「子どもの外遊びにつき合うのが大変……」と感じていませんか。
「そもそも外遊びってさせなければだめなの?」と思っている人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、子どもを外遊びさせるメリットについてまとめました。
外遊びでどんなことをしたらよいのかわからないという人に向けて、とくに幼児におすすめの外遊びのアイデアも提案します。
子どもと外遊びを楽しむための参考にしてくださいね。
「子どもの外遊びにつき合うのが大変……」と感じていませんか。
「そもそも外遊びってさせなければだめなの?」と思っている人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、子どもを外遊びさせるメリットについてまとめました。
外遊びでどんなことをしたらよいのかわからないという人に向けて、とくに幼児におすすめの外遊びのアイデアも提案します。
子どもと外遊びを楽しむための参考にしてくださいね。
さまざまな調査で、子どもの外遊びの時間が減少していることがわかっています。
子どもの外遊びが減ったといっても、子どもが外遊びを嫌いになったわけではありません。
小学生を対象とした調査によると、外遊びが好きだと答えた児童は、室内遊びが好きだと答えた児童よりも多かったようです。
ではなぜ外遊びの機会が減少しているのでしょうか。それには以下のようなことが関係していると考えられます。
とくに幼児を外遊びさせる場合、子どもだけで遊ばせるのは危険ですよね。
犯罪や交通事故に巻き込まれるリスクもありますし、遊具などの遊び方を理解することも難しいです。
また、別の子どもとトラブルになることもあるかもしれません。
このような理由から、親は子どもの外遊びにつき合うことになります。
けれども中には「時間的にも体力的にもしんどい……」と感じてしまう人もいるようです。
また「外遊びが大切だとは思うけれど、どのような遊びをしたらよいのかわからない……」という声も聞かれます。
子どもの外遊びに対して不安を感じているパパやママは、少なくないようです。
参考:
子どもの外遊びには、以下のようなメリットがあります。
それぞれ、具体的にみていきましょう。
子どもは外遊びを通して、運動能力を高められます。
とくに、幼児期は神経機能がめざましく発達する時期。
この時期にさまざまな身体の動かし方を経験することで、成長してからの運動機能によい影響を与えることがわかっています。
外遊びは健康な身体作りに役立ちます。
思いっきり走り回ることで、ストレス発散にもなるでしょう。
たくさん遊んで疲れると、夜ぐっすりと眠れるようになり、生活リズムも整いやすくなります。
また、太陽の下で遊ぶことで、ビタミンDの生成が促進されます。
それにより、骨の成長や免疫力アップといった効果もあるのです。
外遊びによって体力が向上すると、精神面にもプラスに働きます。
遊びを通して経験した「できた!」という体験は、子どもの意欲や気力を育むことに役立つでしょう。
外遊びを通して挑戦や失敗はもちろん、失敗を乗り越えるためにはどのようにしたらよいのかなど、多くのことを体験できるのです。
子どもは外遊びを通して、社会性も身につけます。
外遊びでは、お友達と遊ぶことも多いです。
順番を守るという社会的なルールや、相手にどのように接したらよいのかといったコミュニケーションスキルも学べるでしょう。
五感をフルに生かして外遊びをすることで、子どもの想像力や発想力が豊かになります。
大人にとっては当たり前と感じてしまうことでも、子どもにとっては不思議に感じたりワクワクしたりするのでしょう。
風のにおいや冷たさ、虫や鳥の声など、室内では体験できない感覚はたくさんあります。
屋外ならではの感覚を感じることは、子どもの脳の活性化にも一役買うようです。
あそトピでは、自然に関する記事もありますので、外遊びの際はぜひ参考にしてみてくださいね!
子どもに外遊びは必要だと考えている人は多いものの、「外遊びでどのようなことをしたらよいのかわからない……」と感じている人もいるようです。
ここからは、幼児とその親におすすめの外遊びのアイデアを紹介します。
身体を動かすことが苦手なパパやママにもおすすめなのが、散歩です。子どもと話をしながらぶらぶら歩くだけでもさまざまな気づきがあり、親も一緒に楽しめるでしょう。
散歩のルートや楽しみ方は、子どもの興味に合わせるのがおすすめです。
たとえば、我が家の息子は乗り物が好きなので、わざと交通量の多い道路を選んで散歩をします。
線路沿いやバス通りも、彼のお気に入りの散歩コースです。
子どもの興味によっては、植物探しや石集め、虫探しなどを目的に散歩をするのも楽しいでしょう。
子どもと一緒に散歩をすると、普段見えていなかったものに気づくこともあります。
大人にとっても新たな発見になるかもしれませんね。
外遊びの場所といえば、公園を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
公園には複数の遊具があるので、小さい子どもも飽きずに遊べるでしょう。
公園にあるすべり台やブランコ、鉄棒といった遊具は、すべる・揺れる・ぶら下がる・回るといったさまざまな運動を体験させるのに役立ちます。
幼児の場合、遊具を使わせるときには親のサポートが必要なことも多いです。
安全面には気をつけつつ、いろいろな身体の使い方を体験させてあげましょう。
砂場遊びも幼児に人気です。砂の感触を楽しんだり、想像力を育んだりするのにも効果があります。
一方で、安全面が気になるという人もいるでしょう。
危険なものが落ちていないかをチェックしたり、遊んだ後はしっかりと手洗いをさせたりすることで安心して遊ばせることができます。
また、汚れてもOKな服装で遊ばせるなど、親のストレスを減らせる工夫も必要かもしれませんね。
なわ跳びやボール遊びは、子どもの年齢や遊ぶ人数に応じていろいろな楽しみ方ができます。
大人がルールを作るだけでなく、子どもの意見も聞きながらさまざまな遊び方を考えてみるのもよいですね。
100円ショップなどで道具をそろえられることも、気軽に遊べるポイントです。
鬼ごっこやしっぽ取り、影踏みなどは、道具がなくても楽しめる遊び。
走ったりよけたりなど、さまざまな動きを一連の遊びの中で体験できます。
単純なルールで、幼児にもわかりやすいでしょう。きょうだいや同年代の遊び相手がいるとより盛り上がるかもしれませんね。
あそびのアイデアはこちらに多数掲載されているので、参考にしてたくさん遊んでみてくださいね!
「子どものために外で遊ばせなければ!」と思うと、親の負担になってしまうこともあるでしょう。
そこで、親にもストレスなく、安心して子どもを外遊びさせるポイントを4点お伝えします。
外遊びをするときには、汚れてもよい服装がマストです。
子どもが思いっきり遊べるだけでなく、親のストレスも減らせます。
場合によっては、着替えを用意しておくのもおすすめです。
また「子どもを遊ばせる」ではなく、「子どもと一緒に遊ぶ」といった考えで外遊びをしてみると、今までとは違ったよさを感じられるかもしれません。
子どもと一緒に遊びを提案したり、子どもの興味に合わせた声かけをしたりすることで、さらに遊びが広がるでしょう。
とはいえ、子どもの外遊びに長時間つき合うことが難しいケースもあるかもしれません。
また、子どもと一緒に走り回ることが苦手な人もいるでしょう。
そういった場合はムリをしないことも大切。
子どもに「今日はたくさんは遊べないよ」「ママは下から見てるね」といったようにきちんと伝えましょう。
親は負担に感じすぎることなく、できる範囲で外遊びにつき合ってあげてくださいね。
そのほか、危険が予測されることについては、家を出る前にルールを確認しておくと安心です。
道路を歩くときには手をつなぐことや公園から勝手に出ないことなど、最低限のルールを確認し、安全面にも配慮しましょう。