家に住めない…!地震や大雨の多発で避難所生活に。コロナ禍での避難所生活の実態と感染予防を徹底解剖

公開日:2022/08/11

家に住めない…!地震や大雨の多発で避難所生活に。コロナ禍での避難所生活の実態と感染予防を徹底解剖

避難所での生活は震災だけだと思っていませんか?

2022年7月埼玉県では「記録的短時間大雨情報」が出て、避難指示も出ました。

同8月は東北地方や北陸地方、北海道地方などで大雨による浸水被害などが相次いでいます。

近場の他の国では、中国や韓国でも大雨の影響で数百万人という規模で被害が出ています。

さらに同9月も台風14号などが被害をもたらしています。

 

それまで他人事だったのに、地震や大雨、噴火などである日突然、家を失い、避難所生活を余儀なくされる方が増えているのが現状です。

そして、新型コロナウイルスの流行している現在、避難所生活はどんな状況なのでしょうか?

 

避難所生活をしている方、したことがある方、そして、したことのない方、どなたにおいてもこれからの避難所生活には新型コロナウイルスをはじめとする感染症に対する予防が必要になってきます。

 

本編ではそんな「感染予防 × 避難所生活」について分かりやすく紹介していきます。

 

また、小さい子どもに感染予防を教えるのは大変ですよね。

そこで、小さい子どもにも分かりやすく感染予防を伝えることができる絵本もご紹介いたします。

現在の避難所生活者数

2022年8月現在において、避難所生活をされている方がどれくらいいらっしゃるかご存じでしょうか?

 

例えば、2011年3月11日に発生した東日本大震災では、避難所生活者が発災後一時47万人に達したとされ(※1)、10年が経過した現在もおよそ3.5万人の方が未だに避難所生活をされています(※2)。
※1出典:避難所生活者・避難所の推移(東日本大震災、阪神・淡路大震災及び中越地震の比較)[平成23年10月12日]

※2出典:全国の避難者の数(所在都道府県別・所在施設別の数) [令和4年4月28日]

 

その他、最近頻発している大雨などの自然災害によりいつ自身も避難所生活を送らなくてはいけなくなるか分かりません。

 

また、同じ場所で知らない老若男女が突然一緒に生活をすることになった時に、当然として不自由な生活が強いられます。

 

特に現在はコロナ禍にあり、感染予防をしながらの避難所生活の仕方や必要なものについて、全く知らないのと、聞いたことがあるだけでも全然異なってきます。

 

自分は大丈夫と思ってしまう気持ちもあるかと思いますが、ここでは感染予防をしながらの避難所生活の仕方や必要なものについて、簡単・分かりやすく伝えてきますので、チェックしてみてください。

避難所生活での感染対策とは?

大雨が降ってきた 避難する? しない?

『災害がくる前に教えてはるえ先生! 感染しないひなん所生活 新型コロナウイルスとこわい感染症から身をまもろう』という書籍を読んで、冒頭から「確かに!」と思える事案が発生しました。

何かと言いますと、もし何か震災等の災害が発生した際に、避難するかしないかの基準です。

例えば、集中豪雨などの際に、以下の2つの意見があったら悩みませんか?

 

 

■避難すべきという意見

 

「家にいるのが絶対安全とは言えない。土砂災害が起きれば、命を失う危険がある。」

 

 

■避難しなくて良いという意見

 

「外に出るのはこわい! 今だって、風は強いし、いろんなものが飛んできそう!」

 

確かにどっちの言い分も分かるなと。。。

どちらが正しいかという判断は難しいですよね。

 

上記の書籍によると「空ぶりを気にせず、家にいるのが危険ならまよわず避難する」とのことです。

災害が起きてからの避難はかえって危険なこともあります。

命に比べれば空ぶりなんて大したことはありません。

 

それから、内閣府から出されている「避難情報に関するガイドライン」では警戒レベルの一覧表も出ていますので、参考にしてみてください。

 

出典:避難情報に関するガイドラインの改定(令和3年5月)

 

でも、これだけだととるべき行動がわかりづらいと思う方もいるかもしれません。

前述の書籍ではさらに分かりやすく表にしてくれていますので、チェックしてみてください。

 

また、各自治体で作っているハザードマップをご存じですか?

