【年齢別】子どもにおすすめ! 知育パズルの選び方&絶対に親が気を付けたいこと

公開日:2022/06/30

【年齢別】子どもにおすすめ! 知育パズルの選び方&絶対に親が気を付けたいこと

パズルは集中力や思考力など、さまざまな力を育む遊びです。

指先を使うため、脳へもよい刺激になると考えられています。また、やり遂げる達成感を味わえることも魅力のひとつでしょう。

 

そんなパズルですので、「子どもに積極的に遊ばせたい!」と考えているパパやママもいるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、年齢別に、おすすめのパズルとパズル遊びにおいて親が気を付けたいことについてまとめました。

個人差がありますので、お子さんに合わせてやってみてくださいね。

 

2人の子どもがいる我が家のパズル選び体験談も掲載していますので、パズル選びの参考にしていただければと思います!

【1歳前後】おすすめパズルと親のかかわり方

パズルは1歳頃から遊べます。

とはいえ、まだ手先が不器用なので選び方には工夫が必要です。

 

ここでは1歳前後の子どもにおすすめのパズルと、親のかかわり方について紹介します。

おすすめパズル①型はめパズル

1歳前後の子どもには、型はめパズルがおすすめです。

これは、いろいろな大きさのブロック状のパーツを同じ形の穴にはめていくパズル。

 

パーツが小さすぎず誤飲のリスクも少ないため、安心して遊ばせることができるでしょう。

おすすめパズル②キューブパズル

1歳前後の子どもには、キューブパズルもよいでしょう。

キューブパズルには立方体の6面に異なる絵柄が描かれており、それらを合わせて絵を完成させます。

 

インターネット通販などを見ると、4個タイプと9個タイプのキューブパズルが多く販売されているようです。

個数が少ないほうが簡単なので、はじめてパズルをする子どもには4個タイプを選ぶとよいでしょう。

おすすめパズル③ピースにつまみがついたパズル

1歳くらいになると、親指と人差し指でつまむ動作ができるようになるので、ピースにつまみがついたパズルも楽しく遊べるでしょう。

 

動物や乗り物の形のピースを枠にはめるといった商品がたくさん販売されています。

子どもの興味に合わせた絵柄のパズルを選んでみてくださいね。

 

ピースをはめるのが難しい場合は、はめてあるピースを枠からはずすことからはじめるのもおすすめ! 子どもの発達に合わせて遊び方を工夫してみてくださいね。

1歳前後の子どもにパズル遊びをさせるときに親が気を付けたいこと

1歳前後の子どもにパズル遊びをさせるときに親が気を付けたいのは、以下のようなことです。

 

  • 子どもが集中しているときには手を出さない
  • できたときにはしっかりとほめる
  • 誤飲に気を付ける

 

1歳前後の子どもにパズルをさせるときには、できるだけ親が一緒に遊んであげるようにしましょう。

そうすることで適切にサポートできるだけでなく、安全面にも配慮できます。

 

1歳といえど、しっかりと集中してパズルに取り組める子もいます。

子どもが集中しているとき、親は口を出さないようにしましょう。

 

いっぽうで、できたタイミングではしっかりとほめることが大切です。

「できたね」「がんばったね」といった親からの声かけは、子どもにとって自信につながります。

【2~3歳】おすすめパズルと親のかかわり方|子どもができる収納法も紹介

自己主張が強くなる2~3歳は、子どもの意思を尊重したパズル選びがポイントです。

 

ここからは2~3歳の子どもにおすすめのパズルと、親のかかわり方について紹介します。

おすすめパズル①キャラクターデザインのパズル

2歳頃になると、好きなキャラクターがはっきりとしてくる子どもも増えてくるでしょう。

 

子どもの興味をひき、パズルで遊ぶきっかけを作りたいなら、子どもが好きなキャラクターデザインのパズルを選ぶのもひとつの方法です。

おすすめパズル②子どもが興味をもったパズル

パズルを購入するとき、親の趣味で選んでいませんか?

2歳頃になって自己主張をするようになると、自分が選びたいという気持ちが芽生えてきます。

 

パパやママが「これがよいだろう」と決めるのではなく子どもに選ばせることで、子どもが積極的にパズルで遊んでくれるようになるかもしれません。

 

子どもに選ばせるときには、親が2~3点くらいまでしぼり、その中からどれがよいか選ばせるとスムーズでしょう。

おすすめパズル③親子で作ったパズル

なかには、パズルにあまり興味をもたない子どももいます。

そんな場合は、パズルを手作りしてみてはいかがでしょうか?

 

パズルを手作りといっても、画用紙に絵を描き、大きめにカットするだけ!

