秋の大掃除が流行! 新常識になりつつある秋掃除のメリットとは? これでラクラク年越しゲット

公開日:2022/10/26

秋の大掃除が流行! 新常識になりつつある秋掃除のメリットとは? これでラクラク年越しゲット

時間の流れはあっという間で、2022年も残すところ2カ月あまりとなりました。

年の瀬が近づくにつれて「大掃除」を意識する人も多いのではないでしょうか。

 

年末に行うイメージがある大掃除ですが、実は秋から始める人が増えているのをご存じですか?

そこで今回は「秋掃除」と呼ばれる、秋から行う大掃除について紹介します。

 

一体どんなメリットがあるのか、どのような場所を掃除するのに適しているのか、詳しく見ていきましょう!

大掃除は秋にするのがおすすめって本当?

毎年の大掃除、12月に入ってから始めていませんか?

12月からではなく、秋に大掃除をするメリットはたくさんありますよ。

水が使いやすい

大掃除では、雑巾を濡らして拭いたりホースを使って洗い流したりと、水を使う作業が多くなります。

12月の寒い時期に水を使う掃除は、身体的にも精神的にも厳しいものがあるでしょう。

 

秋の昼間は暖かいことも多く、冬に比べて水を使う掃除がしやすいですよ。

掃除後乾きやすい

冬に比べて日照時間が長く、晴れていることも多い秋は、掃除後の水気を乾かすのに適していますよ。

ベランダやバルコニーの掃除、カーテンやラグマットの洗濯など、水をたくさん使う作業は、なるべく秋にすませておくのがおすすめです!

汚れが落ちやすい

冬の寒い時期、油汚れは固まって落ちにくくなります。

お湯を使って掃除をしても水温はすぐに下がってしまい、なかなか思い通りにキレイにならないなんてことも……。

 

秋は冬に比べて気温が高く、汚れを落としやすいのが特徴です。

また、汚れを落とすために洗剤を使う際、窓を開けて換気しやすいのもメリットですね。

業者の予約が取りやすい

一年に一度の大掃除に、普段掃除しにくい箇所を業者に依頼する人も多いのでは?

バスタブの奥や排水溝の奥、エアコン、換気扇など「素人だとキレイにしにくい場所をプロにお願いしたい!」と考えたことがある人もいるでしょう。

 

最近では家事代行サービスや掃除業者も増えていますが、年末は大掃除の依頼が多く、予約が取れないことがあるのだとか。

また、年末の忙しい時期は価格が高く設定されていることも珍しくありません。

 

お手頃価格で確実に掃除したいのであれば、秋のうちに検討するのがおすすめですよ。

秋に掃除をすませるべき5つの場所

秋掃除にはたくさんのメリットがありますが、秋のうちにすべて終わらせておく必要はありません。

冬に掃除しても問題ない箇所は残して、秋のうちに掃除したい箇所を優先してキレイにしていきましょう!

 

秋に終わらせておきたい場所を5つ紹介します。

レンジフード・換気扇

レンジフードや換気扇は、毎日の料理の汚れが溜まる場所です。

油汚れを吸着しているため、秋の暖かいうちに掃除することで汚れが取れやすくなりますよ。

 

油汚れは洗剤だけでなく、お湯に浸した雑巾を使って磨き上げるとキレイになります。

先にキッチンペーパーやラップなどで洗剤を浸透させておくと、油汚れが浮きやすくスムーズに拭き取れるのでおすすめです。

浴室

浴室は湿気を多く含んでいるため、カビが生えやすい場所のひとつです。

カビが発生しやすいのは梅雨時期だと思われがちですが、実は秋の気温と湿度もカビが生えやすいといわれています。

 

普段は浴槽や床を重点的に掃除している人も、秋の大掃除では天井からキレイにしましょう。

ワイパータイプの掃除グッズを使うと、天井の掃除もスムーズにできます。

 

バスタブカバーを外した内側や排水溝までキレイにしたい人は、プロの力を借りるのが良いですよ。

エアコン

夏の稼働が終わったエアコンは、冬が来る前にキレイにしておきましょう。

夏の汚れをそのままにして暖房を稼働させると、エアコン内で繁殖したカビ菌を部屋に放ってしまうかもしれません……。

 

