穏やかな気候が続く5月には、藤やツツジ、アヤメなど、たくさんの花が見ごろを迎えます。そんな5月の花の中でも一際目を惹くのは、「花の女王」とも呼ばれるバラの花。多くのバラは5月上旬から咲き始め、5月中旬から6月上旬に見ごろを迎えます。
気候が穏やかに安定しているこの季節、ぜひ美しいバラを見に家族でおでかけしてみませんか?
この記事では、バラの魅力やおすすめの品種、さらには人気のバラスポットをご紹介します。
穏やかな気候が続く5月には、藤やツツジ、アヤメなど、たくさんの花が見ごろを迎えます。そんな5月の花の中でも一際目を惹くのは、「花の女王」とも呼ばれるバラの花。多くのバラは5月上旬から咲き始め、5月中旬から6月上旬に見ごろを迎えます。
気候が穏やかに安定しているこの季節、ぜひ美しいバラを見に家族でおでかけしてみませんか?
この記事では、バラの魅力やおすすめの品種、さらには人気のバラスポットをご紹介します。
園芸種としても人気の高いバラはさまざまな種類があり、その数は3万種類以上といわれています。
古来日本でも愛されてきた歴史があり、 常陸国風土記、万葉集、古今和歌集などにも登場しました。
日本人ともなじみの深いバラとは、どのような植物なのでしょうか?
概要や歴史について紹介します。
参考:バラの歴史|公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会
参考:バラの系統や分類 初めてバラを育てる方に分かりやすく解説 | 株式会社ハクサン|花や植物、園芸資材を取扱う花卉園芸界の総合商社 種苗会社
バラは、主に北半球の温帯地に広く分布する植物です。
品種改良に使われる原種のうち、ノイバラ、テリハノイバラ、ハマナスは日本原産です。
形態的・生態的な特徴は、主に以下の3つです。
バラがどこで生まれたのかは、今なお特定されていません。
しかし、ヒマラヤ山麓あたりから世界中に広がった可能性が高いといわれています。
バラの品種数は3万種以上あるといわれていますが、そのほとんどは園芸種です。
野生種そのものは約100〜200種といわれており、それぞれ特徴が異なります。
バラの品種分類について厳密な決まりはありませんが、以下の3種類に分けるのが一般的です。
また品種改良を経て作られたバラは、香りの種類も多彩です。
一口に「バラの香り」といっても、芳香は大きく異なります。
バラの香りは安眠や鎮静効果を期待できるといわれています。
ぜひリラックスしたいときに取り入れてみてください!
バラと聞くと「大輪の赤いバラ」を想像する人が多いかもしれません。
しかしバラは品種改良が進んでおり、色や形のバリエーションが豊富です。
ここからは、人気のバラの種類や特徴を詳しくご紹介します。
カリフォルニアのディズニーランド・パークが開発に関わって作られた、フロリバンダ(房咲き)系統のバラです。
オレンジからピンクへ変化する花色が特徴で、テーマパークにふさわしい明るく陽気な雰囲気があります。
病気に比較的強く、初心者にも育てやすい品種として人気です。
イギリスの有名な庭園デザイナー『ガートルード・ジェキル』の名を冠した、イングリッシュ・ローズの代表格です。
花形はクラシカルで、濃いピンク色が特徴。
オールド・ローズの濃厚かつ高貴な香りが強く、香りを重視する人からの人気が特に高いバラです。
第二次世界大戦後に「平和」への願いを込めて広まった歴史的な名花です。
クリームイエローに淡いピンクが重なる優雅な花色で、世界的にも非常に有名なバラとして知られています。
花が大きく存在感があり、バラらしい王道の美しさを楽しめる品種です。
フランスの詩人に由来する人気品種です。
中心に向かってピンクが濃くなるカップ咲きで、オールド・ローズのようなクラシックなフォルムが特徴。
つるバラとして育てられることが多く、2006年の世界バラ会議において殿堂入りを果たしました。
サントリーが開発した、世界初の「青いバラ」です。
長年不可能とされてきた青系色素の実現に挑戦し、世界的にも注目を集めました。
実際の色合いは青紫〜ラベンダー系ですが、神秘的な雰囲気と希少性が大きな魅力。
困難を乗り越えて開発された背景から、「夢かなう」という花言葉を持ちます。
レインボーローズは、花びらを人工的に染め分けて作るカラフルなバラです。
自然品種ではありませんが、一輪の中に虹のような多色が混在し、インパクト抜群。
サプライズや記念日のギフトとして人気があります。
このレインボーローズ、実は自宅で作ることも可能です。
興味のある方は、以下の手順で作ってみてください!
