悩まず選べる! シンプルにご紹介。キッズレインコートの用途・シーン・タイプ別の選び方

公開日:2022/04/28

悩まず選べる! シンプルにご紹介。キッズレインコートの用途・シーン・タイプ別の選び方

傘をぐるぐる回したり、水たまりにバッシャーンと飛び込んで遊んだり、雨の日は子どもにとって楽しいことがたくさんあります。

 

しかし「傘を振り回して、お友達にケガをさせてしまわないか?」「雨にぬれ、冷えて風邪を引いてしまわないか?」など、親にとって雨の日は何かと心配ごとが多いのではないでしょうか?

そんなときは、レインコートを用意してあげると安心ですよ!

 

今回は、子どもがレインコートを使うメリットや選ぶときのポイント、タイプ別の特徴についてご紹介します。

子どもがレインコートを使うメリット

「レインコートよりも傘のほうが便利なのでは?」と考える人もいるかもしれません。

 

確かに、レインコートの場合「着用」の手間があります。

その点、傘であればワンタッチですぐに使えるので便利なのは間違いありません。

 

しかし、雨の日に傘ではなくレインコートを着ることで、3つのメリットが得られるのです。

①自分や他人へのケガを防げる

傘を持ち歩かないことで、子ども自身や周りの人にケガを負わせるリスクを減らすことがメリットのひとつです。

 

傘の重みや風の影響などで、子どもが意図せずとも傘を振り回すような状態になってしまうこともあるかもしれません。

 

その際子ども自身がケガをしたり、周りの人を危険にさらしたりする可能性があるため、

傘よりもレインコートのほうが安心できるといえるでしょう。

②両手が自由に使える

レインコートを着れば傘を持たなくてよくなる分、両手が自由に使えるというメリットがあります。

 

万が一転倒してしまっても、両手が空いていればとっさに手を地面につけられ、大ケガになることも防げるでしょう。

 

また、交通量の多い場所など親が子どもの手を繋いで歩きたいときや、子どもがお出かけや習い事でカバンを持ち歩くときにも、レインコートであれば両手を自由に使えて便利です。

③体や服がほとんどぬれない

直接身につけるレインコートは、体を覆っている部分が大きいため、傘よりも雨にあたりにくいこともメリットです。

 

レインコートの種類にもよりますが、レインコートを着れば横殴りの雨でも体や服はほとんどぬれないため、風邪をひく心配も減らせるでしょう。

レインコートを選ぶときのポイント

子ども用のレインコートを選ぶときにチェックしたい、基本的なポイントをご紹介します。

大きめのサイズを選ぶ

レインコートのサイズは、どのタイプも共通して「いつも着ている服のサイズより1サイズ大きめ」がおすすめ。

 

理由としては、レインコートは服の上から着るため、ピッタリサイズよりも大きめのほうが動きやすくなり、子どもにとって着心地が良くなるからです。

 

また、レインコートは雨の日にしか使用しないため、購入時の子どもの体型にぴったりサイズを選ぶと、ほとんど着ることなくサイズアウトしてしまう可能性もあります。

袖丈が調整できるレインコートを選ぶ

レインコートの袖口は、袖丈を調整できるように、ゴム入りやマジックテープ付きのデザインを選びましょう。

 

袖丈が調整できる仕様であれば、大きめサイズを選んでも子どもの腕の長さに合わせることが可能に。

袖のだぶつきを抑え、スッキリと着られます。

 

また、レインコートで体や服を覆っていても、袖から雨が入ってしまうと体が冷えて風邪をひいてしまうかもしれません。

 

しかし、袖口がゴム入りやマジックテープ付きの仕様であれば、手首からの雨が入ってくるのを防げるでしょう。

はっ水加工や防水加工が施されたものを選ぶ

レインコートを選ぶときには、「はっ水加工」もしくは「防水加工」が施されているものを選びましょう。

 

それぞれの特徴は、以下のとおりです。 

はっ水加工の特徴

  • 通気性が良い
  • 生地が薄くコンパクトにたたみやすい
  • 短時間の利用向き

 

はっ水加工の特徴は、生地の表面に水を弾く加工がされており、雨水がかかると玉状にコロコロとはじきます。

生地の表面に加工しているだけなので通気性がよく、コンパクトに畳みやすいのがポイントです。

 

ただし、長時間使用していると雨が染み込んでくることもあるため、短時間の外出や持ち歩き用に向いています。

防水加工の特徴

  • 防水性が高い
  • 蒸れやすい
  • 長時間の利用向き

 

防水加工は、生地そのものが水を通さない素材であったり、生地の隙間に防水コーティング樹脂を塗り込まれていたりと「はっ水加工が施されているものより雨に強い」のが特徴。

そのため、雨の中長時間外で遊ぶ場合や歩く場合には、防水加工のレインコートがおすすめです。

 

しかし防水性が高い分、布目の隙間がないため、空気や水蒸気も通さず「通気性が悪く蒸れやすい」という弱点があります。

子ども用レインコートのタイプをチェック!

