夏本番となり、全国では魅力あふれるさまざまな花火大会が開催されています。
今年は、行動制限の緩和で4年ぶりに通常開催という花火大会も多く、楽しみにしている人も多いでしょう。
そこで今回は、これから開催される花火大会の中からおすすめの花火大会を6つ紹介します。
それぞれ花火大会の特徴や見どころ、開催情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
夏本番となり、全国では魅力あふれるさまざまな花火大会が開催されています。
今年は、行動制限の緩和で4年ぶりに通常開催という花火大会も多く、楽しみにしている人も多いでしょう。
そこで今回は、これから開催される花火大会の中からおすすめの花火大会を6つ紹介します。
それぞれ花火大会の特徴や見どころ、開催情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
出典:https://www.instagram.com/p/BnCznJIlD1w/
1910年に諏訪神社の祭典の余興として始まり、100年以上の歴史を誇る「大曲の花火大会」。今年で95回目の開催で、この日は人口4万人ほどの大仙市に県内外から70万人以上の観客が集まります。
正式には「全国花火競技大会 大曲の花火」という名前で開催されており、コンクール形式で全国の花火師が技術を競い合っています。
大曲の花火は、「昼の部(昼花火)」「夜の部(夜花火)」の2部制!
昼の部では光の代わりにカラフルな色煙を使用するのが特徴で、色彩豊かでなかなか見られない珍しい花火に目が離せません。
また、夜の部では「10号玉 芯入割物」「10号玉 自由玉」「創造花火」の3部門に分けて打ち上げられ、より美しく独創的な花火を楽しめます。
昼の部・夜の部合わせて4部門の中から最も優秀と認められた花火師には、日本で最も権威ある賞「内閣総理大臣賞」が受賞されます。
大曲の花火で1番の見どころは、夜の部フィナーレ直前に打ち上げられる「創造花火」。
魅力的な題名に合わせた個性的で豪華な花火が打ち上げられ、とにかく圧巻です。
開催場所
大仙市大曲雄物川河畔(「大曲の花火」公園)
開催日
2023年8月26日(土)
時間
昼の部 17:10〜18:00
夜の部 18:50〜21:30
打ち上げ数
約1万8,000発
天候規制
雨天決行
駐車場
あり(一部有料)
出典:https://www.instagram.com/p/ChrfQlnhVpz/
山形県鶴岡市で毎年8月の第3土曜日に開催されている「赤川花火大会」は、全国から集まったトップクラスの花火師が、それぞれの腕を競って花火を打ち上げる大会です。
今年は節目となる30周年の記念大会!
本来は2020年に30回目を迎える予定でしたがコロナで中止になり、4年越しにようやく記念大会を迎えられます。
全長2kmに渡る打ち上げ場所や1,000mに及ぶ上空幅など、会場の広さを生かした打ち上げ花火が特徴的。ここまでの規模は全国でも珍しく、毎年多くの人が観に訪れています。
音楽と花火のシンクロは見事で、目の前が花火で埋め尽くされる様子は衝撃的です。
終始鳥肌が止まらず、感極まって涙する人も。
今年の見どころはなんと言っても30周年を記念したプログラム。
「ひかり、その先へ〜これまでの感謝とこれからの未来へ〜」をテーマに、赤が花火大会の魅力である「音楽と融合し打ち揚がる感動的な花火」を最大限に生かし、2023年のみの豪華で特別なプログラムが行われる予定です。
ぜひ会場まで足を運んで、アニバーサリーの特別な景色を目の前で体験してみてくださいね。
開催場所
赤川河川敷(羽黒橋〜三川橋間)
開催日
2023年8月19日(土)
時間
19:15~20:45
打ち上げ数
約1万2000発
天候規制
小雨決行
荒天時は中止となります
駐車場
会場から少し離れた場所に無料臨時駐車場あり
出典:https://www.instagram.com/p/Cdr_UgWpnlo/
宇都宮市で開催されている「宇都宮花火大会」は、1984年に『祝’84とちぎ博きぬ川大花火大会』として、地元企業が主催・協賛のもと初めて開催されました。
経済状況の悪化に伴い2004年からは開催できなくなりましたが、ボランティアの有志により2007年に異例の復活。
その後、花火大会として初の特定非営利活動法人「NPO法人うつのみや百年花火」が立ち上げられ、今や栃木を代表する花火大会として多くの人に親しまれています。
17回目の開催となる今年のテーマは「未来」。
100年先までの想いをこめて、明るい未来を思い描くきっかけになるようなダイナミックな花火が宇都宮の夜空を彩ります。
初披露となる色とりどりの花火や宇都宮名物のギョウザやいちごをイメージした花火、特大スターマインで演出する「雷都うつのみや」が見どころとなっています。
さらに、昨年の大曲花火大会の10号玉自由玉の部で優勝した作品も打ち上がりますので、ぜひ会場でご覧ください。
会場には、宇都宮市民が無料で使える「宮っこエリア」をはじめ、テーブル席やシート席などが用意されています。
なかには、未就学児のお子さんがいる方限定の「キッズパーク」も!
