ここ数年は春になると、イースターをテーマにした商品やお店のディスプレイを見かけるようになりました。
テーマパークでもイースターイベントが開催されたりして、イースターを身近に感じる人も増えているようです。
とはいえ、「イースターって何の日か知ってる?」と聞かれても、答えられる人は少ないのではないでしょうか?
子どもに尋ねられたとき、スムーズに答えられるようにしておくのがおすすめです。
本記事では、イースターの内容や由来、楽しむアイデアを紹介します。
ぜひ親子で楽しい1日を過ごしてくださいね。
ここ数年は春になると、イースターをテーマにした商品やお店のディスプレイを見かけるようになりました。
テーマパークでもイースターイベントが開催されたりして、イースターを身近に感じる人も増えているようです。
とはいえ、「イースターって何の日か知ってる?」と聞かれても、答えられる人は少ないのではないでしょうか?
子どもに尋ねられたとき、スムーズに答えられるようにしておくのがおすすめです。
本記事では、イースターの内容や由来、楽しむアイデアを紹介します。
ぜひ親子で楽しい1日を過ごしてくださいね。
イースターとはいつ行われ、どのような意味を持つ日なのでしょうか?詳しく見ていきましょう!
イースターは特定の日が定められておらず、年によって日付が変わります。
これは、その昔に行われたキリスト教の会議で、「イースターは春分の後、最初の満月の次に来る日曜日」と決められたためです。
春分の日は太陽の動きに合わせて決められているため、年によって異なります。
そのためこれを基準とするイースターも、日にちにずれが生じるというわけです。
例えば2021年のイースターは4月4日でしたが、2022年は4月17日となっています。
キリストが十字架にかけられて亡くなったのをご存知の人も多いでしょう。
実はその3日後、キリストは蘇り、信者の前に姿を現したと言われています。
イースターは、このキリストの復活を祝う日。
キリスト教を信仰する国々では、イースターをクリスマスと同じくらい重要なものだと考えるそうですよ!
なおイースターの曜日は、決してずれることがありません。
キリストは金曜日に処刑され、そのままお墓に入れられたと考えられています。
キリストが亡くなった日を1日目とすると、復活を果たした3日目は日曜日。
ですからイースターは日曜日以外あり得ないのです。
アメリカでは、キリストが亡くなった日を「グッド・フライデー(聖なる金曜日)」、イースターの次の日を「イースターマンデー」とよびます。
州によっては、イースターの前後4日間が「イースターホリデー」としてお休みになるそうです!
イースターのシンボルといえば、かわいいうさぎやたまごです。
テーマパークやお店などでも、うさぎやたまごのデコレーションが数多く登場しますよね。
キリスト教の祝日であるイースターに、なぜうさぎやたまごが関係あるのでしょうか?
理由について見ていきましょう。
イースターのうさぎは「イースターバニー」とよばれ、イースターのシンボルの一つです。
うさぎは子だくさんで、1回につき5匹程度の子を産みます。
加えて妊娠期間は1カ月程度と短く、出産してすぐに妊娠できるんです。
1年に何回も出産するうさぎも珍しくないんですよ。
このことから、欧米ではうさぎは「子孫繁栄の象徴」と考えられているのだとか。
復活を祝うイースターのモチーフとして、ぴったりというわけです!
また、「うさぎが子どもたちのプレゼントを持ってくる」「春の女神の使いだった」という説から、「イースター=うさぎ」になったと言われることもあります。
たまごは、欧米では希望や復活のシンボルと考えられています。
固い殻を破って生命が誕生する様子を、お墓から蘇ったキリストとリンクさせているのかもしれません。
イースターでたまごをカラフルにペイントするのは、昔からの習慣です。
たまごは「イースターエッグ」とよばれ、イースターのデコレーションやゲームには欠かせないものとなっています。
イースターは、たまごを使った遊びがたくさん。
せっかくの休日、親子でイースターの雰囲気を満喫しましょう。
イースターを楽しく過ごす遊びのアイデアを紹介します。
イースターといえば、やはりイースターエッグは欠かせません。
自宅でも簡単に作れるので、ぜひ親子で挑戦してみましょう。
まず、次のものを用意してくださいね。
殻付きゆでたまご
食紅
水
このほか、絵柄を付けたい場合はマスキングテープや白いクレヨンもそろえましょう。
よりきれいに発色させたいなら、レモン汁やお酢もあると◎。
材料をそろえたら、次の手順で作ります。
食紅を水に溶かして色水を作る(レモン汁・お酢を加える)
ゆでたまごの殻に白いクレヨンで模様を描いたりマスキングテープを貼ったりする
ゆでたまごの殻が色づくまで、色水に浸ける
クレヨンで描いた部分やマスキングテープを貼ったところが模様として浮かび上がり、かわいいイースターエッグが完成します。
イースターエッグを長く飾って楽しみたいという方は、たまごの殻だけを使うこちらの方法もおすすめです。
エッグハントは、「宝探しゲーム」のようなものです。
パパやママがイースターエッグを隠して、子どもにかごを渡します。
「たまごを見つけたら、ここに入れてね」と言えば、子どもも喜んで探してくれるでしょう。
欧米ではイースターエッグのほかにたまご型のチョコレートを隠すケースも多いそうですよ。
また100円ショップなどでは、プラスチック製のたまご型の入れ物も販売されています。
こちらを使って、中にお菓子やおもちゃを入れておくのも楽しそうですね。
エッグハントのやり方は、こちらでも紹介しています。
イースター・ボンネットとは、花やうさぎ、リボンなどで飾り付けをした帽子のことです。かつて女性たちは、イースターになるとドレスアップをして出掛けたそう。ニューヨークのイースターパレードでは、色とりどりのボンネットが名物の一つになっているんです。
これにならって、親子で思い思いに帽子をデコレーションしてみましょう。
材料は100円ショップの帽子やリボン・羽根飾り・オーナメントなどでOK。手芸用ボンドでくっつけていけば、自分だけのイースター・ボンネットの完成です!
家庭にある材料で作りたい場合は、こちらの作り方もためしてみてくださいね。
イースターエッグを地面において、スプーンで転がす遊びです。特に有名なのは、アメリカ・ホワイトハウスで行われるエッグロール。
恒例行事として、1878年から行われているそうです。
家で行うときは、スタートとゴールを決めて、ヨーイドン!の合図で始めましょう。
一見簡単そうな遊びですが、たまごはまっすぐには進みません。
あっちこっちたまごを追いかける子どもは、一気にテンションが上がりそうです!
難しいルールはないので、3歳くらいの子どもから楽しめますよ。
お絵描きや折り紙が好きな子どもなら、イースターをテーマにした折り紙もおすすめ。
折り紙でたまごを作って、絵や模様を描いてみましょう。
リボンや羽根・スパンコールなどを使えば、華やかで楽しいイースターの雰囲気を楽しめます!
折り紙を使ったたまごの作り方はこちらで紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。