ひな祭りご飯を離乳食でも楽しもう! ステップ別にそれぞれ紹介

公開日:2022/02/08

ひな祭りご飯を離乳食でも楽しもう! ステップ別にそれぞれ紹介

3月3日はひな祭り。お雛様を飾ったり料理を用意したりと、なにかと準備が大変ですね。なかでも、まだ子どもが小さく離乳食を食べている時期は、食材や形状が限られていることもあって、ひな祭りのメニューには特に頭を悩ますものです。

 

そこで今回は、ひな祭りの離乳食ご飯に注目しました。初期、中期、完了期と、子どもの成長別に先輩ママが作ったひな祭りご飯を紹介します。今年のひな祭りメニューを考えているママさん、パパさん、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

※メイン画像 : https://www.instagram.com/p/CL6ri1VFXGJ/

ごっくん期のひな祭りメニューと特徴

ごっくん期には、どんなひな祭りご飯が楽しめるのでしょうか。ごっくん期の特徴と合わせて見ていきましょう。

ごっくん期とは?

ごっくん期とは、離乳食をはじめた最初の期間のことです。ただ唇を閉じて食材を飲み込むだけなのが特徴で、最初は10倍粥などやわらかくて飲み込みやすいものからスタートします。

 

食べる量が増えてきたら、お米のほかににんじんやほうれん草、豆腐などもペースト状にしてあげられますよ。

ごっくん期のひな祭りメニュー

https://www.instagram.com/p/CL9Tq27hvwY/

 

@raumi.haruka さんは、ペースト状につぶした食材をお雛様とお内裏様に見立てて盛りつけています。食べられる食材が増えてきたら、ご飯やにんじん、ほうれん草などを使って盛りつけるのもおすすめです。

もぐもぐ期のひな祭りメニューと特徴

離乳食に慣れてきたら、次はもぐもぐ期に突入します。もぐもぐ期の特徴とひな祭りメニューの例を見ていきましょう!

もぐもぐ期とは?

もぐもぐ期は、口に入れたものをもぐもぐと潰して食べる期間のことです。少し食感のある固さのものをあげることができます。食べムラや好みもハッキリしてくる時期なので、子どもの成長スピードに合わせてすすめていきましょう。

もぐもぐ期のひな祭りメニュー

https://www.instagram.com/p/CL9DavUpeSb/

 

@amiramoscuevas さんは、赤かぶと白身魚のおかゆとビーツパスタ、飾り切りしたにんじんを使ってひな祭りの離乳食を作っています。おかゆに赤かぶを入れることで、おかゆがほんのりと桜色に色づいていますね。ビーツパスタやにんじんと相まって、春を感じられるメニューです。

カミカミ期のひな祭りメニューと特徴

離乳食に慣れてきたカミカミ期には、一気に食べられるものの種類が増えます。カミカミ期の特徴とひな祭りメニューを紹介します。

カミカミ期とは?

カミカミ期になると、奥の歯茎で噛みながら離乳食を食べていくようになります。まだ奥歯は生えていませんが、歯茎は噛みつぶせるだけの固さになってきています。このころから醤油や味噌を使った味つけのメニューをあげることも増えるようです。

カミカミ期のひな祭りメニュー

https://www.instagram.com/p/CL-un54D-RK/

 

@sayaka_la_table さんは、ひな祭りプレートを作っています。お雛様とお内裏様は子どもにも人気のうさぎ型! 周りに散りばめられているにんじんといちごは、梅をイメージしているそうですよ。

https://www.instagram.com/p/CL6ri1VFXGJ/

 

@__coharuka__ さんは、ひな祭りメニューで豪華なプレートを作っています。三食団子は里芋を使い、にんじんやほうれん草で色づけしているそうです。

 

そして、お雛様とお内裏様に見立てられているのは、なんといちごとバナナ! かわいいデザートまで付いて、最後まで食事タイムが楽しめそうですね。

https://www.instagram.com/p/CL6hoXrhHb7/

 

@___napochi さんは、子どもが食べられる食材で手毬寿司と菱餅風の三食サラダを作っています。手毬寿司だと、子どもの月齢に合わせて食べられる食材を増やしていけますね。

 

写真のほかにも、トマトでマグロ、かぶでイカなど、いろいろな食材を海鮮に見立てて楽しめますよ。

完了期のひな祭りメニューと特徴

完了期を迎えると、もうすぐ離乳食も終わりです。完了期の特徴やひな祭りメニューには、一体どのようなものがあるのでしょうか。

完了期とは?

