"徹底比較"ファミリーキャンプの道具はレンタルと購入どちらがお得?(Powered by Coleman)【明日、キャンプ行きませんか?】

公開日:2022/01/26

"徹底比較"ファミリーキャンプの道具はレンタルと購入どちらがお得?(Powered by Coleman)【明日、キャンプ行きませんか?】

キャンプ初心者に密着したらわかった魅力と大変なこと〜1日目編〜」で超初心者のファミリーキャンプについて密着取材を行いました。

その中ではテントをはじめ、様々な道具が使われていることがわかりました。

 

となると、初心者として気になるのはやはり

『全部揃えるのにいくらかかるのか?』

というところではないでしょうか。

 

よく「キャンプ初心者だったら用品は全部レンタルしたらOK」ということがWEBサイトなどに書かれていますが、残念ながら金額については言及していないことが多いようです……。

 

そこで、今回は「初心者に必要なキャンプ用品(ギア)を全部購入するといくらかかるのか? レンタルするといくらかかるのか?」について調査しましたので、お伝えしていきたいと思います!

ファミリーキャンプについてアンケート結果

ASOPPA!会員の方約1,200名にファミリーキャンプについてやったことがあるかどうか、やったことがない場合、なぜやらないのかをアンケートで聞いてみました。

 

早速結果を見ていきましょう~。

アンケート1:ファミリーキャンプをやったことがあるかどうか

世間ではキャンプが流行っているといっても、ファミリーキャンプをやったことがない人が77%と大多数を占める結果となりました。

 

「流行っているしやってみたいな~」と思っている人も多いのではないかと思い、なぜやらないのかについても聞いてみました。

アンケート2:ファミリーキャンプをやらない理由は?

どれも「わかるわかる」という内容かと思いますが、やはり「ファミリーキャンプ」というだけあって、第3位の「子どもが小さいので不安」というのは子育て中の方ならではの内容ですね。

 

そして、第2位の「虫が多そう」については、自然の中で過ごすキャンプにはどうしても付きまとってくる問題ですね。

キャンプでの虫除け対策については別の記事でご紹介しますので、お楽しみに!

 

ファミリーキャンプをやらない理由の第1位は「キャンプ用品にお金がかかりそう」でした。

確かに、いろいろ揃えて準備するとお金が掛かりそうなイメージがありますよね。

キャンプにハマりだしたら実際お金は掛かると思います。

 

とはいえ、子どもたちにとっても家族にとっても自然の中で過ごし、非日常を味わえるキャンプは一度は体験してみたいもの。

 

そこで、初心者ファミリーキャンプでかかる費用について、キャンプ用品を購入する場合とレンタルする場合に分けてご紹介していきたいと思います!

ファミリーキャンプ初心者に必要な用品とは

そもそもファミリーキャンプ初心者が用意した方が良い用品が何なのかが知りたいですよね。

 

ここでは、

  • 4人家族で1泊2日

    ※大人2人 幼児2人

を条件に「最低限必要なモノ」と「状況に応じて必要なモノ」について紹介していきたいと思います。

 

商品については具体性があった方が良いと思いますので、ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社コールマン事業部様の商品を参考にしています。

最低限必要なモノ

一般名称 商品画像 商品名
テント

タフドームテントコールマン

タフドーム/3025+

タープ

※日よけ、雨よけ、居間のような空間演出などに使用

タープコールマン

XP ヘキサタープ/MDX
テーブル

テーブルコールマン

ナチュラルモザイクリビングテーブル/140プラス
イス

イスコールマン

リゾートチェア
睡眠時用マット

インフレーターマットコールマン

キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ
寝袋(シュラフ)