こんな簡単な手作りパズルなら、子どもがひとりで作れるかもしれません。

お菓子の箱などをいろんな形に切るだけでも、簡単に楽しいパズルになるのでおススメです。

 

親子で協力しながら作るもよし、子どもが作ったパズルで親が遊ぶもよし! いろいろな遊び方ができますよ。

 

ひとりでもくもくとするイメージのあるパズルですが、この遊び方なら親子のコミュニケーションにも役立つでしょう。

 

好きな絵や写真で作るジグソーパズルの作り方はこちら

段ボールに色を塗って作るジグソーパズルの作り方はこちら

スチロールトレイで作るトレイパズルの作り方はこちら

2~3歳の子どもにパズル遊びをさせるときに親が気を付けたいこと

2~3歳の子どもにパズル遊びをさせるときに親が気を付けたいのは、以下のようなことです。

 

  • 子どもにパズル遊びを強制しない
  • パズル本来の遊び方でなくても見守る
  • 子どもの集中力を邪魔しない環境を作る

 

2~3歳の子どもは、さまざまなことに興味をもっています。

そのためパズル以外の遊びに夢中になっていることもあるでしょう。

 

知育のためにパズルをさせたいと考えている場合でも、子どもに強制することはNG。

パズルをさせたいときには、親が楽しそうにパズルをやって見せたり、「一緒にやろうよ」と誘ったりするのがおすすめです。

 

また、2~3歳の子どもは「パズルを使っておままごとをする」なんてこともよくあります。

実際、我が家でも娘が3歳のときに、パズルを使ってお人形ごっこをしたりパズルのピースを食べ物に見立てて遊んでだりしていました。

 

このような遊び方を見るとつい「パズルを完成させて」と言いたくなります。

けれども、パズル本来の遊び方にこだわらず、自由な発想で遊ばせてあげることも大切です。

 

「その遊び方おもしろいね」と、遊びを認めてあげる声かけが理想でしょう。

 

さらに、パズルを通して集中力ややり抜く力を身に付けさせたいと考えているなら、子どもの集中力を邪魔しない環境作りも大切です。

テレビなどを消して、集中できる静かな環境を作ってあげましょう。

3歳頃からおすすめのパズル収納

パズルの収納に困ることはありませんか?

お片づけケースが付属していることもありますが、ぴったりとしたケースにパズルを入れるのは子どもには難しく、散らかってしまうというご家庭もあるでしょう。

 

そんなときには、100円ショップで売っているB4サイズのビニールネットケースはいかがでしょうか。

とくにファスナーがL字についているものがおすすめです!

 

口が大きく開くので3歳児でもパズルを入れやすいようで、我が家でも子どもがひとりでお片づけしてくれます。

立てて保管できるので、スペースを有効活用できるところもイチ押しポイントです。

 

ちなみにこの収納方法、息子が通っていた保育園で実践していたもの。パズルの収納にお困りの方はぜひためしてみてくださいね!

【4歳~】おすすめパズルと親のかかわり方

4歳頃になると、パズルの取り組み方も個人差が大きくなってきます。

子どものペースに合わせた声かけが必要でしょう。

 

ここからは4歳頃の子どもにおすすめのパズルと、親のかかわり方について紹介します。

おすすめのパズル①子どもにとって少し難しいパズル

簡単にできるパズルにすぐに飽きてしまう場合は、がんばればできそうなくらいの難易度のパズルを与えるのがおすすめです。

 

難しいパズルをやり遂げたという達成感は、子どもにとって大きな自信につながるでしょう。

おすすめのパズル②少しかわったパズル

日本地図や世界地図をパズルで覚えられる商品や、タングラムというシルエットパズルなど、パズルの遊び方を広げてみるのもよいでしょう。

 

日本地図や世界地図などのパズルは、パズル遊びをしているうちに地図を覚えられる優れもの。

実際、日本地図パズルが好きで繰り返し遊んでいた子は「形を見たら何県かわかる!」と言っていました! 勉強にも役立ちそうですね。

 

タングラムパズルの作り方はこちら

タングラムパズルの問題はこちら

 

4歳の子どもにパズル遊びをさせるときに親が気を付けたいこと

4歳の子どもにパズル遊びをさせるときに親が気を付けたいのは、以下のようなことです。

 

  • ネガティブな声かけをしない
  • 家族のコミュニケーションとしても役立てる

 

難易度の高いパズルに取り組むと、思うようにできないこともあるでしょう。

そんなとき親から「まだできないの?」などのネガティブな声かけをされると、やる気がなくなってしまいます。

 

がんばって取り組んでいることをほめ、子どもがやりきったと感じるまでは見守るようにしましょう。

 

また、難易度の高いパズルに親子で取り組むのもおすすめです。

 

家族のコミュニケーションになるだけでなく、ほかの人と協力して物事に取り組む経験にもなります。

完成したときに親子で一緒に達成感を味わえるのも楽しいものですよ。

我が家のパズル選び失敗談

最後に我が家のパズル選び失敗談を紹介します。

パズル選びの参考になれば幸いです!

失敗①親がやってほしいパズルを与えた結果……

数年前、パズルを購入しようと店に行くと「子どもが大好きなキャラクターのパズル」と「時計の読み方が描かれたパズル」がありました。

ちょうど時計の読み方を覚えてほしいなと思っていた私は、「時計の読み方が描かれたパズル」を購入。

 

しかし、子どもの興味をひくことができず、ほとんど遊んでもらえませんでした……。

失敗②「長く遊べそう」と思い、子どもにとって難しいパズルを与えた結果……

「対象年齢が少し高めのパズルなら、長く遊んでくれるかも!」と思い、実年齢よりも高めの年齢を対象としたパズルを購入。

 

子どもが好きなキャラクターのものを選んだため、興味はもってくれましたが、結局いつも「ママが作って!」と言われてばかりです……。

まとめ

パズルは子どものさまざまな力を育むことができる、すばらしいおもちゃです。

けれども親が一方的に押しつけてはいけません。
子どもが主体的に取り組めるものがベストですよね!

我が家のような失敗をしないためにも、子どもの好みや発達に合うパズルを選ぶようにしてくださいね。


文/りっか

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