「そんな日があるなら早く言ってよ~」家事を休むための記念日? 夫婦での家事分担の見直しにも

公開日:2022/09/22

「そんな日があるなら早く言ってよ~」家事を休むための記念日? 夫婦での家事分担の見直しにも

毎日、家事に育児に忙しい主婦(主夫)にとって、束の間の休息は至福の時間。

ホッとひと息つく時間でさえ限られることもあり「最後に丸一日休んだのはいつだっけ……?」と、思い出せないこともありますよね。

 

そんな、いつも家事を頑張っているみなさん!

家事について家族で見直すことや、家族をねぎらうことを目的とした「主婦休みの日」という記念日があるのをご存じでしょうか?

 

すべての家事を一日完全にお休みするのは難しいという人も多いと思いますが、休める家事は休んだり負担を減らしたりしながら、家族みんなで「家事」について考えるきっかけにしてくださいね。

さらに記事の後半では、家事をお休みできたときにおすすめの、息抜きできる過ごし方もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

主婦休みの日ってなに?

「主婦休みの日」とは、サンケイリビング新聞社が2009年4月に設定した、主婦(主夫)が主役の記念日です。

年に3回あり、9月25日のほかに1月25日、5月25日があります。

 

主婦休みの日の目的は、家事について家族で見直すことや、家族をねぎらうこと。

普段の家事ストレスから解放されることが理想なので、家族みんなで家事について考える一日にしたいですね。

 

参考:サンケイリビング新聞社

家事について家族で見直そう

「家事」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

洗濯、掃除、料理、育児……などパッと浮かぶものだけでなく、「名前のない家事」という言葉があるように、その内容は多岐にわたります。

 

家事ストレスを少しでも減らすために「主婦休みの日」をきっかけに、家事について家族で見直してみましょう。

普段の家事分担は?

一口に「家事」といってもやることはたくさんありますが、普段これらの家事は誰がやっていますか?

 

近年共働きの家庭も増えており、「夫婦で協力してやっている」「料理はママ、ゴミ出しはパパなど分担している」「ママやパパどちらかに偏っている」など、家庭によってさまざまかと思います。

 

負担が偏りすぎていたり、担当している家事以外はほとんどやったことがなかったりという場合は、ぜひ一緒にやる機会を作りましょう。

どちらかが具合が悪くてできない……など、いざというときにも役立ちますよ!

子どもが手伝えること

年齢にもよりますが、お子さんのできることについても見直してみましょう。

洗濯物を畳む、部屋の片付けをする、雑巾で床を拭くなどの子どもでもできそうなものは、普段からやる習慣を付けておくとよいですね。

 

すべて任せられないものでも、料理など一緒に楽しみながらお手伝いできることを増やすのもよいですね。

感謝の気持ちを持とう

当たり前のように家の中で誰かがやってくれている家事は、決して当たり前のことではありません。

できること・できないことはそれぞれありますが、「感謝の気持ちをもつ」ということは、誰にでもできて大切なことだと思います。

 

普段できないことでも、できるときは協力して一緒に行うなど、家族みんなで助け合えるとよいですね。

負担を減らして休むための工夫

家事について考えてきましたが、「主婦休みの日」といっても家事を一日お休みすると翌日の負担が増えるだけ……という気もしてしまいますよね。

 

完全に休むことが難しくても、分担して夫婦で交互にお休みしたり、負担を減らしたりする方法はあるはず!

主な家事の負担を減らす工夫やサービスについてご紹介します。

洗濯・掃除

洗濯や掃除を毎日している家庭も多いですよね。

家族の人数によっては、一日に何度も洗濯物を回さないと追いつかない……なんてこともあるでしょう。

休むと逆に負担が増えてしまう家事については、協力して済ませるか、お互いが休めるように交代してやる日を作るなどの工夫をするとよいでしょう。

 

掃除についても家庭によるかと思いますが、毎日やらなくても大丈夫な箇所については前日までに済ませておき「今日は完全にお休み」という日を作ってもリフレッシュできそうですね。

 

どちらも完全にお休みを……というのは難しいですが、負担を分け合うことでママ・パパそれぞれお休みする日を作ることができます。

料理

栄養や予算を考えて作るご飯は、想像より大変なことも多いですよね。

買い出しや料理だけでなく、後片付けもセットになるため「めんどくさい……」と感じることもあるはず。

 

そんな負担の大きい「料理」ですが、外食や出前、作り置きやお惣菜を買って済ませれば、完全にお休みすることもできちゃいます!