この機会に一度、お住いの自治体のWEBサイトなどで確認してみてくださいね。

(例)東京都江戸川区の水害ハザードマップ

避難所に何を持っていけば良い?

いざ、避難所生活もしくは避難をすることになった時に何を持っていけば良いのでしょうか?

 

防災食品、懐中電灯、ヘルメット、、、などいくつかは浮かぶと思います。

しかしながら、まだ必要なものは沢山あります。

もちろん、避難するときになってから用意していては間に合いません。

 

ここで事前に用意しておいた方が良いものをご紹介します。

↓非常用持ち出し袋に入れておきたいものはこちら↓

 

意外と忘れがちなのが「ホイッスル」です。

どこかに閉じ込められたり、取り残されたりした際に、ホイッスルを吹くことで捜索隊やヘリコプターなどに見つけてもらいやすくします。

 

普段からカバンに入れたり、ストラップとしてぶら下げておくなど緊急時にすぐに使えるようにしておきましょう。

 

また、特に現在はコロナ禍ですので、コロナ対策として最低限、

・マスク

・アルコール消毒液

・体温計

は用意しておきましょう。

避難所ってどんなところ?

そもそもテレビやインターネットで避難所の映像などを見たことはあるけど、断片的なものしか映っておらず、全体像がどうなっているかって分かりづらいですよね。

 

そこで、まずは一般的な避難所の構造をご紹介します。

 

■一般的な避難所(指定避難所・一般避難者用)

 

■教室を使った避難所(ウイルス感染者・ケアが必要な避難者)

いずれの避難所も区画などがきっちり分けられているのですね。

 

とは言え、多くの初見の老若男女が過ごすわけですから、いろいろと気を遣いますし、無用な争いなどにならないように、ルールをしっかり守る必要があるかと思います。

避難所に着いてからすることは?

まずは、コロナ禍の影響により、検温や消毒、体調チェックなどが必要となります。

その後、避難者カードに必要事項を記入していきます。

 

しかしながら、行き着いた先が満員だったら、もし、けがをしていたらどうしますか?

正直、避難所が満員で入れない可能性があるということですら、抜け落ちがちですよね。

集中豪雨の影響で避難してきたのに、また、雨の中、移動しなければならないのでしょうか?小さい子どもがいる時など想像すると恐ろしくないですか?

 

上記のような事態に備え、事前に情報を得て、シミュレーションしておくだけでも災害時に役にたちます。

 

どんな時も冷静に、まずは、命を守ることを第一に考え、移動できるのか、移動先も満員の可能性はないのか、無理に移動しない方が良いのかを判断しましょう。

 

ちなみに、ペットがいる場合は、自身が行くであろう避難所を管轄している自治体に事前に連れて行けるのかどうかを確認してください。

感染症を防ぐことができる居住スペースにしよう

数年前の避難所と異なり、現在では避難所での居住スペースの作りにも気を遣う必要があります。

そうです、新型コロナウイルスなどによる感染症対策がより一層必要なためです。

 

ほんの数年前までは段ボールなどが敷かれた上で簡易な布団などを敷いて寝るスタイルだったのではないかと思います。

 

しかしながら、現在必要とされているのは、例えばベッドの高さが30㎝以上やパーティションの高さが座る場所では1.4m以上、立つ場所では2m以上など高いほど良いとされます。

 

ベッドを高くする理由は、例えば、くしゃみなどをした時のしぶきがウイルスと一緒に床に落ちますので、寝るときに床からのウイルス感染を予防するためです。

 

また、避難所生活でかかる感染症は新型コロナウイルスだけではありません。

災害がくる前に教えてはるえ先生! 感染しないひなん所生活

では、「かかりやすい感染症」を9つ説明しています。前もって知っておくと気を付けるポイントが分かりますので、ぜひ、役立ててみてください。

 

避難所を運営するスタッフの方たちはこのような感染症予防も踏まえた避難所作りをする必要があるのです。

食べ物の保管や感染予防はどうする?