授乳室やおむつ交換スペースも用意されているため、小さなお子さんがいても安心してゆっくり観覧できますよ。
ただし、今年は全エリア完全チケット制となっており、チケットをお持ちでない方は会場内への入場や駐車場・駐輪場の利用などができませんのでご注意ください。
開催場所
鬼怒川河川道場宿緑地公園
開催日
2023年8月12日(土)
時間
18:30~20:00
打ち上げ数
約2万発
天候規制
雨天決行
荒天時は13日(日)に順延
駐車場
無料臨時駐車場あり
一部駐車場からシャトルバスの運行あり
出典:https://www.instagram.com/p/CDs9qQ5p_A0/
今年で42回目の開催となる「神宮外苑花火大会」は、毎年8月に明治神宮外苑で開催されており、東京3大花火大会とも呼ばれるほど大規模な花火大会です。
2011年からは、東日本大震災や九州災害の復興支援として、収益の一部を被災地に寄付しています。毎年1万発の暖かい花火が打ち上げられています。
有料観覧会場として「神宮球場」と「秩父宮ラグビー場」が用意され、スタンド席またはアリーナ席に座ってゆっくりと迫力満点の花火を楽しめます。
2つの会場は雰囲気や出演者が異なりますので、シチュエーションに合わせて選んでくださいね。
有料席を利用するためには4歳からチケットが必要ですが、3歳以下のお子さんは大人の膝の上に座る場合のみ無料で入場できます。
有料観覧会場では毎年有名なアーティストによる生ライブが行われており、ライブを楽しみに訪れる方も多いです。
今年はすでに大黒摩季さんやゴールデンボンバーなどの参加が決定しています。(随時公式HPで発表)
ライブによって会場のボルテージは一気にMAX!
熱気あふれる会場から、美しい花火を楽しみましょう。
有料会場にて間近で花火を観覧するのが1番おすすめですが、スケールが大きい花火大会ですので有料会場を利用しなくても迫力のある花火を楽しめます。
恵比寿ガーデンプレイスタワーの展望スペースや明治公園、日本青年館ホテル、東京タワー・六本木ヒルズの展望台などが穴場スポットですので、ぜひ利用してみてくださいね。
開催場所
東京神宮外苑
有料席:神宮球場、秩父宮ラグビー場
開催日
2023年8月12日(土)
時間
【花火打ち上げ時間】
19:30〜20:30
【イベント時間】
神宮球場
16:00 開場 17:30 開演予定
秩父宮ラグビー場
15:00 開場 16:30 開演予定
打ち上げ数
1万発
天候規制
小雨決行
荒天時は翌日13日(日)に延期
駐車場
なし
当日は交通規制が敷かれ、周辺駐車場に停めると出庫できなくなります。
できるだけ公共交通機関を利用してください。
出典:https://www.instagram.com/p/Bz-etscAKj7/
今年で50回目の開催という節目を迎える「相模原納涼花火大会」は、1951年に水郷田名の復興を願い、「田名煙火大会」として地元の消防団が始めました。
1971年には現在の「相模原納涼花火大会」に改名され、相模原市の夏の風物詩として愛されています。
見どころはスターマインや空中ナイアガラ。
ダイナミックで迫力満点の花火は鳥肌物です!
打ち上げ場所から観覧席までの距離も近く、あまりの迫力に会場では歓声や拍手が鳴り止みません。
花火の打ち上げとともにメッセージを場内放送する「メッセージ花火」があるのも特徴的。協賛金(3万・5万・10万円)の金額によって花火の大きさや数、文字数が変わります。
なかなか体験できない貴重な経験となりますので、記念日や大事なイベントがある方はぜひ利用を検討してみてくださいね。
開催場所
相模原市中央区水郷田名 相模川高田橋上流
開催日
2023年8月26日(土)
時間
19:00~20:00
打ち上げ数
約1万発
天候規制
小雨決行
荒天時や相模川雑炊時は翌27日(日)に延期
駐車場
河川敷を駐車場として開放
1台2,000円で駐車券の購入が必須
出典:https://www.instagram.com/p/Ci4ktxiJEb0/
今年で36回目の開催となる「関門海峡花火大会」は、全国でも珍しいボランティア主催の大型花火大会です。
もともとは山口県下関市が単独イベントとして開催していましたが、現在は関門海峡をはさみ、福岡県北九州市と山口県下関市の両岸で共同開催されています。
当日は北九州市側と下関市側合わせて約1万5000発の花火が、両側から競うようにつぎつぎと打ち上げられます。
大きくて綺麗な夜景に打ち上がる花火はとにかく美しく、虜になってしまうでしょう。
なかでも海岸で開催される花火大会でしかみられない「水中花火」が見どころです!
海に投げ入れることで花火玉が水の中で開き、水面に花火が大きく広がる様子は圧巻。
ほかにも、連続で打ち上げられる大玉花火も人気の演出となっています。
夜空を盛大に彩るパワフルな花火から目が離せません。
開催場所
北九州市門司区西海岸周辺
山口県下関市あるかぽーと地区を中心に関門海峡沿岸一帯
開催日
2023年8月13日(日)
時間
19:50~20:20(19:40〜開会式)
打ち上げ数
約1万5000発
天候規制
雨天決行
荒天時は中止
駐車場
なし