日本は国土の約70%が山地であり、地形の多様性と豊富な降雪量が確保されています。
スキー場は全国各地にあり、家族で遊べるスキー場を探すのは難しくありません。
「子どもをゲレンデデビューさせたい！」というご家庭は、ファミリー向けの施設やサービスが充実しているスキー場をチェックしてみましょう。
この記事では、キッズパークや子ども向けのプログラムを備えた、家族で楽しめるスキー場をまとめました。
もちろんどこのスキー場もレンタルが充実しているので、手ぶらでもOK。
アクセス手段や施設の概要をチェックして、身近なスキー場に足を運んでみてください！
北海道のスキー場は、パウダースノーと雄大な自然が魅力です。
本州のスキー場と比較して広大な敷地を確保しているところが多く、子連れファミリーものんびりと雪遊びを楽しめます。
北海道のスキー場から、家族におすすめのスキー場を見ていきましょう。
キロロスノーワールドは、北海道屈指の雪質を誇るスキー場です。
初心者や子ども向けの緩やかなコースがあり、小さな子どものゲレンデデビューに最適です。
キロロスノーワールドのおすすめポイントは、スキー以外のアクティビティが充実していること。
「キロロスノーアクティビティワールド」では、3歳以下の子どもでも保護者同伴でスノーチューブやそり・雪遊びを楽しめます。
有料アクティビティには「バナナボート」「スノーラフティング」「スノーバギー」「シェルパで行くフォレストツアー」などもあり、子どもの年齢や興味に合わせてスノーアクティビティを選択することが可能です。
また、スキー場には温泉やレストランが併設されており、家族全員でリラックスできるのも◎。
隣接する宿泊施設もさまざまあり、スキーリゾートを存分に満喫できます。
アクセス方法: 札幌から専用バスで約2時間
リフト運行時間: 8:30～19:00(季節や場所により変動)
リフト料金: 1日券 大人8,000円、子ども(6～12歳)4,400円
住所: 北海道余市郡赤井川村常盤128-1
電話番号: 0135-34-7171(スキー場)
ルスツリゾートスキー場は、北海道最大級のスケールを誇るスキー場。
2024年の「ワールドスキーアワード」では、「日本ベスト・スキー・リゾート部門」の最優秀賞を受賞しました。
海外から訪れるスキーヤーも多く、外国のスキーリゾートのような華やかさがあります。
スキー場の魅力は、北海道ならではの大自然を満喫できる多彩なプログラムが揃っていること。
定番のスノーモービル・スノーラフティングのほか、犬ぞり(4～12歳)や乗馬(身長140cm以上)・アイスフィッシング(5歳以上)を体験できるプログラムがあります。
広大なゲレンデには初心者向けのコースが多く、キッズパークも充実。
リゾート内には遊園地や温泉、プールもあり、過ごし方の選択肢は多彩です。
アクセス方法: 新千歳空港から車で約90分
リフト運行時間: 9:00～19:45(季節・場所により変動)
リフト利用料金: 1日券 大人14,500円、子ども(4～12歳)7,200円
住所: 北海道虻田郡留寿都村字泉川13
電話番号: 0136-46-3111
関東や中部地方は、全国的にもスキー場の多い地域です。
ファミリー向けのスキーリゾートも充実しており、多くの家族連れがゲレンデを満喫しています。
関東・中部地方の、家族で楽しめるスキー場をご紹介します。
軽井沢スノーパークは、初心者から超上級者までのコースを備えたスキー場です。
子ども向けには最大斜度8度の「エッグコース」「ファミリーコース」があり、ゲレンデデビューしたばかりの子どもでも楽しく遊べるコースが見つかります。
子どもが4歳以上なら、ゴム製の浮き輪でゲレンデを滑るスノーチュービングがおすすめです。
軽井沢スノーパークのチュービングコースは、日本最大級！
コース途中にはバンクやジャンプポイントなどもあり、スリルとスピードを楽しめます。
一方「チュービングは怖いかも」というご家庭は、ちびっこ向けの「プレジパーク」を利用しましょう。
パーク内ではそり遊びができるほか、3歳から利用できる「ちびチュービング」も利用可能。
