みなさんは「おゆまる」と聞いて何を連想しますか?
「お湯」「お風呂」「おもちゃ」など、筆者も初めて聞いた時にはお風呂で遊べるおもちゃか何かと思っていました。
しかし、おゆまるはお風呂で遊べるおもちゃではなく、プラスチック粘土の名前だったのです。
今回は、このおゆまるについて、どんなものなのか、どのようにして使うものなのかを詳しく説明していきます。 おゆまるを使って作れる簡単なアクセサリーなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
みなさんは「おゆまる」と聞いて何を連想しますか?
「お湯」「お風呂」「おもちゃ」など、筆者も初めて聞いた時にはお風呂で遊べるおもちゃか何かと思っていました。
しかし、おゆまるはお風呂で遊べるおもちゃではなく、プラスチック粘土の名前だったのです。
今回は、このおゆまるについて、どんなものなのか、どのようにして使うものなのかを詳しく説明していきます。 おゆまるを使って作れる簡単なアクセサリーなども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
はじめに、おゆまるの公式サイトでは、おゆまるについて以下のように説明しています。
80℃以上のお湯でやわらかくなり、好きな形が作れます。冷えるとかたまりますが、お湯で温めれば何度でもやわらかくなります。教材・よく弾むスーパーボール・スイーツデコの素材・型取り用・ルアー、様々なシーンで活躍できるプラスチックねんどです。
出典:ヒノデワシ株式会社
https://www.hinodewashi.co.jp/product_cat/oyumaru/
おゆまるは、消しゴムの「まとまるくん」で有名なヒノデワシ株式会社の製品です。その歴史は長く、1988年に誕生したというロングセラー商品だったのには驚きです。対象年齢は6歳以上とありますが、親子一緒でしたら粘土遊びの感覚で、幼児から大人まで楽しむことができます。
粘土遊びは、ちぎったり、丸めたり、平らにしたりと指先を使うため、脳に良い刺激をたくさん与え、子どもの成長の手助けをしてくれます。また、完成図を考えたりイメージした通りに作ってみたりと、想像力が豊かになります。
おゆまるはプラスチックから作られているため、粘土遊び特有の、手に匂いがつく、指にこびりついて落ちないということがありません。手が汚れるのが嫌で粘土が苦手というお子さんにもおすすめできますので、ぜひ試してみてくださいね。
おゆまるは販売会社が文房具メーカーのため、玩具売り場ではなく文房具コーナーに陳列されていることが多いようです。また、100均でも取り扱っていて、クラフトパーツやハンドメイドコーナー、もしくは紙粘土や油粘土のコーナーに一緒に陳列されています。
おゆまるを試してみたい方は、まずは100均で購入してみるとよいですね。おゆまるがたくさん欲しい方や、カラフルなおゆまるが欲しいという方は、大きい文房具屋さんや量販店に行くと、12色セットの箱入りのおゆまるも販売されています。もちろん、インターネットでも販売されていますので、そちらを利用してみるのも良いでしょう。
一時期どこを探してもみつからないほどのおゆまるブームがありましたが、今は落ち着き、生産ラインも順調なことから100均でも普通に手に入れることができます。万が一見当たらない場合は、店員さんに聞いてみましょう。
それでは、ここからは実際におゆまるの使い方を実践しながら紹介していきます。
おゆまるは、80度のお湯で温めることでやわらかくなります。やわらかいうちに形を作り、冷めて固まったら完成! というのが全体の流れになります。
まずは、耐熱容器に80度のお湯を用意し、おゆまるを2~3分温めましょう。熱湯を使用しますので、倒れないよう安定した容器を使ってくださいね。
おゆまるはハサミでカットできます。いろんな色を少しずつ使いたい場合は、あらかじめカットしてから温めましょう。
温めていると、初めは真っすぐだったおゆまるが次第にふやけてきて丸まってきます。丸まってきたら割り箸を使っておゆまるを取り出しましょう。
おゆまるはプラスチック粘土なので、水分をはじいてくれます。タオルで軽くポンポンと押さえ、表面の水分を吸い取りましょう。
おゆまるは、お湯から取り出して3分くらいで徐々に硬くなってくるので、温かいうちに形を作りましょう。熱いので火傷しないよう気をつけてくださいね。
もし、失敗してしまっても、再度80度のお湯で温め直せばまたやわらかくなり何度でも使えるので安心してください。
型を使う場合は、おゆまるを型に入れたら、均等にいきわたるようにしっかりと押し入れるのがポイントです。
形ができたら冷まして固まるのを待ちます。この時、水に入れると早く固まりますよ。
型に入れた場合は、型ごと水の中に入れてしまって大丈夫です。
粗熱が取れて固まったら、ゆっくりと剥すように型から外していきましょう。型からはみ出た部分は、ハサミでカットすれば見栄えがよくなりますよ。
形を整えたら完成です!
おゆまるは、柔らかくすることで自由自在に何にでも変身してしまいます! ここでは、おゆまるを使って実際に作れるものをご紹介します。
スーパーボールは、おゆまるを丸めただけで完成! 初めておゆまるを使って何かを作る場合は、手始めにスーパーボールから作ってみるのがオススメです。
おゆまるは単色で使うほかに、違う色を混ぜたりラメのようなグリッターを混ぜて練るなどのアレンジを効かせることができます。単純な形のスーパーボールですが、ちょっとしたアレンジを加えることでしっかりと楽しむことができますよ。
型抜きもとても簡単にできるので、小さいお子さんが初めておゆまるで遊ぶにはピッタリですよ。おうちにあるものを利用してもいいですし、100均ならば調理コーナーに型が売られています。好きな型で作ってみましょう。
ハンドメイドコーナーで売っているレジン用の土台を使い、ヘアゴムを作ってみました。
型抜きと同じように、温めたおゆまるを土台に乗せて形を整えるだけなので、とっても簡単です!
ネックレスは、おゆまるが温かいうちに形を整え、ストローなどで穴を開けるか金具を差し込み、冷えて固まってから紐、もしくはチェーンを通して完成です。
キーホルダーもネックレス同様、穴を開けるか金具を差し込み、おゆまるが冷えて固まってからチェーンを通します。
おゆまるは透明感がありツヤツヤとみずみずしい仕上がりのため、ゼリービーンズや金平糖、キャンディーといったパステルカラーのスイーツを作るとまるで本物! これらをパーツとしてあしらい、さらに凝った制作をしている人も多くいます。
【おうちの方向け「おゆまる」小話】
おうちの方で、ハンドメイドが好きな方もいるかと思います。おゆまるでレジン用の型を作ったり、型取ったおゆまるにレジンをコーティングしてアクセサリーを作ったりなどなど、おゆまるは本格的なハンドメイドの素材として使うことができます。お子さんが寝た後やリフレッシュタイムに、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
おゆまるは80度と高温のお湯を使用するため、お湯の扱いには十分注意が必要です。
容器は安定したものを使い、お湯はおうちの方が注ぎましょう。
お子さんが小さい場合、お湯からおゆまるを取り出す作業もおうちの方が行い、すぐには渡さず、少し練って冷ましてからお子さんに渡すようにしましょう。
小学生くらいのお子さんでも、決してひとりでは遊ばせず、必ずおうちの方が見ているところで遊ばせるようにしましょう。
おゆまるで作った金平糖やゼリービーンズは本物そっくりなので、小さい子どもの手の届く位置に置いておくと誤って口にしてしまう可能性があります。作り終えたおゆまるの管理にも十分に気を付けましょう。