部屋干しのジメジメをどうにかしたい! 便利グッズとアイデア5選

公開日:2022/04/29

部屋干しのジメジメをどうにかしたい! 便利グッズとアイデア5選

梅雨入りすると、じめじめした日が続き、髪の毛がまとまりにくかったり気分が上がりにくかったり、湿気に悩まされることが多くなりますよね。乾きにくい洗濯物もそんな悩みのタネのひとつです。

 

子どもがいると汚れものも多く、外干しができないからと一日洗濯しないだけでも洗濯機の周りが大変なことに……。しかし、毎日コインランドリーに通うのは、金銭的にも体力的にもちょっと無理。そんなとき「快適な部屋干しができたらな」と思うママも多いでしょう。

 

そこで今回は、部屋干しを工夫して梅雨を快適に過ごすためのアイデアを紹介していこうと思います。また、部屋干しのポイントのほかに、おすすめグッズや実際に快適な部屋干しを実践している人の実例も見ていきましょう。

 

メイン画像 :https://www.instagram.com/p/Cb2Rlvvvg1T/

快適な部屋干しのポイント

いつもの外干しと同じように部屋干しをしてしまうと、洗濯物の乾きが悪かったり、臭いが気になったりと、不快に感じることも多いでしょう。そこで、快適な部屋干しを実践するために、5つのポイントを押さえておきましょう。

 

1.アーチ状に干す

2.サーキュレーターで風を送る

3.家の中でも乾燥している場所に干す

4.脱水時に乾いたタオルを入れる

5.除湿機を使う

 

それぞれどのような点に注意すればよいのか、詳しく見ていきましょう。

1.アーチ状に干す

洗濯物を干すとき、何気なく干していませんか? 洗濯物を早く乾かすためには、外側に長いもの、内側に短いものを持ってきて、洗濯物でアーチ型を作るように干していきましょう。

 

内側に長いもの、外側に短いものを干すと空気が流れにくくなり洗濯物は乾きにくくなります。これを外側に長いもの、内側に短いものを干すことで洗濯物の下で空気が流れやすくなり、早く洗濯物が乾くのです。

 

タオルやズボンのような長いものは外へ、下着や靴下は内側へ干すのがおすすめです。

2.サーキュレーターで風を送る

快適な部屋干しに欠かせないのが “空気の流れ” です。風のある外と比べ、部屋の中は空気の流れが少なく、そもそも洗濯物が乾きにくい環境です。そこで活躍するのが「サーキュレーター」です。サーキュレーターは、小さくて下から空気を送りやすいので、部屋干しの洗濯物を早く乾かすのにとても役立ちます。

 

サーキュレーターがない場合は、エアコンの下に干して除湿モードで運転をしたり、扇風機で代用してもいいでしょう。いずれも、直接洗濯物に風を当てるのではなく、洗濯物周辺の空気を流すように運転するのがポイントです。

3.家の中でも乾燥している場所に干す

部屋干しをするにしても、湿気が多い場所に干していたのでは、いつまで経っても洗濯物は乾きません。家の中でも乾燥していたり、風の通りがよい場所に干すことで、洗濯物は早く乾きます。家の中で洗濯物が乾きやすい具体的な場所は「部屋の中央」や「浴室」になります。

 

部屋の隅は空気の循環が悪いため、部屋干しには適していません。一方、部屋の中央は空気の流れがよく、洗濯物が早く乾きやすいといえます。また、浴室は換気扇は排出口などがあり、換気に考慮された造りをしています。浴室に干す場合は、入浴後ではなく湿度を下げてから使いたいですね。浴室乾燥機がついていると、さらに早く乾くでしょう。

4.脱水時に乾いたタオルを入れる

部屋干しの洗濯物を早く乾かすためには、できるだけ早く洗濯物から水分を取り除く必要があります。そのためには、洗濯物の脱水時に乾いたタオルを一緒に入れるのが効果的。周りの洗濯物の水分を乾いたタオルが吸収するため、洗濯物の水分量が分散され、ひとつの衣類が含む水分が減って乾きやすくなるのです。

 