離乳食期や幼児食期の子どもがいる家庭は、市販のベビーフードを活用するのもおすすめですよ。

 

もちろんいつもというわけにはいきませんが、たまにはこういったものを利用して「休みの日」を作ってもよいですね。

家事代行サービス

予算に余裕がある人やこれを機に家の中を一掃したい人は、家事代行サービスを利用するのもひとつの手です。

家事代行サービスでは、掃除や作り置き料理など、身の回りの家事全般をお願いできます。

 

これなら完全に家事をお休みする日を作る! という夢のような時間が叶いますね。

興味がある方は一度利用してみてはいかがでしょうか。

息抜きできる休みの過ごし方

家事の負担を減らして休むための工夫についてご紹介してきましたが、いざ「一日家事をお休みできる」となっても、家のことが気になって実際休めない……なんてことも。

せっかくのお休みですので「この日は休む!」と決意して休みを満喫することも大切です。

 

また、久しぶりの休みに「一日どんなことをして過ごせば良いのかな?」と、過ごし方に悩むこともありますよね。

そんなときは、以下のような息抜きできる過ごし方を参考にしてくださいね。

カフェでゆったり時間を過ごす

子どもを連れた外での食事は、気が気でなくてゆっくり満喫できないことが多いですよね。

なかなか取れない一人時間だからこそ、カフェで自分だけの時間を優雅に過ごすのもホッとするはず。

 

お気に入りの本を読んで世界観に浸るのも良し! 普段は食べないようなスイーツに舌鼓を打つのも良し! それぞれの贅沢な時間を過ごしたいですね。

一人カラオケでストレス発散

意外と経験がある人も多いであろう“一人カラオケ”。

一人で行くからこそ、マイナーな曲を入れられたり同じ曲を何度も繰り返せたりと、楽しみ方の幅は広がりますよ。

家の中では大きな声で発散できないので、カラオケに行って思いっきり大声で歌うのも◎。

 

ほかにも、最近のカラオケはDVDが見られる部屋もあるため、推しの映像を見てライブ気分を味わうような使い方もできます。

一人で映画館

子どもの観たい映画のために映画館を訪れることはあっても、自分のために映画館へ足を運ぶことが少ない人も多いのでは?

主婦休みの日は、自分のために一日を使っちゃいましょう!

 

最近は映画のサブスクも浸透してきて、自宅でも映画を気軽に楽しめるようになりましたが、大きなスクリーンで観る映画は、気分も迫力も桁違いです。

また、映画上映中はスマートフォンから離れるので、デジタルデトックスにも効果的!

映画のお供にポップコーンや飲み物を加えると、一気に贅沢な一日へとグレードアップしますよ。

旧友と大人だけの食事会

親になると、友だちと遊ぶときは子連れになることが増え、大人だけで会う機会が減ってきますよね。

「我が子はかわいいけれど、たまには大人だけで盛り上がりたい……!」たまにはそんな思いを叶えて休みを満喫しましょう。

 

この日は、パートナーや両親に子どもをお願いして友だちと食事を楽しむのもよいですね。

会うことが減ってしまった学生時代の旧友や、ママ友(パパ友)同士でお互い子どもを預けての食事は、会話にも花が咲きそうですね!

まとめ

主婦休みの日は、いつもの家事を見直す良いタイミングです。
「家族内で家事をシェアできることってある?」「できるだけ普段の家事負担を軽くしたい……!」という人は、この機会に家族で話し合ってみましょう。

普段の負担を減らすためには、食洗器やロボット掃除機のような家事お助けアイテムを導入するのもひとつの手ですよ。
また、たまには自分のための時間を用意し、ご褒美タイムも忘れずに……。

ぜひ参考に、今年の主婦の日は家族で家事について考えてみてはいかがですか?


文/丸山希

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