいにしましょう。
赤ちゃんであれば、体温に近い37〜38℃くらい、小学生でも40℃以下のぬるめのお湯がおすすめです。※
※参考:子どもの入浴法 (日本医師会)
ママやパパにしてみると「ぬるめのお湯で体は温まるの?」と不安に思うかもしれませんが、子どもは大人よりも体温が高いということもあり、ぬるい温度でも体が温まるといわれています。
良かれと思って大人がちょうどよいと感じるお湯の温度にしてしまうと、子どもにとっては熱すぎてしまい、肌への刺激につながり「痛い」と感じることもあるので注意しましょう!
気温がぐっと下がる冬場は、とくにお風呂場を暖めてから入浴させましょう。
わが子のお風呂嫌いが始まったのも冬でした。理由を聞いたところ「お風呂場が寒くて裸になるのが嫌だから」とのこと。
同じように、寒くてお風呂に入るのを嫌がるようであれば、お風呂場を暖めてから入浴させるのがおすすめです。
脱衣所も、暖房機器などを使い暖めることを忘れずに。
お風呂場に暖房機能がない場合は、お風呂場の換気扇をいったん止めて、お湯を張ったお風呂のふたを開けたままにしておくと◎。
湯気によって浴室が暖まりやすくなります!
子どもに使用するシャンプーは、「目にしみにくい刺激の少ない洗浄成分が使用されているタイプ」がおすすめです。
大人が使用しているシャンプーは洗浄力が強いため、子どもにはあまりおすすめしません。
グルタミン酸やグリシンなどの「アミノ酸系の洗浄成分」は低刺激なので、目に入ってしまったとしても、そこまでしみることはないでしょう。
どれを選べばいいのかわからない場合は、「子ども向けのシャンプー」であれば、低刺激成分で作られているため、安心だといえます。
※シャンプーは頭皮に直接つけて使うものなので、場合によっては肌荒れを起こすことがあります。容器に表記されている注意事項や成分を確認してから使用しましょう。
頭を洗うことを嫌がるようであれば、洗い方を工夫してみましょう。
ほとんどの場合、子どもの頭を洗う時は下を向いた状態になるかと思います。
その状態だと目や鼻、口などに泡や水が入りやすく、その不快感からシャンプーを嫌がる原因になっているかもしれません。
目や鼻、口などに泡や水が入るのを防ぐには、子どもが上を向いた状態の「美容院スタイル」で頭を洗ってあげましょう。
2歳くらいまでは、以下の手順で試してみてください。
新生児をもく浴させるときのイメージです。
3歳以上になり抱っこが難しい場合には、子どもに湯船のふちをつかんでもらい、体を後ろに反らせる状態で頭を洗います。
この洗い方であれば、泡や水が顔にかかりにくくなるため、不快感を取り除けるでしょう。
「お風呂そのものが好きではない」「お風呂時間が退屈に感じる」子どもであれば、お風呂が楽しくなるようなグッズを使うと効果的です。
例えば、湯船で遊べるおもちゃがあると、お風呂場は「水遊びできる遊び場」に変わります。
遊び場になれば、子どもはお風呂を「楽しい場所」として認識するようになるでしょう。
おすすめのお風呂で遊べるグッズについては、次で紹介します!
子どもは楽しいことが大好きです!
お風呂嫌いの子どもでも「お風呂に入る楽しみ」を用意してあげることで、手っ取り早く克服できるはず。
ここでは、わが子もお風呂で楽しく遊んでくれていた、おすすめのお風呂グッズを紹介します!
シャボン玉は屋外だけでなく、お風呂場でも楽しく遊べます!
屋外だと空高く飛んでいってしまいますが、お風呂場だと近い距離でシャボンの泡を見たり触ったりできます。
いつものシャボン玉遊びよりも、きっと楽しく感じてくれるでしょう。
また、ママやパパとしても、お風呂場でなら好きなだけ自由にシャボン玉で遊ばせられます。
シャボン玉液をこぼしたって、お風呂場ならお湯で洗い流せばOKですからね。お手入れが楽ちんです!
お絵描きが好きな子どもにおすすめしたいのが「お風呂クレヨン」です。
一般的な紙に描くクレヨンとは違い、お風呂の壁にお絵描きができて、スポンジとお湯で簡単に洗い流せます。
「描いて消して」を繰り返せるので、時間を忘れてお風呂時間を楽しめるはずです!
おふろの壁材によっては落としづらいこともあるので、注意してくださいね。
最近どこのスーパーや薬局などでも見かける「おもちゃ入りのバスボール」。
お湯に入れるとシュワシュワと溶け出し、中からマスコットなどの小さなおもちゃが出てくる、子どもにとっては魅惑のアイテムです。
わが子も、お風呂嫌いを克服したきっかけの1つが「おもちゃ入りのバスボール」でした。
100円ショップでも手に入りますが、毎日使うとなると出費がかさむので、特別お風呂を嫌がる日の最終兵器として用意しておくとよいかもしれませんね!
どんなに「お風呂に入ろう」と言っても「絶対にイヤ!」という日もあると思います。
また、克服したものの、お風呂嫌いが復活することもあるでしょう。
そんなときは「今日は、お風呂に入らなくていいよ」と見逃してあげるのも1つの手です。
毎日お風呂に入ることが当たり前と感じているママやパパにとっては、お風呂に入らないことは受け入れ難いかもしれません。
しかし、嫌がっている子どもに無理強いをすると、それこそ「お風呂は嫌なもの」と認識されてしまう恐れがあります。
「それでも、衛生面が心配……」と思うのであれば、「お風呂に入らない場合のルール」を決めておくとよいでしょう。
筆者の場合は「お風呂に入らないのであれば、足だけは必ず洗う」というようなルールや、お風呂に入らないことを習慣化しないために「2日連続お風呂に入らないのはNG」としていました。
ママやパパが納得できる「お風呂に入らない場合のルール」を作っておけば、お風呂を嫌がる子どもの気持ちを受け入れやすくなるはずです!