完了期になると、子どもは母乳やミルクからではなく食事から栄養をとるようになります。また、少しずつ奥歯が生える子もいるようです。

この時期は楽しく食べる工夫をしてあげると、より食事に興味を示すようになるといわれています。また、自分の手で食べたくなる時期に入るため、掴み食べができるメニューも好まれますよ。

完了期のひな祭りメニュー

https://www.instagram.com/p/Buj35ion4YF/

 

@sayo_life さんは、サンドイッチでひな祭りご飯を作っています。お雛様とお内裏様の形にくり抜かれたパンから覗くお顔がかわいいですね! パン好きな子どもにはぴったりのメニューです。

https://www.instagram.com/p/CMMM4rEl9ui/

 

@emk_beachaholic さんは、おにぎりでお雛様とお内裏様を作っています。海苔や玉子は巻き方次第で簡単にひな祭り仕様に変身!

 

三食団子はブロッコリーとにんじんで彩ってあり、かわいさもプラスされていますね。

https://www.instagram.com/p/CL1dhwDJKwu/

 

@__yoh.meal__ さんは、ちらし寿司と茶碗蒸し風でひな祭りメニューを作成!

 

ホールケーキのようにちらし寿司を盛りつけることで、華やかさがプラスされていますね。レンコンは飾り切りのひと手間をくわえることで、一気にお祝いメニュー感が出せますよ。

簡単! 離乳食でひな祭りご飯を作るときの3つのコツ

いざ、ひな祭り離乳食を作ろうと思っても「手が込んでいて難しそう……」「材料がたくさん必要でお金がかかりそう……」と、尻込みしてしまうこともあるでしょう。

 

そこで、離乳食を簡単にひな祭り風に変身させるコツを3つ紹介します!

緑・黄色・ピンクの色味をつける

“桃の節句”と呼ばれるだけあって、ひな祭りにはピンクのイメージがあります。そこで、いつものメニューにピンクの食材をプラス。これだけでひな祭りっぽさが演出できますよ。

 

ピンク色はビーツやトマト、赤パプリカでつけることが可能です。そのほかにも、ほうれん草の緑や玉子の黄色をプラスすると、さらに華やかさが出せますね。

丸やひし形に盛りつける

ひな祭りと言えば、団子や菱餅の存在も忘れてはいけません。しかし離乳食の時期、当然本物は使えません。

 

そこで簡単なひと工夫。いつものメニューを丸くこねて3つ並べるだけで “団子感” が出せちゃいます。同じように、ご飯やおかずをひし形に盛りつけるだけで ”菱餅感” が出せますよ。

 

「ひし形を作るのが難しい……」という人は、牛乳パックを切って、あらかじめ型を作っておく方法がおすすめです。

海苔で顔を貼りつける

お雛様とお内裏様は、海苔を使うことで簡単に作ることができます。

 

目と口に小さく切った海苔をいつものメニューに乗せるだけ! 髪と冠も海苔で作ると、よりお雛様とお内裏様に近づけますよ。


※紹介している月齢は目安となっているため、お子さんの成長に合わせてください。

※紹介しているメニューにはアレルギーとなる食材も含まれています。作る際はお子さんの状況に合わせてください。


まとめ

ひな祭りは、女の子にとって年に一度のイベントです。雛飾りやご飯でお祝いしてあげたいと思うママやパパは少なくありません。しかし、離乳食期は食べられるものが限られているため、月齢に合わせたメニューや形状がネックになって、いろいろと迷った挙げ句に諦めてしまうこともあるでしょう。

しかし、工夫次第では離乳食でもひな祭りご飯を楽しむことができるのです。また、離乳食期は今だけで、翌年には幼児食や大人と同じメニューを食べるようになっています。今年しかない、幼い我が子の節句を離乳食で楽しんでみてはいかがでしょうか。


文/丸山希

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