食事をする際はマスクを外しますので、より一層の注意が必要となります。

 

手洗いやうがいなどだけではなく、会話を控えたり、他の人と向かい合わないようにしたり気をつけましょう。

また、食中毒などを起こさないためにもいろいろと注意が必要です。

 

NASA(アメリカ航空宇宙局)が考えたHACCP(ハサップ)という方法に基づき管理できると良いですね。

 

災害がくる前に教えてはるえ先生! 感染しないひなん所生活

では、HACCPの中でも避難所生活の食事に関連あるものをまとめてくれていますので、今のうちに確認しておきましょう。

 

HACCPについてさらに詳しく知りたい方は公益社団法人日本食品衛生協会のWEBサイトが参考になるかもしれません。

http://www.n-shokuei.jp/eisei/haccp_a.html

避難所でもできることはしよう

避難所では様々な事態が起きたり、老若男女が集まったりしており、運営スタッフの方はあらゆる場面で人手不足になりがちです。

 

そこで、もし、動ける方がいる場合は、是非、お手伝いをすすんで行ってください。

 

例えば、

・困っている人がいないか声掛け

・小学生や中学生の子は幼児などと遊んであげる

・各所のそうじ

・物資管理や食事の配給

など、運営スタッフの方に聞いたり、周りを見渡したりして動いてみましょう。

 

ただし、どんなお手伝いでも感染症対策は必要です。特にそうじなどの際は装備をしっかり整えてから行ってください。

 

さらに1つ付け加えると、避難所には日本語の話せない外国の方がいるかもしれません。

きっと日本人よりも不安に感じていることでしょう。

 

ちょっとドキドキするかもしれませんが、「やさしい日本語」で話しかけたり、可能なら翻訳アプリなどで会話をしてみてください。

という筆者はジェスチャーで乗り切ろうと思います。

避難所を出るときはどうするの?

避難所からはいつでも出ることができます。

 

別の避難先が見つかったり、天候等が落ち着いて自宅に帰れたりする場合は、状況をしっかり判断したうえで、退所しましょう。

その際には、退所日や連絡先などを避難者カードに記入してくださいね。

 

また、家が被害にあっている場合は、「罹災(りさい)証明書」をお住いの自治体で発行してもらいましょう。給付金の申請等に必要になりますよ。

 

さて、これで避難所生活については一通りお伝えしてきましたが、

災害がくる前に教えてはるえ先生! 感染しないひなん所生活

には感染症に関する相談窓口や災害用伝言ダイヤルなど様々な情報掲出先をまとめてくれています。

 

該当箇所を印刷して持ち歩きたいぐらいです。

編集者コメント(災害がくる前に教えてはるえ先生! 感染しないひなん所生活)

ご紹介した書籍を担当された編集者さんにいくつかお話を伺いました。

 

Q災害がくる前に教えてはるえ先生! 感染しないひなん所生活 新型コロナウイルスとこわい感染症から身をまもろう』の中で特に注目して欲しいポイントはどこですか?

 

A:この本は、自然災害にあう可能性が高いとわかってから、避難を決断し、避難所で生活をするところまで、「もし自分なら」を想像させる流れになっています。

 

また、著者の岡田晴恵先生は感染症のスペシャリストなので、新型コロナウイルスだけでなく、被災時や集団生活の間にかかりやすい感染症について、わかりやすく解説されているところがポイントです。

 

さらに、近年増えている大きな気象災害の発生メカニズムを、気象予報士の片岡信和さんがコラムで解説しています。

 

 

Qこの書籍を読む前と後で何が変わると思いますか?

 

A:避難所を運営しているのは自治体やボランティアなどのみなさんなので、避難者としては、避難所のつくりや避難所生活については、利用するまで何も知りません。

 

コロナのことも重なり、漠然とした不安があります。

でも、少しでも「避難所はこういう感じ」がわかっていると、状況的に安心はできませんが、覚悟ができるというか、不安が軽減されるように思います。

 

感染症についても同じで、知識があれば備えや注意ができて、感染予防につなげられると思っています。

 

Q読者の方へのメッセージをお願いします。

 

A:この本は、小学校中学年以上のお子さんが読めるようつくっています。

 

しかしながら、ぜひご家族全員に目を通していただき、災害時の行動や避難場所について確認するきっかけにしてもらえたらと思います。

子どもの感染症対策におススメの絵本

子どもに感染予防を教えてくれる

小さいお子さんがいるご家庭や保育園、幼稚園などでは、日々、子どもたちに消毒やマスク着用(一部を除く)などを教えて、実行しなくてはいけませんよね。

 

ある意味、子どもたちにとってもそれが当たり前の状況になってきています。もちろん新型コロナウイルスという言葉も知っています。

 

しかしながら、なぜ、新型コロナウイルスをはじめとするウイルス感染を予防するのか、どのように感染するのか、感染するとどうなるのかなどについてどこまで理解できているのでしょうか?

