園や学校の持ち物がいっきに家の中に集合する夏休みは、子ども部屋のお片付けにピッタリのタイミングです。しかし、子ども部屋にはおもちゃや勉強道具、習い事用品など、形や大きさが違うさまざまな物があり、片付け方や収納の仕方にちょっとした工夫が必要なことも。
そこで今回は、子ども部屋を上手に片付けるためのコツを紹介。整理整頓に便利なグッズや、実際の子ども部屋収納も合わせてチェックしていきましょう!
園や学校の持ち物がいっきに家の中に集合する夏休みは、子ども部屋のお片付けにピッタリのタイミングです。しかし、子ども部屋にはおもちゃや勉強道具、習い事用品など、形や大きさが違うさまざまな物があり、片付け方や収納の仕方にちょっとした工夫が必要なことも。
そこで今回は、子ども部屋を上手に片付けるためのコツを紹介。整理整頓に便利なグッズや、実際の子ども部屋収納も合わせてチェックしていきましょう!
お子さんが遊んだあとのお片付け、そろそろ自分でやってもらいたいと思っているご家庭も多いのでは? しかし、お片付けはすぐにできるようにはなりません。特に小さなお子さんは、そのときに適した言葉かけや、ママやパパのサポートが必要です。そこでいい機会なのが、いつもよりお子さんと一緒の時間が長くとれる夏休み。この夏、お子さんと一緒に初めてのお片付けにチャレンジしてみませんか?
子どもとのお片付け、まずは次の3つのポイントを押さえておきましょう。
最初から子どもに全てを任せるのではなく、ママやパパもいっしょに行うのが片付け習得の近道です。いっしょに片付けるときも「片付けてね」ではなく、「おままごとセットはこの箱に入れようか」「ブロックはまとめておこうね」など、具体的な指示を出しましょう。
物の定位置を決めておくことで、慣れてくるとひとりでもスムーズに片付けができるようになりますよ。また、最後に褒めることも忘れずに。「お部屋がキレイになったね」「片付けてくれてありがとう」と、前向きな言葉がけをしてあげてくださいね。
子ども部屋の収納は、リビングや大人が使う部屋とは収納方法を変えた方が使いやすくなります。片付けがしやすいような整理整頓、収納方法をチェックしていきましょう!
よく使うおもちゃは、毎回ていねいにしまう必要はありません。すぐに取り出して遊べるよう “見せる収納” として片付けるのがおすすめです。
まずは遊ぶ頻度別におもちゃを仕分けします。頻度が高いものを “見せる収納にしまうもの” と決め、それらを置くための定位置を決めましょう。これらのおもちゃは、次回から遊んだあと、定位置に置くだけでお片付けが完了になります。これで、なかなか片付けられない子どもに対する親のストレスも半減しますよ。
収納ケースに何が入っているかを忘れることは、大人だってよくあること。これをふせぐには、収納ケースに入っているおもちゃの目印をラベリングしておくのがおすすめです。
一番わかりやすいのは、おもちゃの写真を撮って貼っておくこと。簡単に中身がわかるようになるので、出すときも、片付けるときもスムーズになりますよ。
子どもが成長してくれば、写真ではなく文字だけでも大丈夫。テプラなどを使って統一感のある仕上げにすれば、すっきりおしゃれにもなるのでおすすめです。
大人が収納場所を作ると、高い位置になってしまうことがあります。しかし実際に片付けをするのは子どもです。子どもの目線の高さや手が届く範囲を考慮し、子どもが取りやすい位置に、使う頻度が多いおもちゃや絵本、着替えセットなどを置くようにしましょう。
子どもの目線の高さを気にかけることで、子どもの成長に合わせて収納や物を見直すきっかけにもなりますよ。
子ども部屋の収納は、お子さんが上手に片付けできるよう、便利グッズをどんどん活用していきましょう。この章では、どんなグッズがあって、どう使いやすいのかをご紹介していこうと思います。
収納ケースはおもちゃや衣類など、さまざまな物の整理整頓に使えるのでとても重宝します。このケースには木のおもちゃ、このケースにはぬいぐるみ……と、大まかに分類してケースに放り込むだけで部屋をきれいに片付けることができます。
収納ケースはホームセンターや雑貨店など、さまざまなお店で取り扱いがあり、ニトリや無印良品、カインズなどではオリジナル商品がシリーズ展開されていることもあります。大きさや見た目を統一するために、これらを同じお店でそろえるのがおすすめです。
また、部屋のインテリアに合う色があるか、大きさ違いの取り扱いはあるか、フタは売られているかなどを確認しておくと良いでしょう。
子ども部屋の収納に便利なアイテムのひとつが突っ張り棒です。突っ張り棒は壁さえあれば棚が作れるため、備え付けの収納が少なかったり、壁に穴を開けられない場合にとても重宝します。また、カラーボックスの中に突っ張り棒を入れて収納ケースを乗せるなど、収納する物に合わせて工夫して利用できるのが魅力です。
突っ張り棒にハンガーをかけて、子どもに衣類を収納することもできますよ。
カラーボックスの魅力は、縦でも横でも用途に合わせて使えるところ。横にすると小さい子どもでも手に届きやすい高さなので、おもちゃを収納するのに役立ちます。収納ボックスと組み合わせることで、入れるものや使い方に幅が出るのもうれしいですね。
また、立てて2つ並べて間に天板を置くと、机としても使えるようになりますよ。子どもが大きくなると、学習机として使い方を変える家庭もあるようです。長く使えるアイテムなので、成長に合わせて組み替えてみてくださいね。
子ども部屋の収納は大人の好みや使いやすさだけでなく「いかに子どもが過ごしやすいか」を考慮しなければいけません。最後に子ども部屋の収納を工夫している、お手本の部屋を紹介します。
https://www.instagram.com/p/CfykdUzrjht/
@haruka.h.h.kさんのお宅の子ども部屋は、収納部分がロールカーテンで隠せるようになっています。収納内部はカラーボックスや収納ボックスを活用し、中身が見えないスッキリとした空間を実現。このためロールカーテンが上がっていてもごちゃつき感はありません。用途に合わせた大きさの収納グッズを使い分けることで、収納スペースを有効活用できていますね。
https://www.instagram.com/p/CfjDtXePkvJ/
@yukie151さんは、スタッキングシェルフを教科書入れに活用しています。床置きしがちな教科書やプリント類も、収める場所を決めると片付けしやすくなりますね。下段には、収納ケースがシンデレラフィット! クリアのケースは中身が見えるので、どこに何があるのかひと目でわかるのも◎。見せたくないものとの使い分けで、スッキリした見た目になっていますね。
https://www.instagram.com/p/Cf27Ntkrafv/
@standing.ushiさんが使っている写真左奥の収納は、机と椅子にもなるアイテムなのだそう。今は絵本をメインに収納ボックスを使っておもちゃを整理整頓していますが、成長や目的に合わせて使い方を変えられるのが魅力的ですね。また、角を丸くしてあるので、ケガをしにくい工夫もされています。収納の多さや便利さはもちろん、子どもの安全面も忘れずチェックしたいポイントです。