チューブに揺られてゆっくりと回るメリーゴーランドもあり、小さな子どもも楽しい時間を過ごせます。
アクセス方法: 上信越道・碓氷軽井沢ICから車で約45分
リフト運行時間: 8:30～16:30(土日祝日)、9:00～16:20(平日)
リフト利用料金: 1日券 大人4,000円、子ども3,000円
住所: 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢2032-16
電話番号: 0279-84-1227
白馬八方尾根スキー場は、北アルプスの大パノラマとパウダースノーを楽しめるスキー場です。
最長滑走距離は8000mで16本のコースがあり、初心者から上級者まで自由な滑り方で楽しめます。
子ども連れの家族におすすめなのは、安全ネットでセパレートされた「なきやまスノーランド」。
エリア内はキッズそりエリアとデビューエリアに分かれており、中央には全長80mのムービングベルトが設置されています。
子どもにうれしいふわふわの遊具もあり、子どもの年齢や興味に合わせて遊び方を選択できるのが魅力です。
すぐそばの「もぐもぐ広場」にはキッチンカーが常設されているので、小腹が空いたときも安心ですよ！
アクセス方法: 長野自動車道・安曇野ICから車で約60分
リフト運行時間: 8:00～16:00(季節・場所によって異なる)
リフト利用料金: 1日券 大人8,000円、子ども(6～17歳)4,000円、6歳未満無料
住所: 長野県北安曇郡白馬村北城八方
電話番号: 0261-72-3066(総合インフォメーション)
高鷲スノーパークは、西日本最大級のビッグゲレンデを持つスキー場です。
※岐阜県は中部や東海地方ですが公式サイトでは西日本最大級と表現されています。
人工降雪機を稼働させているため、降雪量が少ないときも十分な積雪量が確保されています。
営業期間は140日以上と長く、4月下旬までスキーや雪遊びを楽しむことが可能です。
家族での雪遊びにおすすめなのは、約8,000㎡の広さがあるファミリーエリア「ユキノス」。
エリア内ではそりやスノーストライダーで遊べるほか、スリル満点のチュービングにもチャレンジできます。
ファミリーエリアは駐車場から至近のため、ゲレンデを延々と歩く必要はありません。
またスノーボードスクールは4歳から、スキースクールは5歳から利用できます。
必要なアイテムは全て現地でレンタルできるので、子どもにスノボやスキーデビューさせたい！ と考えているご家庭にもおすすめです。
アクセス方法: 東海北陸自動車道「高鷲IC」から約10分
リフト運行時間: 8:00～16：30
リフト利用料金: 1日券 大人5,900円、中高生(13歳～18歳)：4,100円、子ども(4歳以上小学生以下)2,400円
住所: 岐阜県郡上市高鷲町西洞3086-1
電話番号: 0575-72-7000
雪の多い北陸地方は、日本海側特有のしっとりとした雪質を楽しめるスキー場が豊富です。
家族連れにおすすめの、北陸地方のスキー場をご紹介します。
スキージャム勝山は、初級から中・上級まで全15コースを備えるスキー場です。
コース全長は5,800メートルあり、スキー場の規模としては西日本最大級。
山頂1,320mと標高の高い位置にあり、雪の量・質ともに高い評価を集めています。
子連れファミリーにおすすめなのは、初心者や子ども向けの「ビキッズパーク」です。
パーク内には雪遊びエリア・そりエリア・スキー・スノボ練習エリアがあり、スノーエスカレーターも完備されています。
いずれのエリアも十分な広さがあり、子ども同士がぶつかる心配が少ないのがうれしいポイント。
またスキー場には授乳室が備えられている上、売店ではオムツが販売されています。
男女トイレには子ども用設備も付随しており、乳幼児を連れての雪遊びも安心！
ゲレンデ直結の温泉や温水プール・休憩できるレンタルルームもあるので、子どもが雪遊びに飽きたときの選択肢も豊富です。
アクセス方法: 中部縦貫自動車道・勝山ICから車で約20分