寝袋コールマン

コージーⅡ/C5
ランタン

ランタンコールマン

クアッド マルチパネルランタン

状況に応じて必要なモノ

一般名称 商品画像 商品名
テント用マット

テントシートセット/3025
フライパン、鍋など

アルミクッカーセットコールマン

アルミクッカーセット
包丁やトング、おたまなど 調理セット
コンロ

バーナーストーブコールマン

パワーハウス LP ツーバーナーストーブⅡ
コンロ用ガス

LPガスコールマン

純正LPガス燃料[Tタイプ]
コンロ置き場

ツーバーナースタンドコールマン

ツーバーナースタンド
食器

食器コールマン

メラミンテーブルウェアセット
焚き火台

ファイアーディスク焚き火コールマン

ファイアーディスク

「状況に応じて必要なモノ」というのは、料理や焚き火をするのかしないのかなどで区別しました。

ちなみにツーバーナースタンドはコンロ(ツーバーナーストーブ)の高さが低いため、高い位置で調理したい場合に使用するものです。

↓こんなイメージです

ツーバーナースタンドコールマン

キャンプ用品については種類もメーカーも多く存在していますし、キャンプを実施する季節によっても種類が異なります(例えば寝袋など)。

 

ここで挙げたものは、「キャンプ初心者に密着したらわかった魅力と大変なこと〜1日目編〜」の密着取材で実際に使用したものを基準としています。

 

あった方が便利という道具はまだまだありますので、それはまた別の機会に……。

各キャンプ用品の簡単な特徴

ここでは上述したキャンプ用品についてサイズなど簡単な特徴をご紹介します。

 

実際に商品を購入したり、レンタルしたりする際には必ずしも上述した道具と同じとは限りませんので、似たようなものを探す場合の参考にしてくださいね。

■最低限必要なモノ

商品画像 商品名 特徴

タフドームテントコールマン

タフドーム/3025+

・4~5人用

・本体サイズ:約455×300×178(h)cm

・内部サイズ:約300×250×175(h)cm

タープコールマン

XP ヘキサタープ/MDX ・使用時サイズ:約460×435×230(h)cm

テーブルコールマン

ナチュラルモザイクリビングテーブル/140プラス

・ゆったり4~6人用

・使用時サイズ:約140×70×40/70(h)cm

イスコールマン

リゾートチェア ・使用時サイズ:約81×51×87(h)cm

インフレーターマットコールマン

キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ ・使用時サイズ:約63×195×5(h)cm

寝袋コールマン

コージーⅡ/C5

・快適温度:5℃以上

・使用時サイズ:約84×190cm

※季節に最適なものをお選びください

ランタンコールマン

クアッド マルチパネルランタン

・光量:800lm

・4つの発光パネルが取り外し可能

・使用電源:アルカリ単一形乾電池× 4 本または8 本

・本体サイズ:約ø14.5 × 23.5(h)cm

■状況に応じて必要なモノ

商品画像 商品名 特徴

テントシートセット/3025

・使用時サイズ:インナーシート約290x245cm/グランドシート約 280x230cm

・地面の凹凸感を減らす

アルミクッカーセットコールマン

アルミクッカーセット ・セット内容とサイズ:ウォックパン/約ø26×7.5(h)cm フライパン/約ø24×4.5(h)cm 片手鍋/約ø18×8.5(h)cm

バーナーストーブコールマン

パワーハウス LP ツーバーナーストーブⅡ

・燃焼時間:約1.5~3時間(470g缶使用時)

・使用時サイズ:約64×32.5×52(h)cm

LPガスコールマン

純正LPガス燃料[Tタイプ] ・サイズ:(470g)約ø11×14.8(h)cm
(230g)約ø11×8.8(h)cm

ツーバーナースタンドコールマン

ツーバーナースタンド ・使用時サイズ:約55×55×33.5/70(h)cm

食器コールマン

メラミンテーブルウェアセット ・セット内容とサイズ:ケース/35×27×19(h)cm
プレート/直径25×3(h)cmボウル/直径15×5(h)cmカップ/直径9×6.5(h)cm

ファイアーディスク焚き火コールマン

ファイアーディスク

・使用時サイズ:約ø45×23(h)cm

・焼網あり

・薪や着火剤は別売

※調理セットについては入っているものや種類についてメーカー等の差が大きいため外させていただきました。

 

それぞれの商品についてさらに詳細が知りたいという方は「COLEMAN 2022 PRODUCTS BOOK」にて確認してみてくださいね。

比較!キャンプ用品のレンタル価格と購入価格

ファミリーキャンプ初心者がキャンプをしてみたいと思った時に、どんなキャンプ用品があると良いのかなんとなくおわかりいただけたでしょうか?