レインコートには、さまざまなタイプがあるため、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

 

ここでは、以下5つのタイプについてご紹介します。

 

  • コートタイプ
  • ポンチョタイプ
  • ロンパースタイプ
  • セパレートタイプ
  • リュック・ランドセル対応タイプ

 

こちらを参考に、お子さんが使いやすいレインコートを選んであげてくださいね。

コートタイプ

レインコートの定番といえば、着丈が長めのコートタイプ。

頭から足元まで体全体を覆い隠してくれるので、レインコートの下に着ている服や体がぬれにくいのが特徴です。

 

また、カラーやサイズ展開が豊富で、好みの商品を見つけやすいのがこのタイプの魅力。

 

しかし、機密性が高い構造により中が蒸れやすいため「暑いから着たくない」と嫌がられる場合もあります。

 

また、フード部分にゴムが付いていたり、反射板が付いていたりと、定番のタイプでも種類はさまざまです。

機能面も意識して選ぶとよいでしょう。

ポンチョタイプ

丈が短めでマントのようなデザインが特徴のポンチョタイプは、腕を通さずとも、かぶったり羽織ったりするだけで簡単に着用できます。

小さな子どもでも、自分で着脱しやすいタイプです。

 

また、袖の部分と胴がつながっているため通気性が良く、暑い季節でも快適に着られます。

 

ただし、強い風が吹くと裾の部分からめくれ上がって、中に着ている服がぬれてしまうかもしれません。

そのため、ポンチョタイプは雨風が強くない日に使用するのがおすすめです。

ロンパースタイプ

ロンパースタイプは、つなぎのように上下一体になっているデザインが特徴です。

サイズは、80〜100㎝がメインになっており、1〜3歳ごろの子ども向けレインコートといえます。

 

子どもが激しく動き回っても、全身がぬれにくく安心して着させられるのが魅力ですが、

手足を通して着用する必要があるため、着るのに手間がかかってしまうのが難点です。

セパレートタイプ

セパレートタイプは上着とズボンがセットになったレインコートです。

足元はズボンタイプでしっかり覆えるため、定番のコートタイプよりも足首までぬれにくくなるでしょう。

 

ズボンがある分、子ども自身で着脱するのは大変ですが、豪雨の際や自転車に乗るときにもおすすめのタイプです。

リュック・ランドセル対応タイプ

リュック・ランドセル対応タイプは、一見定番のコートタイプのように見えますが、背中部分の生地に余裕がある仕様です。

 

傘の使用を禁止としている、幼稚園や小学校に通っている子どもにおすすめのタイプです。

用途・シーン別おすすめのタイプは?

ここまで、レインコートの選び方やタイプについてご紹介してきました。

 

さらに、用途や着るときのシーンも考慮することで、どのタイプがお子さんに合っているのか判断しやすくなるかもしれません。

参考までに、以下のような基準でレインコートを選んでみるのはいかがでしょうか。

 

  • 豊富なデザイン・カラーの中からお気に入りのレインコートを選びたいなら「コートタイプ」
  • 子どもが自分で着脱しやすく、短時間の徒歩移動に使いたいなら「ポンチョタイプ」
  • 1~3歳ごろに着られて、雨風から体全体を守りたいなら「ロンパースタイプ」
  • 雨風が強いときには「セパレートタイプ」
  • 通園・通学時にランドセルやリュックを雨にさらしたくないなら「リュック・ランドセル対応タイプ」

まとめ

レインコートは、雨の日にしか出番がありませんが、あれば便利なアイテムです。
とくに活発に動き回るお子さんであれば、傘よりもレインコートの方が安心してお出かけできるでしょう。

レインコートにはさまざまなタイプがあるため、用途や使う時のシーンに合わせて選ぶことをおすすめします。

お気に入りのレインコートを見つけて、雨の日のお出かけを楽しみましょう!


文/ちゅんまま

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