リフト運行時間: 8:00～16:30(土日祝日)、8:30～16:30(平日)
リフト利用料金: 1日券 大人5,800円、子ども(小学生)3,500円、子ども(3歳から未就学児)1,900円
住所: 福井県勝山市170-70
電話番号: 0779-87-6109
舞子スノーリゾートは、全26コース・最長滑走距離約6,000mのスキー場です。
関越自動車道・「塩沢石打IC」から車でわずか1分という好立地にあり、首都圏から約2時間でアクセスできます。
移動の負担が比較的少なく、気軽な家族のお出かけに最適です。
ゲレンデには初心者コースから超上級者コースまで揃っており、個々のスキルに合わせた滑り方を満喫できるのが魅力。
子どもとのんびり過したいご家庭は、「スマイルキッズパーク」に足を運びましょう。
自由に使えるそりや遊具があり、手ぶらで雪遊びを楽しめます。
また無料休憩所や託児所があることも、子ども連れにとってはうれしいポイント。
「お昼寝させたい」「子どもを預けて思い切り滑りたい」など、ご家庭のさまざまなニーズにも対応できます。
関西は滋賀県や兵庫県、中国地方は岡山県、広島県、鳥取県などにスキー場が点在しています。
西日本エリアに居住中の人は、これらの地域で身近なスキー場を探してみてください。
関西・中国地方から、家族連れにおすすめのスキー場をご紹介します。
ハチ・ハチ北スキー場は、「ハチ高原エリア」「ハチ北エリア」の2エリアにまたがるスキー場です。
両エリアは山頂部分で行き来でき、それぞれ趣の異なるコースでスキーやスノボを楽しめます。
両エリアのコース・ゲレンデの合計数は25にも上り、スキー場の規模は関西最大規模です。
ファミリー向けのキッズパークは、ハチ側・ハチ北側それぞれにあります。
どちらのパーク内にもムービングベルトが設置されており、リフトに乗れない子どもも安全かつ楽しく遊べるでしょう。
どちらのキッズパークでもスノーアトラクションやノーマルのそり遊びができますが、遊び方や設備はやや異なります。
■ハチ高原側：スノーストライダーで遊べる＆雪遊びエリアが充実している
■ハチ北側：スノーゴーラウンドや、一息つける「ホッとベンチ」が設置されている
子どもの遊び方や年齢に合わせて、利用しやすいキッズパークを選択してくださいね。
アクセス方法: 北近畿豊岡自動車道「八鹿氷ノ山IC」から車で約30分
リフト運行時間：運行時間: 多くのリフトがあり、それぞれ運行時間が異なるため、公式サイトにてご確認ください。
・ハチ高原リフト営業時間
・ハチ北リフト営業時間
リフト利用料金（共通）：1日券 〈ICリフト券〉：大人5,000円（平日）、5,500円（休日）、子ども（4歳～小学6年生まで）：3,500円
住所：
【ハチ高原】兵庫県養父市丹戸字西横角909−１
【ハチ北】兵庫県美方郡香美町村岡区大笹580−1
電話番号：
【ハチ高原】079-667-8036
【ハチ北】0796-96-0201
だいせんホワイトリゾートは、4エリア・9コースで構成されるスキー場です。
初心者コースから国際大会が実施される上級者コースまで揃っており、最上部では日本海、中海(なかうみ)、島根半島を臨める絶景パノラマを楽しめます。
幼児から小学校低学年までの子どもが利用できるのは、ムービングベルトを備えた「タカぴよランド」。
雪遊びに必要なスコップやバケツ・そりが用意されており、親子でのんびり遊べます。
エリア内にはスキー場のキャラクター「タカぴー」「だいてん」もやってくるので、思い出に残る楽しい写真を撮影できそう！
タカぴよランドの利用料金は、1日1,000円となっています。
年間パスポートは1,500円なので、「シーズン中にまたくるかも……」というご家庭は年間パスポートがお得です。
アクセス方法: 米子自動車道「米子IC」から車で約20分
営業時間: 8:00～17:00
利用料金: 1日券 大人5,500円、子ども(小学生)3,800円、未就学児 無料
住所: 鳥取県西伯郡大山町大山96
電話番号: 0859-52-2315