 

それを分かりやすく教えてくれる絵本があります。

小さい子どもたちにも分かりやすく感染症と対策について教えてくれる正義の味方が『ウイルスにマケマ戦隊 ゲンキーズ』です。

分かりやすい登場人物

ゲンキーズに出てくるキャラクターはどれも分かりやすく、ストーリーに入り込みやすい名前がついています。

例えばゲンキーズのメンバーは、

[ゲンキーズ あか]⇒バリヤー

[ゲンキーズ あお]⇒ジャグチー

[ゲンキーズ しろ]⇒アワンコ

[ゲンキーズ みどり]⇒ニコリ

 

悪のぐんだん「ウイルスダー」は、

[インフルエンザウイルス]⇒インフル―

[ノロウイルス]⇒ノロノロ

[コロナウイルス]⇒コローナ

[アデノウイルス]⇒アデーノ

という具合です。

 

そんなゲンキーズの物語はウイルスダーが地球征服計画を企てているところから始まります。

感染の仕方・感染後の体の状態・感染対策が自然と理解できる

子どもたちはウイルスがどんなところにいて、どうやって体に入り込むのか、入り込まれるとどうなるのかまでの理解をしていない場合も多いかと思います。

 

絵本の中では子どもたちにとって身近な公園を舞台に、どんなところから、ウイルスがくっついてくるのかが描かれています。

 

この絵本の良いところは、例えば滑り台でウイルスが付着したときに、ゲンキーズが守り方を教えてくれるます。

 

また、そこで除菌して終わりではなく、同じ公園を舞台に、次に遊んだ遊具でももちろんウイルスが付着し、、、ということが何度か繰り返されるところです。

 

さらには、ウイルスが体内に入る箇所もストーリーが進むごとに鼻や口、目などそれぞれ異なり、自然に感染しやすい箇所を教えてくれます。

 

ちなみに、5歳と8歳の子どもに読み聞かせをしてみましたが、2人ともしっかり最後まで食いついていました。

 

途中に出てくる嘔吐物がゲロゲロと命名されていることやゲームコントローラー(作中では「めんえきコントローラー」)のようなアイテムで、ゲームのワンシーンみたいになっているところで盛り上がったりと子どもたちが食いつくポイントが本当に盛り込まれているなと思いました。

もちろん、読み手も戦隊もののようになりきって読みましたよ!

 

特にくしゃみの仕方は大人でも知らない人が多いかもしれませんので、是非、確認してみてくださいね。

編集者コメント

ご紹介した書籍を担当された編集者さんにいくつかお話を伺いました。

Qウイルスにマケマ戦隊 ゲンキーズ』で注目ポイントはどこですか?

 

A:「子どものための感染症対策絵本」と称しているとおり、
子どもがおはなしを楽しむことで、日々の生活のなかで実践できる感染対策を学び取れるようになっている点です。
 
子どもに身近な感染症を引き起こすウイルスを4つ厳選して取り上げて、
〈ウイルスダー〉という悪役キャラに仕立てているのも、
わかりやすいポイントかと思います。

 

Q他にも新型コロナウイルスに絡めた絵本があるかと思いますが、この本の良さはどこだと思っていますか?

 

A:絵本としての物語が楽しく、キャラクターが魅力的なところだと思います。
〈ゲンキーズ〉はどの子も魅力的ですが、やはりいちばんの推しキャラは、マスコット的存在である「アワンコ」!
アワンコのように「アワワン アワワン アワワワ〜ン」と言いながら、たっぷりの泡で手洗いしてもらいたいです。
 
そして、絵本を楽しく読めば、お子さんのお顔はきっとにっこり。
免疫を高めるために「笑顔」の大切さにまで触れられていることが、この絵本の最大の特長だと思います。

 

Q読者の方へメッセージをお願いします。

 

