コロナウイルスの影響により、社会としてリモートワーク化が一気に進みました。
どこでも仕事ができるということから、自然豊かな土地に引っ越しをする「移住者」が増加しています。
今回ご紹介するおすすめの移住先は「栃木県茂木町」。
読み方は「もてぎまち(茂木町)」です。
茂木町の魅力や移住・定住の支援策がどのようなものなのかを見ていきましょう。
※メイン画像提供:茂木町役場
コロナウイルスの影響により、社会としてリモートワーク化が一気に進みました。
どこでも仕事ができるということから、自然豊かな土地に引っ越しをする「移住者」が増加しています。
今回ご紹介するおすすめの移住先は「栃木県茂木町」。
読み方は「もてぎまち(茂木町)」です。
茂木町の魅力や移住・定住の支援策がどのようなものなのかを見ていきましょう。
※メイン画像提供:茂木町役場
移住支援などが素晴らしくても、その土地の良さがないと移住先として選ぶのは難しいですよね。
そこで、まずは茂木町がどのような場所なのかをご紹介します。
栃木県の南東部、茨城県との境に位置する栃木県芳賀郡茂木町。
2000年に開通した北関東道により隣接する県へのアクセスも良く、東京都心までも100km圏内と便利になっています。
・面積:172.69㎢
・人口:11,002人(2024年3月1日現在)
参考:栃木県茂木町ホームページ
・最高平均気温:25.0℃(8月)
・最低平均気温:2.0℃(1月)
・最高平均日照時間:269.78時間(5月)
・最低平均日照時間:201.27時間(1月)
・最高平均降水量:190.0mm(9月)
・最低平均降水量:58.0mm(12月、1月)
茂木町は山や川も多く、棚田も有名です。
そんな茂木町の美味しいものをご紹介します。
※画像提供:株式会社美土里農園
栃木県の名産といわれて真っ先に思いつくといっても過言ではないのがいちごです。
そんな美味しい茂木産のいちごを目の前で混ぜ合わせるオリジナルアイスは道の駅でとても人気です。
また、茂木町でいちご狩りができる農園の美土里農園では日本野菜ソムリエ協会主催第一回全国いちご選手権で金賞を受賞した「とちあいか」と入賞の「とちおとめ」の食べ比べも可能とのことです。
茂木町内にある山内地区では5,000本以上のゆずの木があるといわれ11月下旬ごろには収穫の最盛期を迎えます。
荒地だった場所にゆずを植え始めたのが1985年。
今では茂木町を代表する名産となっています。
そんなゆずを使用した「ゆずサイダー」や「ゆずラーメン」などを堪能することができるそうです。
また、茂木町のキャラクターである「ゆずも」にも会えるかもしれませんよ。
今では全国的に有名なお店も出店している茂木町ですが、実は元々あったラーメン専門店が閉店となり、町をあげてラーメン店の誘致に取り組んだ経緯があります。
その誘致方法がSNSでのラーメン店募集だったのですが、これがいろいろなメディアに取り上げられ、全国各地から応募があったそうです。
そんな茂木町に出店することになったラーメン店のなかでも、道の駅にある十石屋は道-1グランプリで3年連続優勝を受賞するほどの実力。
「もてぎのゆず塩ら~めん」は、先ほど触れた茂木産のゆずや新鮮野菜がたっぷりで、そこにゆず酢をかけて味わうのが通だそう。
茂木町に訪れた際に一度立ち寄って欲しいおすすめのスポットをご紹介します。
※画像提供:モビリティリゾートもてぎ|ホンダモビリティランド株式会社
茂木町と聞いた時点で「ツインリンクもてぎ」が頭に浮かんだ方も多いのではないでしょうか?
その「ツインリンクもてぎ」が2022年に名称変更をし「モビリティリゾートもてぎ」となりました。
本施設はサーキット場のイメージが強いかもしれませんが、実は他にもアクティビティが盛りだくさん。
森の中に作られた「ハローウッズ」や39ものアスレチックを楽しめる「森感覚アスレチックDOKIDOKI」、2024年3月にオープンした「空のアスレチックひろばKONOMI」のほか、ジップラインや立体迷路、キャンプやホテル、レストランなど多種多様です。
真岡鐵道(もおかてつどう)ではSLもおかの姿を見ることができます。
茂木駅はその発着地点であり、道の駅もてぎからもその雄姿を見ることができるそうです。
2024年3月にはSL運行30周年を迎えイベントが実施されたそうです。
小さなお子さんにとっても生で見るSLは迫力満点なのではないでしょうか?
