【ボストン】海外の子どもの遊びってどんな感じ?
遊べる施設や遊びに関わる英語をご紹介!

公開日:2020/10/27

【ボストン】海外の子どもの遊びってどんな感じ?
遊べる施設や遊びに関わる英語をご紹介!

みなさんはボストンという地名を聞いたことがあるでしょうか?なんとなく聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
ボストンはアメリカのマサチューセッツ州にある同州最大の街かつアメリカでは最も古い街と言われています。
また、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など有名な大学や野球チーム「レッドソックス」なども知られていますね。
そんなボストンに以前行く機会があったので、ボストンでの子どもが楽しめる施設をご紹介したいと思います。

ボストン子供博物館(Boston Children's Museum)

ボストン子供博物館ってどんなところ?

アメリカでは各州に1つはチルドレンス・ミュージアムがあり、その1つがボストン子供博物館です。

設立されたのは1913年と100年以上の歴史があり、全米でも2番目に古い子供博物館になります。

ここでは数多くの遊べる展示があり、実際に触って、動かして様々な体験を楽しむことができます。

基本的に室内ですので、雨の日や寒い日も安心です。

体を大きく使って遊べる展示がいっぱい

施設内に入ってみるととても広く、その広さを生かした遊びが沢山あります。

例えば入り口近くには天井までつづく大きなネットがあり、迷路のようになっていて楽しそうです。

試してみたかったけど、子どもたちから白い目で見られそうで私がそれに耐えられないので、写真だけ撮らせてもらいました。

その他にもぐるぐる押して回すと天井近くにある車輪(風車?)が回るものや、床を広く使って遊べるオセロのようなものまで、全身を使って遊べるものがあちこちにあり、子どもたちにとってはワクワクが止まらない場所ですね。

日本にある遊びもたくさん

大きな遊具以外にも日本にもあるような遊びがたくさんあります。

タングラムやことばさがし、〇×ゲームなどですね。

手作りで出来るタングラム作り

タングラムの問題はこちら

ASOPPA!掲載中のことばさがし

じゃんけんなどもそうですが、世界共通の遊びはたくさんありますので、子ども同士違う国でも言葉の壁を越えて楽しく遊ぶことができるのでしょうね。

せっかくなので、少しだけいくつかの遊びについて英語だと何て言うのかをご紹介します。

タングラム⇒Tangram

ことばさがし⇒Find the Words

〇×ゲーム⇒Tic Tac Toe

じゃんけん⇒Rock-paper-scissors

いないいないばあ⇒Peek-a-boo

かくれんぼ⇒Hide-and-seek

追いかけっこ⇒Keep-away and chase

取り合いっこ(交換っこ)⇒Trade ya(you)

などなんとなくわかるものも多いですね。是非、この機会にみなさんもいろいろ調べてみてくださいね。

一日中遊べる夢のような場所

ボストン子供博物館にはここでは紹介しきれないくらいの遊びが満載で私がちょっと見学させてもらっただけで、1時間~2時間はあっという間に経ってしまいました。

1つ1つの遊びをちゃんと遊んでいたら、きっと一日中遊べてしまうでしょう。

また、アナログの遊びだけではなく、デジタルの遊びもいろいろあり、子どもの好奇心や探求心が満たされるような場所です。

また、気軽に遊べて英語の勉強にもなる遊びが「I spy」です。

1人が

“I spy with my little eye something beginning with letter  〇〇”

(〇〇からはじまるものみーつけた)

と言い、他の人が何のことを言っているのかを当てていくものです。

例えば

“I spy with my little eye something beginning with letter  L.”

だとしたら、

“(Is it) lion?”

“(Is it) lemon?”

のような感じですね。正解したらスパイを交代します。

他にももっと簡単に

“I spy something that’s gray and big.”

“(Is it) elephant?”

とモノ当てゲームをするなどいろいろな遊びができますし、英単語の勉強にもなるので、試しにやってみてくださいネ!

ちなみに…

私が訪れたときは丁度絵本の読み聞かせをやっていたので、思い切って参加させてもらいました。

子どもたちにとっては、怪しい人にみえたでしょうね。。。

アクセス

■名称:ボストン子供博物館(Boston Children’s Museum)

■住所:308 Congress St, Boston, Massachusetts 02210 United States of America

■最寄り駅:レッドライン 「South Station」下車徒歩7分

ボストン科学博物館(Boston Museum of Science)

ボストン科学博物館ってどんなところ

最大級ともいわれている科学博物館で、ダイナミックなものやインタラクティブなものなど700を超えると言われる展示がされています。もちろんどれも科学にまつわるもので、まさに遊びを通して科学を学べる場所となっています。

目の前にはチャールズ川が流れており、その景色も楽しみながら遊べる場所です。

また、入り口近くには大きな恐竜がお出迎えしてくれており、Boston Museum of Scienceという看板が完全に負けてしまっていました。

デジタルを駆使した科学

いくつか展示を見ていると何やらワイワイしているところがあったので、覗いてみました。

そこにはプロジェクションマッピングのようなものがあり、みんなでいろいろな動きをして楽しんでいました。

もちろん小さい子でもできるものですので、やってみてくださいネ。

私はちゃんとやってきました!