A:新型コロナウイルスの感染が世界的に急拡大をはじめた2020年春、
これまでに経験のない危機に直面し、おとなすら翻弄されるほどの混乱のなかで、
「子どもたちが、感染予防を自ら知るきっかけになる絵本を作りたい」
そんな気持ちで出発したのが、この絵本の企画でした。
 
今自分たちをおびやかしているものについて知ろうとする姿勢は、とても大切だと思います。
子どもたちが〈ゲンキーズ〉から少しでも勇気をもらって、
これからの日々を元気にすごしていってくれることを願っています

関連書籍情報

災害がくる前に教えてはるえ先生! 感染しないひなん所生活 新型コロナウイルスとこわい感染症から身をまもろう

  • 岡田晴恵/著 片岡信和/気象監修

  • 発行年月:2020年12月

  • 定価:1,650円(税込)

ウイルスにマケマ戦隊 ゲンキーズ

  • うえだしげこ/作・絵 岡田晴恵/監修

  • 発行年月:2020年11月

  • 定価:1,540円(税込)

災害がくる前に教えてはるえ先生! 感染しないひなん所生活 新型コロナウイルスとこわい感染症から身をまもろう 著者プロフィール

岡田晴恵(おかだはるえ)

白鷗大学教育学部教授。医学博士。専門は感染免疫学、公衆衛生学。児童書の著書に、『キャラでわかる! はじめての感染症図鑑』(日本図書センター)、『なぜ? どうして? 子どもと大人の疑問に答える新型コロナウイルスハンドブック』(金の星社)、「病気の魔女と薬の魔女シリーズ」(学研プラス)『岩波ジュニア新書 人類VS感染症』(岩波書店)など多数。

著者メッセージ

ほんとうに自然災害はこわいです。突然やってきます。

だから前もって避難について家族で話をしておくことが大切ですね

 

ただ、避難する場所は、親類や友人の家など、避難所以外の場所をまず用意しておきたいですね。

人が多く集まるところには、やはり感染症にかかる可能性が高くなりますから。選択肢は増やしておいたほうがいいでしょう。

 

お子さんがいるご家庭はとくにそうですね。

準備、備えが肝心ですから、ぜひこの本を読んでおいてくださいね。

ウイルスにマケマ戦隊 ゲンキーズ 著者プロフィール

うえだしげこ

東京生まれ。東京デザイン専門学校イラストレーション科卒業。卒業後、デザイン事務所にイラストレーター兼グラフィック・デザイナーとして勤務したのち、独立し、イラスト、絵本の仕事もはじめる。絵本の作品に「にん・にん・じんのにんじんじゃ」シリーズ、『ぱぱぱぱ ぱんつ』(以上、大日本図書)、「とけいの3をとりもどせ」シリーズ(フレーベル館)、『れいぞうこのおくのおく』(教育画劇)、『おかたづけ めっちゃすっきりきもちいい』(パイインターナショナル)など多数。

著者メッセージ

ゲンキーズは、手洗いなどの感染予防と、良く食べ、良く寝て、良く笑い、免疫力を上げることが大事だと思っています。ウイルスダーことウイルスは最初は怖くて、しっかり予防をしても、すこし慣れて油断をすると「よーし、今だ!」と増えてしまいます。

 

感染予防を毎日する事で、クセとなり、やがて身につき、元気に過ごせるお手伝いができたら、とても嬉しいです。
合言葉は「いつも心にゲンキーズ」そんな一冊になりたいです。

まとめ

過去最大に感染拡大している新型コロナウイルスの猛威が止まらない2022年において、まさに世界人類が対応すべき感染予防と感染しないための日々の過ごし方やひなん所生活について、今からでも知っておきたい情報が書ききれないぐらい満載でした。

大人も子どもも自分の身は自分で身を守らなくてはいけないですし、何よりウイルス感染や災害などに対する正しい知識を身に付ける必要があります。

今回ご紹介した内容は誰にでも役に立つ情報ですし、特に『災害がくる前に教えてはるえ先生! 感染しないひなん所生活 新型コロナウイルスとこわい感染症から身をまもろう』は各自治体、『ウイルスにマケマ戦隊 ゲンキーズ』は保育園や幼稚園で活躍する内容だと思います。

是非、基本的な感染症対策の知識を身に付け、自分自身、身近な人、そして他の誰かの感染リスクを軽減できるように、今、対策を実行しましょう!


文/ASOPPA!事務局

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