子育てをしていると「いざというとき」がわりと頻繁にやってきます。
そんなときに慌てないためには、普段から対応策について考えておくことが大切です。
この記事では私の実体験を踏まえ、いざというときに必要なものや、普段からやっておきたいことを紹介します。
いざというときの例として、「子どもの病気」「ママの病気」「自然災害」の3つのケースについてみていきましょう。
子育てをしていると「いざというとき」がわりと頻繁にやってきます。
そんなときに慌てないためには、普段から対応策について考えておくことが大切です。
この記事では私の実体験を踏まえ、いざというときに必要なものや、普段からやっておきたいことを紹介します。
いざというときの例として、「子どもの病気」「ママの病気」「自然災害」の3つのケースについてみていきましょう。
「いざというとき」のなかでも、子どもの発熱やケガは頻度が高いのではないでしょうか。
急なことで慌ててしまった経験がある人もいると思います。
そこでまず、子どもがピンチのときに役立つものについてお伝えします。
発熱時に必要なのが水分です。発熱時に食欲がない場合は、水分補給が中心になります。
発熱初期から必要となりますので、家庭に常備しておくとよいでしょう。
とくに経口補水液や幼児用イオン飲料などを常備しておくと安心です。
経口補水液は効率的に水分と塩分を摂取するには非常に優れたものですが、子どもによっては味を嫌がることもあります。
我が家の場合、発熱時に初めて経口補水液を与えたところ、嫌がって飲んでくれませんでした。
嫌がって飲まないことで脱水が進んでしまってはよくありません。
経口補水液を飲んでくれないのなら、子どもが飲みやすいものをこまめに与えるのがおすすめです。
りんごジュースなど飲みなれた冷たい飲み物も合わせて常備しておきましょう。
また、熱が出てぐったりしているときは、コップで飲みにくいことも考えられます。
ストローを使うと飲みやすい場合もありますので、ストローもストックしておくとよいでしょう。
病気やケガなど、子どもの急な異変に適切に対応するためには、正確な情報が必要です。
「こどもの救急」のような、信用できる情報をすぐに確認できるようにしておきましょう。
また、対応に迷ったときには「#8000」に電話すると相談にのってもらえます。
いざというときに少しでも落ち着いて行動するために、普段から複数の対応方法を頭に入れておきましょう。
また、夜間や休日の医療体制についても知っておくと安心です。
医療体制は地域によって異なります。「自治体名 小児救急」などで検索し、お住まいの地域の医療体制について確認しておきましょう。
そのほか、病児保育の情報についても調べておくことをおすすめします。
とくに共働きで近くに頼れる人がいない場合は、積極的に調べておきましょう。「自治体名 病児保育」と検索すると探しやすいので、試してみてくださいね。
子どもが病気のとき、親も自由がきかなくなります。
子どもの具合が悪いとママにべったり……という経験をした人もいるでしょう。
実は私も、少しでも離れたら子どもがぐずる……という経験を何度もしました。
「ちょっとキッチンまで行きたい!」「トイレに行かせて!」と思っただけなのに、子どもに泣かれてしまうんですよね……。
あるとき、下の子が熱でぐったりしているときに、上の子は元気で「おなかすいた~」と言ってきました。
数日間買い物にも行けていなかったので、食べ物のストックがなくなっており「とりあえずなんでもいいから食べられるものを!」と、お菓子を出した記憶があります(笑)
「ネットスーパーについて調べておいたらよかった」と後から気付きましたが、時すでに遅し。
普段自由に動いているだけに、行動が不自由になったときのことまで考えていなかったのです。
子どもが急に病気になると、ママが動けなくなることも多いでしょう。
そんなときには、ネットスーパーや宅配サービスなどを活用して乗り切るのもひとつの方法!
普段からどのようなサービスがあるのかを調べて知っておくだけでも役に立つと思います。
「いざというとき」には、子どもは元気だけどママが病気という場面もあります。
パパがいてくれると助かりますが、パパが不在で家に病気のママと子どもだけになってしまうと、ママも子どもも困ってしまいますよね。
そこで、少しでもママの負担を軽くするために普段からできるアイデアを紹介します。
普段からお手伝いをさせておくことで、ものの場所を覚えてくれます。
小さいうちは子どもの身の周りのものだけでOKですが、年齢が高くなってきたら家のものにも興味をもたせておくのがおすすめです。
我が家では、私の具合が悪くなったときに、タオルや布団を持ってきてくれて、とても助かったことがあります。
「〇〇とってきて~」とお願いしただけですぐに持ってきてくれたので、非常にありがたかったです!
子どもの喉が渇いたりおなかがすいたりといったことは、ママが病気でも関係ありません。
ママ自身しんどくて起き上がれないのに、子どもにグズグズ言われると、ママも参ってしまいます。
そこで、子どもの手が届きやすいところに飲み物や食べ物を置いておくのはいかがでしょうか。
普段から丸見えだと子どもにおねだりされることもありますので、少し見えない場所に隠しておくのがポイント!
台にのぼると届く場所でもよいかもしれませんね。
「いざというとき」と聞くと、真っ先に思いつくのが災害かもしれません。
自然災害はいつおこるかわからないので、日ごろからの備えが必須です。自然災害への備えとして、防災グッズを用意している家庭もあるでしょう。
災害時に必要なものは、子どもの成長とともに変わります。年に1回程度は防災グッズの見直しをしておくと安心です。
また、子育て世帯には一般的な防災グッズだけでは足りないものもあります。
ここからは「赤ちゃんがいる場合」「幼児期の子どもがいる場合」にわけて、必要なものを紹介していきます。
子どもの年齢や性格、特性によって必要なものは変わってくるので「それぞれのお子さんに合った必要なもの」を考えて用意しておくようにしてくださいね。
赤ちゃんがいる場合には、授乳ケープや瓶詰めのベビーフード、調乳不要の液体ミルクなどを用意しておくとよいでしょう。
また、おむつやおしりふきは普段から多めにストックしておくことをおすすめします。
おむつに関しては、避難所などで配られるものはサイズが限られるため、普段使っているものがあると安心ですね。
おしりふきはウェットティッシュとしても使えるので大活躍! いざというときのために、多めに備えておくと便利です。
幼児期の子どもがいる場合は、食べ慣れたお菓子や大好きなおもちゃなど、ストレスを緩和できるグッズを用意しておきましょう。
洋服に関しては洗濯ができないことも考え、多めに用意しておくと安心です。
避難所などで洋服を支援してもらえることもありますが、サイズが限られていることも多いようです。
あらかじめ備えておくようにしてくださいね。