先ほど茂木駅は真岡鐵道の発着駅とご紹介しましたが、実は1928年に茨城県へとつながる「長倉線」の建設が決定されていました。
その後、いろいろな状況により1937年4月に着工を開始し、1940年には6㎞の竣工に至りました。
残り6㎞も建設していこうという矢先、1941年に太平洋戦争が勃発したことにより、工事は中断。
その後、工事が再開されることはなく、一度も列車が走ることのない「未成線」の区間となったそうです。
現在は「幻の長倉線」を巡るツアーが行われるなど人気のスポットとなっています。
山や川などの自然を有する茂木町では登山やハイキング、キャンプなどのレジャーも豊富です。
標高216mの鎌倉山はハイキングにもぴったりで車でも頂上までいくことができます。
また、冬には雲海が見られることでも有名です。
ここまで茂木町の自然や美味しいものなどいろいろある中の一部をご紹介してきました。
ここからは移住をしたい方、移住に興味がある方におすすめする茂木町のスゴイ移住・定住支援策をお子さんがいるご家庭をメインとした内容でご紹介していきます。
空き家物件を有効活用するために様々な条件で空き家を探せるWEBサイトを開設しています。
こちらで利用登録をすると情報の閲覧はもちろん、現地案内や所有者への紹介などをお手伝いしてくれます。
また、空き家情報バンクを利用して空き家を売買・賃貸した方で改修工事を行った場合はかかった費用の1/2(上限50万円、子育て世代では上限100万円)の補助を受けることができるそうです。
民間企業などが管理しているアパート等については、3年間もの間、子育て世代では毎月上限20,000円の補助を受けることができます。
単純に計算しても72万円分ですのでとても助かりますよね。
移住に興味はあるけどいきなりは心配という方でも安心。
茂木町では移住体験施設があり、1泊~1ヵ月以内で移住体験をすることができます。
費用は、1泊2,000円、16泊~30泊30,000円となっています。
妊娠や出産は不安もありながら、費用も多くかかってきます。
自然豊かな環境で子どもたちが健やかに育ち、安心して妊娠出産ができる町もてぎを目指している茂木町が行っている妊娠・出産サポートについてご紹介します。
妊娠届を出した時や出産後に給付金が支給されます。
・妊娠届後:50,000円(妊婦1人あたり)
・出産後:50,000円(出生時1人あたり)
出産時にお子さん1人あたり100,000円が支給されます。
出産後の準備に役立てられそうですね。
子どもが生まれるといろいろと費用がかかってきます。
そんな子育てを少しでも楽しめるようにいくつもの支援が用意されています。
赤ちゃんが生まれて意外と費用がかかるのがおむつです。
そこで茂木町では「紙おむつ助成券」が用意されており、上限12,000円まで助成してくれます。
子どもの体重測定や育児の悩み相談を行う育児カウンセリング、離乳食教室、0歳児対象の赤ちゃんマッサージなどを受けることができます。
プレイルームもありますので、楽しく過ごすことができます。
お子さんが小学校や中学校に入学した際に、1人あたり30,000円が支給されます。
ちょっとしたタイミングでの支援は嬉しいですよね。
自然豊かな茂木町では都会ではできない教育制度が用意されています。
その他、グローバル化にも対応すべく貴重な体験をすることができます。
早速みていきましょう。
小学校5・6年生を対象に行われる「ふるさと運動学習」。
その中身は自然豊かな茂木町ならではの内容で、なかなか都会では体験できないものがほとんどです。
・鮭の卵のふ化や放流体験
・座禅体験
・モビリティリゾートもてぎ内での里山体験
・ライフセービング体験
・漁業体験
小学校6年生を対象に福島県天栄村にある「ブリティッシュヒルズ」での宿泊・英語研修が行われています。
「ブリティッシュヒルズ」はパスポートのいらない英国として建物を含め英国を再現した非日常を味わえる空間です。
ここでは実際に外国の方と英語で会話をします。
また、中学校では姉妹都市インディアナ州スピードウェイタウン(アメリカ)への海外派遣があり、8日間を海外で過ごします。
茂木中学校・高校では茂木町が運営する公営塾「ゆずも塾」があります。
中学生や高校生が無料で利用することができ、受験勉強やゼミ活動なども行われています。
通常、塾の費用は家計への負担が大きいため、とても助かる制度ですよね。
最後に子育て関連の支援策パンフレットがありますので、興味のある方はチェックしてみてください。
移住定住をするにあたって特にファミリー層に関係しそうなものの中からほんの一部だけをご紹介いたしました。
ファミリー向けもそうでないものもまだまだ支援策がありますので、もっといろいろ見てみたいという方は支援策の一覧をご覧ください。
掲載している情報は、執筆時点のものとなります。
最新の情報は以下にてご確認ください。
名称:もてぎ暮らしサポートセンター
住所:〒321-3531 栃木県芳賀郡茂木町茂木1583
電話番号: 0285-64-1310