今回は「〇〇の秋」についてご紹介します!
秋になると「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」など「〇〇の秋」という言い方が聞こえてきますよね。
でも、なぜ秋だけがこのように言われるのでしょうか?
今さら聞けない答えを内緒でチェックしましょう!
今回は「〇〇の秋」についてご紹介します!
秋になると「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」など「〇〇の秋」という言い方が聞こえてきますよね。
でも、なぜ秋だけがこのように言われるのでしょうか?
今さら聞けない答えを内緒でチェックしましょう!
ズバリ、気候がちょうど良いから!
夏は暑すぎて、スポーツをするにしても本を読むにしても辛いですよね。
冬は逆に寒すぎて体も動かないですし、厳しいです。
その点、秋は気候や気温がちょうど良く、忙しい行事も多くないことから運動するにも読書するにももってこいの季節なのです。
「春だって気温とか同じじゃん」と思いませんか?
一説によると、春は新学期など新年度が始まる時期でドタバタしていて余裕がないなどの理由で〇〇の春とはあまり言わないそうですよ。
とすると、もし、アメリカなどのように新学期が9月からとなったら、「〇〇の秋」ではなく、「〇〇の春」に変わるのですかね?
とまぁ、ある程度予想してたよと思ったあなたに、もう少し知識を披露しちゃいます。
冒頭にもありましたが、
ここからは、主な「〇〇の秋」の由来や他にもある様々な「〇〇の秋」をご紹介していきます。
「収穫の秋」「実りの秋」という言葉を聞いたことがないでしょうか?
昔は四季の中で秋が一番、お米をはじめとした農作物の収穫が豊富だったのです。
そのため、「収穫の秋」「実りの秋」という言葉が生まれ、「食欲の秋」にもつながったとされています。
しかしながら、実は「食欲の秋」と言われる理由は他にもあるとされています。
いくつかをご紹介しますね。
脳の中で分泌されるセロトニンをご存じですか?
このセロトニンは食欲を抑える役割があります。
そして、セロトニンの分泌量は日に当たる時間で変化するそうで、長く日に当たるほど分泌されます。
ということは、日照時間が減ってくる秋はセロトニンの分泌量が減り、食欲が増進されるというわけです。
夏の暑すぎる時は、夏バテの影響もあり、食欲がわかないことも多いですよね。
秋になると涼しくなって、夏バテから回復し、夏に比べて食欲が増すということも考えられます。
冬に冬眠する生き物は特に顕著ですが、冬眠に入る前に体内に栄養を蓄えますよね。
それと同じく、生き物の本能として食料が減ったり、寒さが厳しかったりする冬に向けて脂肪分(エネルギー)を蓄えようとしているのかもしれませんね。
10月27日~11月9日は秋の読書週間です。
このように、秋は読書が好まれる季節ですよね。
なぜ、このように秋に読書が好まれるのかについてもいくつかご紹介したいと思います。
古代中国の詩人で韓愈(かんゆ)が詠んだ「灯火親しむべし(燈火稍可親)」という漢詩がきっかけになったようです。
前後の詩を省いていますが、「ようやく涼しくなったので、秋の夜には灯りをつけて、本を読めますな」という感じのことを言っているそうです。
そして、日本では夏目漱石の「三四郎」の中で上記の詩が使われたことをきっかけに、「読書の秋」が広まっていったようです。
秋の20℃~25℃くらいという気温は集中力や生産性の上がる気温だそうです。
特に21℃、22℃はパフォーマンスが向上するという研究結果も出ています。
参考:Effect of temperature on task performance in office environment
このようなことからも、集中して読書をするのには丁度良い季節なのかもしれませんね。
こちらは前述の通り、夏や冬は暑さと寒さが運動をするには厳しいということが理由の1つとなっています。
そんな中「秋=スポーツ」を定着させたのは、1964年に開催された東京オリンピックだと言われています。
その東京オリンピックの開催式が10月10日で、オリンピックの2年後に「体育の日(現スポーツの日)」として制定されました。
これにより、「秋=スポーツ」が定着したと考えられています。
ちなみに、10月10日を開催式にしたのは、統計上10月10日が東京では快晴になる確率が高かったからだそうですよ。
というわけで、主な「〇〇の秋」をご紹介してきましたが、他にどんな「〇〇の秋」があるのでしょうか?
睡眠の秋、芸術の秋、行楽の秋、紅葉の秋、音楽の秋、登山の秋、旅行の秋……。
この際だから、自分の都合の良い「〇〇の秋」を作って、広めたいですね。
みなさんにとっての「〇〇の秋」も教えてくださいね!
春休みも夏休みも冬休みもあるのに、秋休みはありませんよね。
それは単純に、休む理由がないからです。
ただし、大人は春休みは基本的にないですが……。
学校で考えてみると、春は入学や進級に備えて、先生たちはテストや様々な準備があり忙しくなります。
そのため、その忙しい期間は学校が休みとなるのです。
夏はとにかく暑い。勉強に集中できない。ということでお休みがあります。
冬は寒さもそうですが、年末年始はお正月を家族で過ごす習慣がありますね。
というわけで、年末年始は国としてお休みが一般的です。
しかしながら、秋は特に何もなく、ここまでにお伝えしたようにむしろ勉強に集中するにはちょうど良い季節です。
それをわざわざ休みにする理由も必要もないということで、秋休みは基本的に存在していないのです。
ASOPPA!ではいろいろな「今さら聞けない」をこれからもどんどんご紹介していきます。
帰国子女って何で女性だけ?など知っているようでよく知らないことを内緒で知ることができますので、チェックしてみてください。