 

では、これまでに紹介してきたキャンプ用品を用意するためにはどれくらいお金がかかるのかをご紹介いたします。

キャンプ用品の準備方法

キャンプ用品を準備しようとしたときには、主に以下の3つの方法があります。

  • キャンプ場で借りる

  • レンタルショップで借りる

  • 購入する

■キャンプ場で借りる

キャンプ場の多くがキャンプ用品のレンタルも行っています。

 

ただし、借りられる用品やそのメーカーなどはキャンプ場ごとに異なりますので、内容についてはしっかり確認してくださいね。

 

また、次に紹介するレンタルショップに比べると種類などは多くありませんので、そちらについても事前にチェックすると良いかと思います。

■レンタルショップで借りる

現在ではキャンプ用品をレンタルしているオンラインショップが多く存在しています。

 

種類も豊富ですので、ご家族にあった内容でお好みに合わせて種類やメーカーなどを選ぶことができます。

 

ただし、ご自宅にモノが届きますので、基本的には車で運ぶ必要があります。

また、返却もご自身で行う必要がありますのでご注意ください。

返却方法、返却場所もよく見ておきましょう。

■購入する

自分に合ったものが必ずしも借りられるとは限りませんよね。

 

そんな時、「コレだけは!」というものを購入してしまうのもひとつの手です。

 

キャンプ初心者に密着したらわかった魅力と大変なこと〜1日目編〜」にも書いてありましたが、テントを立てるときに使うペグ(テントを固定する道具)を地面に打つためのハンマーはレンタルしたテントについてきたプラスチック製のものだと相当疲れました……。

 

そこで、スチール製のペグハンマーを使えば労力も時間も削減できます!

ペグハンマー

定価2,480円(税込)

こういうものについては購入してしまっても良いのかもしれません!

 

他にもランタンなどキャンプ用品は防災用品としても役立つモノが多いですので、キャンプと防災の兼用として購入を検討してもいいでしょう。

3つの準備方法での価格比較

3つの準備方法をご紹介しましたが、いよいよキャンプ用品の価格を比較したいと思います!

 

ちなみに、レンタルの価格については、キャンプ場やレンタルショップごとに異なりますので、参考値として捉えてくださいね。

※定価もいつ変動するかは分かりませんのであしからず……。

 

また、4人家族という設定ですので、人数分必要なものは×4ということになります。

■最低限必要なモノ

  借りる 借りる 購入
商品名 キャンプ場 レンタルショップ 定価
タフドーム/3025+ 3,500円 5,300円 54,801円
XP ヘキサタープ/MDX 1,100円 3,800円 21,800円
ナチュラルモザイクリビングテーブル/140プラス 600円 1,200円 12,800円
リゾートチェア 600円×4 1,080円×4 2,990円×4
キャンパーインフレーターマット/シングルⅢ 600円×4 1,700円×4 9,480円×4
コージーⅡ/C5 600円×4 1,300円×4 6,780円×4
クアッド マルチパネルランタン 900円 1,700円 11,800円
合計金額 15,100円 32,080円 178,201円

■状況に応じて必要なモノ

  借りる 借りる 購入
商品名 キャンプ場 レンタルショップ 定価
テントシートセット/3025 1,100円 1,980円 11,801円
アルミクッカーセット 1,100円 1,450円 16,800円
調理セット 800円 1,000円
パワーハウス LP ツーバーナーストーブⅡ 1,800円 2,500円 15,800円
純正LPガス燃料[Tタイプ]470g※購入 1,180円×2 950円×2 1,180円×2
ツーバーナースタンド 1,300円 6,980円
メラミンテーブルウェアセット 700円 1,000円 6,981円
ファイアーディスク 1,100円 2,100円 7,990円