使用する白バラは、できるだけ新鮮なものを選びます。
また、バラの色が変わるのは、バラが「導管」を通して根や茎から吸い上げた水や養分を全身に運んでいるためです。
茎をカットするときは導管を傷つけないよう、斜めではなく縦に割きましょう。
日本各地には、きれいなバラを見られるバラ園がたくさんあります。
ここでは、人気のバラ園をご紹介します。
バラの品種改良(ブリーディング)拠点としても知られる、関東屈指の人気を誇るローズガーデンです。
約1,600品種・1万株を超えるバラが植えられており、立体的なアーチやガゼボ、洋風庭園の景観が美しく整備されています。
多くの名品種を世に送り出してきた「京成バラ園芸」が運営しているため、最新品種や育種にも強いのが特徴。
ショップも充実しており、気に入ったバラはその場で購入できます。
オリジナル雑貨やスイーツ、フォトスポットも充実しており、バラをじっくり鑑賞したい人はもちろん、デートやおでかけ先としても人気の高いスポットです。
「ヘリテージローズ(歴史的価値のあるバラ)」の保存に力を入れている、世界的にも評価の高いバラ園です。
原種やオールド・ローズを含むヘリテージローズを中心に、約1,250種・2,500株が栽培されています。
バラ園の特徴は、バラの歴史や野生種、中国や日本の原種を学術的に整理・保存していること。
現代の豪華なバラとは少し違う、素朴で繊細な花姿や香りを楽しめます。
世界バラ会連合の「優秀庭園賞」を受賞しており、海外からも評価される本格派のバラ園です。
国内随一の品種数を誇る、世界最大規模のバラ園です。
約80.7ヘクタールの広大な敷地には、約6,000品種、2万株ものバラが植栽されています。
見られるバラの品種は、原種やオールド・ローズから最新の園芸品種までさまざま。
香りを楽しむエリアやオールドローズガーデンなど、テーマごとの庭園も充実しています。
中でも、全長323メートルの「バラ回廊」や、園内を一望できる地上45メートルの「花のタワー」などは必見です。
鹿児島県にある、日本最大級クラスの広大なバラ園です。
約8haの敷地に、1,500種・3万5,000株ものバラが植えられています。
園内はテーマごとに異なるタイプのバラ園があり、異なる趣を楽しめます。
売店ではバラグッズを購入できるほか、レストランでは、薔薇カレーやばらソフトなどといったバラグルメを楽しむことも可能です。
ヨーロッパは、バラの品種改良や園芸文化の中心地です。
ヨーロッパならではの規模と多様性があり、歴史的・学術的にも重要な役割を果たしているバラ園がさまざまあります。
ここからは、フランス・イギリス・ドイツの人気バラ園をご紹介します。
フランス・パリのブローニュの森の中にあるバラ園です。
左右対称に美しく配置されたフランス式整形庭園のなかに、約1,200品種、10,000株以上のバラが植栽されています。
1907年に始まった国際バラコンクールは、このバラ園で開催されるのが習わし。
世界中のバラ愛好家や育種家にとっては、まさに聖地といえるバラ園です。
オールド・ローズのコレクションで有名な、イギリスを代表するバラ園です。
ナショナル・トラストが管理する歴史的建造物(旧修道院)の敷地内にあり、高名な園芸家グレアム・スチュアート・トーマスによって、1970年代に作庭されました。
整いすぎないナチュラルガーデンらしい雰囲気があり、「イングリッシュガーデンの理想形」として語られることもあります。
品種数において世界最大規模を誇る、ドイツの国立バラ園です。
1903年に開園し、現在では8,600種類以上のバラが保存・展示されています。
バラの学術研究を行う施設でもあるため、バラの進化の歴史を網羅的に観察できるのが魅力。
野生種(ワイルド・ローズ)から、すでに絶滅が危惧されている希少な古い品種、そして最新の品種まで見ることができます。