スーパーでは一年を通して並んでいるりんごですが、実は、最も値段が安くなるのは冬なのだそう。
安いときにまとめて買ったものの、食べきれなかった経験がある人もいるかもしれません。
そこで今回は、りんごの大量消費にも役立つスイーツレシピを紹介します。
子どもでも簡単に作れるものを3つ集めたので、週末や冬休みのおうちイベントにもおすすめですよ。
リンゴジャム
パンだけではなく、クラッカーや鶏肉のソテーなどと合わせてもおいしいリンゴジャム。片手鍋ひとつで簡単に作れるほか、作り置きにも便利ですよ。
＜材料＞
・りんご…2個
・砂糖…50g
・レモン果汁…大さじ1
＜作り方＞
1．りんごは皮をむいて芯を取り3cm角に切る
2．片手鍋にりんご、砂糖、レモン果汁すべて入れて火にかける
3．りんごから水分が出てきたらアクを取りながら弱火～中火で煮詰めていく
4．オレンジがかったキャラメル色まで煮詰まれば完成！
りんごの食感は残ったままなので、歯ごたえもしっかり楽しめます。最初に細かく切れば、もっとなめらかな食感になりますよ。
今回のレシピではしっかり甘さがあるジャムができるので、りんごの酸味や甘さによって砂糖とレモン果汁の量は調整してくださいね。瓶に詰めると冷蔵庫で長期保存もできますよ。
フライパンでタルトタタン
大人っぽい味わいとりんごの酸味が堪能できるフランスのお菓子、タルトタタン。今回はタルト生地の代わりにホットケーキミックスを、オーブンの代わりにフライパン（26cm～28cm）を使って仕上げていきます。
＜材料＞
・りんご…1個
・ホットケーキミックス…100g
・卵…1個
・牛乳…50cc
・バター…30g
・グラニュー糖…30g
・シナモン（お好みで）…少々
＜作り方＞
1．りんごは芯を取り5mmくらいの薄切りにする
2．ボウルに卵、牛乳、ホットケーキミックスを入れて混ぜ合わせる
3．フライパンにバター、グラニュー糖、シナモンを入れて火にかけキャラメル色になるまで煮詰める
4．【3】にりんごを並べて入れる
★このとき円を描くように並べると仕上がりがきれいになりますよ
5．りんごに火が通ったら一旦火からおろす
6．【5】に【2】の生地を流し入れる
★へらなどでフライパンの端まで生地を伸ばすと丸く仕上がります！
7．フタをして再び火にかけ、弱火で約10分中まで火を通す
8．お皿にひっくり返して取り出したら完成！
ナイフでホールケーキのように切っていただきます。ホットケーキミックスの生地はふわっとしており、りんごのしっとりさとマッチ！
バターを使っているので甘いだけでなく塩気も感じられますよ。
アップルクランブル
生地がぽろぽろしているクランブルは、仕上がりの形に失敗がないためお菓子作りが初めての子どもでも挑戦しやすいですよ。熱々のうちにアイスクリームを添えて食べるのがおすすめです。
＜材料＞
★りんご…1個
★砂糖…30g
★シナモン（お好みで）…少々
・薄力粉…100g
・有塩バター…50g
・砂糖…30g
・バニラアイス…適量
＜作り方＞
1．りんごは皮をむいて芯を取り、8等分に切ったあと1cm程度の厚みのいちょう切りにする
2．ボウルに★の材料をすべて入れ混ぜ合わせる
3．バターを1cm角に切る
★バターは室温に戻さず、冷えた状態のまま使いましょう
4．ボウルに薄力粉、砂糖、バターを入れてバターを潰しながら混ぜる
5．練ってまとめず、ぽろぽろになったら生地の完成
6．耐熱容器に【2】のりんごを敷き詰める
★出てきた水分を入れないように注意しましょう！
7．りんごの上にクランブル生地を乗せる
8．180度に予熱したオーブンで20分程度焼く
★表面がほんのりきつね色になっていなければ5分ずつ様子を見ながら焼いてください！
9．焼いたクランブルをお皿に取りバニラアイスを添えたら完成！
温かいクランブルと冷たいバニラアイスの相性が抜群。塩気のある生地とりんごの甘みで、食べ飽きることなく手が止まりません。
我が子はバニラアイスとの食べ合わせが気に入ったようで、取り合うように食べていましたよ。
まとめ
そのまま食べてもおいしいりんごですが、たくさん買うと飽きてしまうこともありますよね。
お菓子作りとなると手間がかかったり珍しい材料が必要になったりしがちですが、紹介したレシピはスーパーでも手軽に手に入るものばかりです。
どれも簡単で調理時間も短いため、思いついたときにサッと作れるのもうれしいですね。
ぜひ参考に、りんごを使ったスイーツ作りを楽しんでみてくださいね。
文／丸山希
お菓子作りとなると手間がかかったり珍しい材料が必要になったりしがちですが、紹介したレシピはスーパーでも手軽に手に入るものばかりです。
どれも簡単で調理時間も短いため、思いついたときにサッと作れるのもうれしいですね。
ぜひ参考に、りんごを使ったスイーツ作りを楽しんでみてくださいね。
文／丸山希