補足ですが、レンタルショップの場合は別途送料が発生します。

また、キャンプ場によっては使い方のレクチャーに費用が発生する場合がありますので、いずれにしても事前に確認することをおススメします。

■もし、現地で調理をする場合

せっかくなので、少しは現地で調理をしてキャンプ気分を味わいたいという場合は、クッカーセットやツーバーナーストーブ、LPガスなどが必要となります。

 

こちらを最低限必要なモノに組み込む場合は、

「最低限必要なモノ」の合計金額は以下のように変わります。

商品名 キャンプ場 レンタルショップ 定価
合計金額 20,360円 37,930円 213,161円

という金額になってきます。

調理をしない場合と比べ、レンタルでも5,000円近くも高くなります。

 

初めてのキャンプはいろいろとわからないことが多く何をするにも時間が掛かります。

ゆっくり過ごすために、コンビニや自宅から食料を調達してしまうのも全く問題ありませんので、検討してみてはいかがでしょうか?

 

また、焚火台を「状況に応じて必要なモノ」にいれていますが、焚火はキャンプの醍醐味の1つでもあります。

焚火をすることで”キャンプに来た感”を味わうことができますので、是非チャレンジしてください。

初心者におススメ!もっとお得に初キャンプ

キャンプ用品に掛かる費用感は掴めたでしょうか?

しかしながら、この他にキャンプ場でテントを張る区画(サイト)を借りる費用も必要となります。

 

そこで、少しでも費用を抑えるために工夫できることはないのでしょうか?

 

というわけで、少しでもお得に初キャンプができる情報をお伝えしていきます。

食事関連で削減

費用比較のところでもお伝えしましたが、食事に関連する用品を揃えるだけでも結構費用がプラスされてしまいます。

 

そこで、料理に関しては、コンビニや自宅から持ってきてもOKということお伝えしましたね。

その他、食器類などでも削減できます。

それが100円均一の活用です。

 

紙皿や紙コップ、割りばしなど全て100円均一で揃えることができます。

はっきり言って、初キャンプはそれで十分です。

 

調理をするにしてもトングや包丁、鉄串、その他着火剤など色々と100円均一で揃ってしまいます。

 

少し大きめの100円均一ではキャンプ用品コーナーまであり、本当にたくさん置いてありますので、ぜひ、チェックしてみてくださいね!

ただし、あれもこれもと買い過ぎにはご注意を……。

ダイソーのキャンプ用品はこちら

セットでお得にレンタル

先ほどはキャンプ用品1点ずつのレンタル費用を記載していましたが、実は、キャンプ場でもレンタルショップでもレンタル品をまとめたセットにしてくれていることが多いです。

 

例えば「hinataレンタル」では、キャンプ初心者セットやファミリーセットなどが用意されており、同じものを単品で揃えるより安くなっています。

 

ご家族ごとに必要なものは異なる部分もありますので、セット内容で十分と判断すればそちらを活用するのも良いでしょう。

 

 

購入やレンタルは結論としてどちらが良いの?

ファミリーキャンプを初めてやってみる際にどれくらいの費用が掛かるのかわかりましたでしょうか?

初キャンプであればレンタルで楽しむ方が費用的にも労力的にも良いのかもしれませんね。

 

しかしながら、初キャンプを通してキャンプを楽しいなと感じていただけたら、ご家族に合った用品を少しずつ購入していけば良いかと思います。

 

何度も使うことで結果的にレンタルより安くなりますし、使い方も熟知できます。
同時に自分の家族だけのキャンプスタイルを考える楽しみが増えることでしょう。

そして自分で購入した場合、何と言っても愛着が湧いてくること間違いなしです!

 

この記事を参考にレンタルしたり、購入したりと判断していただければと思います。

まとめ

ASOPPA!ではアンケートにあったような理由などでキャンプができていないご家族の背中を押せるよう応援しています!

キャンプ初心者という目線で参考になる記事を他にもご用意していますので、ご覧いただければと思います。

Enjoy the family camp!

文/ASOPPA!事務局
協力/ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社コールマン事業部

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