脱水時にタオルを入れたり干したりする手間はできてしまいますが、洗濯物は早く乾くでしょう。

5.除湿機を使う

部屋干しで洗濯物を乾かすということは、それだけの水分・湿気を部屋の中に発散させているということ。ただでさえ不快な梅雨のジメジメが、さらにパワーアップ……なんてことは絶対に避けたいですよね。

 

そこで、(家電なので少々お金がかかってしまいますが)ぜひおすすめしたいのが、部屋干しの強い味方、除湿機です。部屋干し時の除湿機の効果は絶大。2で紹介したサーキュレーターと合わせて使えば、さらに早く洗濯物を乾かすことができますよ。

 

ランドリールームや浴室くらいの小さな部屋ならば、大きなものは必要ないですし、最近では、サーキュレーター付きの除湿機もあります。ぜひ検討してみてくださいね。

部屋干しの便利グッズ3選

部屋干しは便利なグッズも取り入れることで、快適に過ごしやすくなりますよ。中には普段の洗濯にも使えるものもあるため、ひとつ持っておくと重宝すること間違いなしです!

ハンギングラック

ハンギングラックは、ドアやベランダの手すりに引っかけて使う簡易の洗濯ラックです。

ラックには、ハンガーをかけられるだけでなく、タオルを干したり靴やクッションを干したりすることができます。使わないときはコンパクトに収納できるので、場所を取らないのもおすすめポイントです。

ボトムス用ハンガー

ボトムス用ハンガーは、分厚くて乾きにくいズボンやスカートに使える専用ハンガーです。クリップでボトムスの四隅を挟むことで、中に空洞を作ります。空気が通りやすくなることで、乾きも早く嫌な臭いも防げますよ。

フード用ハンガー

フードがついた洋服を愛用している人の中には、おしゃれな見た目とは裏腹に、フード部分が乾きにくく、普段の洗濯から悩んでいる人もいるのではないでしょうか?そんなときは、フードつき衣類用のハンガーを使うのがおすすめです。

フード部分は専用のフックにかけて干すことで風通しが良くなります。肩のアームは2本で広げて干せるので、フードつきに限らず普通の洋服でも早く乾きそうですね。

 

今回紹介したいずれの商品も、ホームセンターや100円ショップ、300円ショップなどで取扱いがあります。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね。

インスタで見つけた部屋干しのお手本2選

快適な部屋干しにするためのポイントやグッズを見ても、いまいち自宅で使うイメージがわかない……。という人もいるでしょう。最後に、Instagramで見つけた、部屋干しの例を紹介します。

ランドリールームに物干し竿をかけて

https://www.instagram.com/p/Cb2Rlvvvg1T/

 

@ku.ochoさんは、自宅のランドリールームに物干し竿をセッティングしています。窓に面しているため、部屋干しでも陽の光を十分に浴びられるほか、いつもの洗濯と同じように干すことができますね。

 

あらかじめ、竿の高さを変えておくと、洗濯物が重なるこも防げますよ。また、使わないときは物干し竿をしまうこともできるので、臨機応変にお部屋が使えそうですね。

鴨居に洗濯物を引っかけて

https://www.instagram.com/p/CIMttqDgCm6/

 

鴨居(かもい)とは、和室の入口部分の上部につけられている横木のことです。@mi3plus4さんは、鴨居にハンガーを引っかけて部屋干しをしています。実は、リビングは家の中でも洗濯物が乾きやすい場所であるため、部屋干しにぴったりのスポットです。特別な道具や手間が不要なので、今すぐ試すことができるのもうれしいですね。


※紹介した商品は執筆時点のものです。掲載時に取扱いがない場合があります。

まとめ

じめじめした梅雨は、気分が乗らず家事が億劫に感じることも少なくありません。中でも、乾きにくい洗濯物にストレスを感じることもあるでしょう。洗濯物の部屋干しは、ポイントを押さえることで早く乾きやすくなりますし、便利なグッズを合わせて使うことで、煩わしさも解消されるでしょう。

ぜひ、紹介したグッズやお手本を参考に、快適な部屋干し生活を送ってくださいね。


文・丸山希

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