フィルター掃除はもちろん、本体カバーや風向きルーバーなども水拭きし、ホコリやカビ菌を取り除いてくださいね。なお、除菌アルコールで仕上げ磨きをすると、防カビ効果が期待できます。

 

お掃除機能がついたエアコンは、素人では内部の掃除が難しいため、業者にお願いするのがおすすめです。

クローゼット

冬服への衣替えを、秋のタイミングで行う人も多いですよね。

クローゼットの大掃除は衣替えのタイミングで行うと手間も省けて◎! また、クローゼットの中は湿気がこもりやすいため、衣替えのタイミングで換気を行うとカビ対策にもなります。

 

クローゼットは棚や引き出しの中を拭き取り、防虫剤や除湿剤の取り換えも行いましょう。

ついでに手持ちの洋服を見直すことで、クローゼットに余裕が生まれるかもしれませんね。

バルコニーや窓

バルコニーや窓は水を使う掃除のため、秋のうちにすませておくと楽ですよ。

窓は網戸やサッシの掃除も忘れずに行ってくださいね。窓を掃除する日にカーテンの洗濯もしておくと、スッキリした気分になるのでおすすめです。

 

また、バルコニーもブラッシングをして砂やカビなどの汚れをリセット!

マンションの場合は一気に水を流すと水漏れする可能性があるため、バケツに水を入れて重曹水などでこすって汚れを浮かし、軽く流したら拭き取るのが良いでしょう。

秋掃除をマスターするための3つのコツ

思い立ったからといって、そのまま掃除に取りかかるとつまづいてしまうかもしれません。

秋掃除をマスターするためには、3つのコツを押さえてみてくださいね。

まずはスケジュールを組んでみよう!

掃除に取りかかる前に、スケジュールを把握しておきましょう。

 

掃除に使える日数のうち、どの日にどの掃除を行うかを考え、年内に完了するように調整します。

このとき、水回りや油汚れの場所をまとめて組んでおくと、使う洗剤も似たものですむだけでなく、スムーズに掃除を進められますよ。

 

また、掃除ではゴミがつきものです。ゴミの日を把握してゴミ出しの前に掃除するようにしておきたいですね。

一日のタイムスケジュールも忘れずに

大掃除期間全体のスケジュールを組めたら、一日のタイムスケジュールも組んでおくと効率良く作業を進められます。

 

一日の動きを決めておくことで、油汚れ用の洗剤を浸透させる20分の待ち時間の間にグリルを洗う……など、待ち時間も有効活用できますよ。

カビ取りや油汚れの掃除は洗剤の浸透に時間を置くことが多いため、待ち時間に掃除する場所を決めておくのがおすすめです。

完璧主義をやめてみる

大掃除という名の通り、秋から年末にかけての掃除は一年の汚れをまとめて落とす掃除を指します。

そのため、普段よりキレイになることや片づくのが当たり前と思いがち。

しかし、実際に長年溜まった汚れを完璧にリセットできることは少なく、急な予定変更でスケジュールが乱れてしまうことも珍しくありません。

 

秋掃除を完璧にしようと気張ってしまうと、思うように進まなかったときにストレスを感じたり自己嫌悪に陥ってしまったりすることもあるでしょう……。

完璧にできるのが理想ですが、できなくて当たり前! 完璧主義をやめてみることで肩の荷が下りて掃除に前向きになれるかもしれませんよ。

まとめ

秋掃除は年末の大掃除前の準備期間に適しているだけでなく、冬では落としにくい汚れをキレイにするために適しています。
掃除が苦手な人も暖かいうちにとりかかることで、身体が動かしやすくなるかもしれませんね。

また、12月は掃除業者も忙しく予約が取れないことがあるため、エアコンや水回りなど、プロにお願いしたい箇所がある人は早めに予約しておくと安心ですよ。

ぜひ参考に、今年の大掃除は秋からスタートさせてみてくださいね。


文/丸山希

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