他にも人体科学のエリアがあり、その中には自身を投影すると内臓などの位置が表示されるというものがありました。

自分の体に合わせて投影されるので、疑似ではあるものの、子どもたちにとっては人体を知る方法の1つとして丁度良いですね。

驚きと体験を味わえる

館内には公園のような場所もあり、身近な遊具を改めて科学的に知ることができます。

シーソーなんかも重さを活用した遊びですし、ライトを使った遊びも光の波長によるものです。

そう考えると科学は本当に身近なもので、それを気づかせてくれる場所でもあるわけですね。

また、とあるステージでは実物の蛇を持った飼育員の方が登場し、”Wow!”のような声がお母さんたちから上がっていました!

他にもタイミングが合えば、科学を使ったワークショップもやっていますので、いろいろ教えてもらいながら、楽しめます。

今回訪れたときは人体科学の企画展がやっていたこともあり、なにやらガイコツを使ったワークショップをしていました。

子どもたちは興味津々な感じで聞いていましたよ。

科学あそび以外の楽しみも…?

遊びすぎたり、歩き疲れたりしたときには、ところどころに休憩スペースがありますのでご安心を。

また、目の前のチャールズ川がキレイなので、そういった景色を眺めながらというのも素晴らしい時間ですよね。

そして全部を楽しんだあとはギフトショップでお買い物も楽しんでしまいましょう。

科学博物館ならではのユニークな商品が多く取り揃えられており、どれも欲しくて悩んでしまいます。

ASOPPA!ではその時に購入したボストン科学博物館のスタッフTシャツを購入し、皆さんへのプレゼントキャンペーンを実施いたしました!

一日遊んで、お土産も買って、子どもに多くのものを与えてくれる素敵な博物館です。

アクセス

■名称:ボストン科学博物館

■住所:02114 1 Science Park, Boston, Massachusetts 02114, United States of America

■最寄り駅:グリーンライン「SCIENCE PARK」 下車徒歩5分

その他の探訪情報

マサチューセッツ工科大学と保育園

実はボストンを訪れた時にマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボというところに行きました。

MITでは目を見張るような最新技術がそこかしこに!

残念ながら、画像は出せませんが、いろいろなラボを回らせていただき、本当にワクワクしました。

また、日本の小学校でもプログラミングが必修化されましたが、そのプログラミング言語によく使われるScratch(スクラッチ)もMITで(共同)開発されているそうです。

その他ちょっと市街地から離れたところにある保育園にお邪魔させてもらいました。

私たちが最初に英語を習うときのようなものが壁などに貼られており、やはりこうやって英語を学んでいくのだなと実感しました。

美しい街並み

レンガ造りが多い街並みと言われているボストンですが、そこでの画像が無く申し訳ありません。。。

しかし、レンガ造り以外でも素敵な街並みで、やはり日本とは雰囲気が異なるため、しばらく過ごしていても飽きませんでした。

また、海外ドラマや映画などで見るスクールバスにも遭遇でき、得した気分になりました!

※携帯電話で急いで撮ったためブレてしまいました。

よく言われている通り食事の量は多い

滞在中はいくつかの料理をいただきましたが、私が少食なのもあるとは思いますが、非常に量が多かったです。

例えばカレーを頼んだ時に、half or all みたいなことを聞かれたのですが、何も疑わずallを頼んでしまい、2人前分ぐらいの量が来ました。

カフェのドリンクもSサイズが日本のMかLサイズはあろうかという大きさです。

写真のピザも1人前で40㎝はあるような大きさですし、ハンバーガーも一番小さいものを頼んだ結果です。

しかしながら、どれも味は美味しく、とても満足できるものでした。

 

大きいものは他にもあります。

訪れた時期は丁度ハロウィンの時期で、スーパーマーケットなどの入り口には大きなカボチャが並んでおり、買う人いるのかなと思っている横で、買っていく人が実際にいました。

写真のカボチャはまだ小さい方で、サイズとしては大きなスイカぐらいのものでした。

また、本場のハロウィンはどうなのだろうと思っていましたが、各家の前にカボチャが1つ置いてあるぐらいということが多く、街中もほとんどハロウィンの様相はありませんでした。

まとめ

ほんの一部でしたが、海外の遊びはいかがだったでしょうか?
私としては、安全性や品質についてはやはり日本の方がしっかりしているなと感じました。
私も子どもに関わる仕事をしていて、本当に安全性や品質に対する取り組みというのは大事だと思いますし、必要だと思います。
しかしながら、ボストンで見たいろいろな遊びは発想やアイデアがユニークで自由なイメージがしました。
どちらが良い悪いということはなく、同じように子どもが健やかに育つために必要なものをいろいろな方法で与えているのだと思います。

皆さんも、海外に行く機会がありましたら、日本との違いを見てほしいと思います。
その中で面白いものがあったら、是非ASOPPA!に教えてくださいネ。


文・取材/ASOPPA!事務局
※本記事は2018年、2019年の情報であり、現在の情報とは異なっている可能性があります。
※上記は許可を得て撮影しています。

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