夏休みの宿題で苦労しがちな読書感想文。
書くのに結構な時間が掛かることもさることながら、どの本を読むかでも悩んでしまいますよね。
そんなご家庭に、楽しく読める書籍をご紹介します。
楽しく読めると感想もはかどりますよ。
※本記事はフレーベル館出版noteを参考にしています。
夏休みの宿題で苦労しがちな読書感想文。
書くのに結構な時間が掛かることもさることながら、どの本を読むかでも悩んでしまいますよね。
そんなご家庭に、楽しく読める書籍をご紹介します。
楽しく読めると感想もはかどりますよ。
※本記事はフレーベル館出版noteを参考にしています。
新船(あらふね)中学校を舞台に、そこに通う弱くて強い、中学生たちが主人公の1冊で、新船中学校の中学生たちと、1人の養護教諭の7つのエピソードを収録しています。
対象年齢:小学校高学年~中学生
定価:1,694円(本体1,540円)
それぞれが持つ悩みや秘密が、些細なことでこじれてしまっていた人間関係が、時に痛みを伴いながら、少しずつでも確かにほどけていきます。
繊細な中学生たちの機微をリアルに描き出した、青春短編連作です。
少しだけエピソードをご紹介します。
episode1 シロクマを描いて
親友・早緑(さみどり)とけんかして以来ひとりぼっちの六花(りっか)。放課後、スケッチをする彼女の前に現れたのは……。
episode4 いたずら男子の計画は
テストも終わって浮かれる葵生(あおい)。親友の悠磨(ゆうま)と颯太(そうた)の3人で、「中2らしいいたずら」の計画を考えるが……。
episode7 くろノラの物語
異動を控えた養護教諭の三澄(みすみ)先生。保健室をたずねてきたひとりの男子と話すうちに、昔のことを思いだし……。
それぞれのエピソードから感じ取れることは様々なので、ポイントは一つに絞りきれませんが、全編を通じて語られていることの一つに「言葉の力」の強さがあります。
また、全てのエピソードに登場し、飄々とした態度で、でも皆に寄り添うように存在する黒野良輔(くろのりょうすけ)にも注目してください。
彼にも辛い過去がありました。そしてそれを解決に導いたのは「言葉の力」ではありませんでした。
「言葉の力」がポイントの一つなのに、「言葉の力」ではないとはどういうことなのでしょうか?