夏にぴったりな「梅干し」の効果がすごかった……! 残暑を乗り切るさっぱりレシピをご紹介

公開日:2025/09/04

夏にぴったりな「梅干し」の効果がすごかった……! 残暑を乗り切るさっぱりレシピをご紹介

まだまだ暑さが続くこの時期。夏の疲れが溜まってはいませんか? そんな疲れが溜まりがちなこの時期におすすめなのが「梅干し」を使った料理です。

今回は、梅干しを使ったレシピを3つ紹介します。梅干しの効能も理解して、残暑を乗り切りましょう!

残暑にぴったり! 梅干しの効果って?

梅干しにはクエン酸やミネラルなど、たくさんの栄養素が含まれています。

クエン酸は消化促進と腸内環境の改善など、消化器の働きを助ける効果が期待できる成分です。またクエン酸は、疲労回復に役立つともいわれています。

疲労物質である乳酸の蓄積を抑える作用があるため、運動後にもおすすめです!

 

梅干しの酸味は唾液の分泌を促すため、食欲増進効果にも期待ができます。夏バテで食欲が落ちがちなときは、梅干しを使ったレシピを作ってみてくださいね。

 

なお、梅干しには塩分が多く含まれるため、食べすぎには注意が必要です。1日1個を目安に調整してくださいね。

 

参考:食品成分データベース

梅ささみ春巻き

カフェで働いていたことがある筆者が、当時お店で人気だったものを自宅で再現しました! 梅の酸味が苦手な人でも食べやすい「はちみつ梅」を使ったレシピです。

材料(10本分)

・ささみ…5本

・春巻きの皮…10枚

・はちみつ梅…大4個

・大葉…10枚

作り方

1.ささみは筋を取って5cmくらいに切り、叩いておく

2.梅干しは種を取り除き、叩いて細かくしておく

3.ボウルに【1】と【2】を入れ混ぜ合わせる

4.春巻きの皮に大葉を敷き、その上に【3】をのせて巻く

5.油(分量外)でカラッと揚げたら完成!

大葉の香りと梅干しとの相性が良く、爽やかでさっぱりした味わいに。はちみつ梅を使用することで、まろやかでやさしい甘さも感じられました。

酸味をしっかり感じたい人は、しそ梅を使うのがおすすめです。お酒の肴にもぴったり!

梅しらすチャーハン

筆者の祖母がよく作ってくれていた思い出の味のチャーハン。子どもでも簡単に作れ、食欲がない暑い日にも大活躍です。

材料(1人前)

・ご飯…お茶碗1杯

・しそ梅…1個

・しらす…30g~50g

・卵…1個

・醤油…少々

・コショウ…少々

※写真は2人前です

作り方

1.梅干しは種を取り除いて叩き、卵は溶いておく

2.フライパンに油を敷き、熱したフライパンでご飯と卵を炒める

3.【2】に梅干しとしらすを入れて炒める

4.醤油をフライパンのヘリに流し入れ、コショウで味を整えたら完成!

梅干しとしらすの相性は言わずもがな! 我が家ではスポーツをしている子どもたちの軽食用に多めに作り、おにぎりにして保存しています。

梅干しの部分は酸っぱく、夏でも食べやすい! と好評です。しらすの磯の香りもおいしいですが、小さく刻んだエビで作るのもおすすめです。

鶏もも肉の梅煮

食べ応えのある鶏もも肉は、梅で煮るとさっぱりと食べやすくなりますよ。

材料(1人前)

・鶏もも肉…1枚(約150g)

☆みりん…大さじ1

☆酢…大さじ1

☆はちみつ…大さじ1/2

☆しそ梅…大1個

作り方

1.熱したフライパンに鶏もも肉を皮目から入れ、両面焼く

2.焼いている間に梅の種を取って軽くほぐしておく

3.火が通ったら☆の材料をすべて入れ、ふたをして煮込む

4.両面に照りが出てきたら完成!

甘酸っぱいタレは梅の風味もしっかり感じられ、ご飯にバウンドさせて食べるのもおすすめ! 皮目をパリッと焼くのがポイントです。

また、梅干しと一緒に調理することで肉がやわらかくなる効果も期待できるため、普段よりふっくらジューシーな仕上がりになります。子どももいつもよりお肉が食べやすい! と喜んでいました。

まとめ

梅干しはクエン酸が豊富で残暑の疲れが溜まりがちな時期にぴったりの食べ物です。
また、塩分も豊富なので、汗をかきやすいこの季節は積極的に食べたいですね。

今回紹介したレシピは、どれも簡単に作れ、子どもも食べやすい味付けとなっています。ぜひ参考に、梅干しを食べて残暑を乗り切りましょう!


文/丸山希

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