「大晦日」の晦日って何? 今さら聞けないことを内緒でチェック!

公開日:2022/12/31

「大晦日」の晦日って何? 今さら聞けないことを内緒でチェック!

今回は「大晦日」についてご紹介します!

 

12月31日は大晦日(おおみそか)です。

年明けをワクワク待ちながら、年越しそばを食べる方も多いのではないでしょうか?

 

でも、当たり前に大晦日って言いますが、そもそも大晦日って何なのでしょうか?

大きい晦日だとしても、晦日が分からない……、という方のためにサクッと解説します!

 

では、今さら聞けない答えを内緒でチェックしましょう!

 

「帰国子女」なぜ女性だけ?など他の今さら聞けないはこちら

「大晦日」の晦日って何?その答えは……!?

「晦日」は月の最終日を表している言葉なのです。

 

そして、毎月の「晦日」の大トリが一年を締めくくる12月31日ということで、「大晦日」と呼ばれているのです。

「晦日」についてもう少し

ここからは、「晦日」について、もう少し詳しく見ていきたいと思います。

 

「晦日」が月の最終日ということは分かりました。

しかし、「晦日」がどのような由来を以て、月の最終日のことになったのか知りたくないですか?

 

少しだけ解説しますので、また1つ博識になっちゃいましょう。

晦日の本当の意味とは?

「晦日」は元々旧暦の月の満ち欠けに関係した言葉でした。

そして、別名「つごもり」と呼ばれ、「月隠れ(つきがくれ)」が転じた言葉なのです。

 

旧暦で月が隠れるのが毎月30日ごろだったことに加えて、「みそ」という言葉が30を表す言葉だったことから、30日を「晦日(みそか)」と呼ぶようになったそうです。

 

ちなみに30が「みそ」なのは、「三十路(みそじ)」などからも分かりますね。

 

「旧暦」って何? 今さら聞けないことを内緒でチェック!

 

12月31日は30日じゃないのになぜ「大晦日」?

先ほど旧暦の月の満ち欠けというお話をしました。

しかし、旧暦から新暦に変わると31日となる月が出てきたのです。

 

そこで、30日を「晦日」とするのではなく、月の最終日を「晦日」としようということになり、今に至るのです。

 

そして、冒頭でもあったように、12月は一年の締めくくりなので、一年最後の「晦日」を「大晦日」と呼ぶようになったのです。

「大晦日」に関するおまけ情報

「大晦日」の行事として知られていることについて、おまけでご紹介します。

■除夜の鐘

「大晦日」は別名「除夜」と呼ばれます。

大晦日から1月1日にかけて除夜の鐘を鳴らして煩悩を取り除きます。

 

鳴らす数は煩悩の数、すなわり108回と言われています。

■年越しそば

多くの方が「大晦日」にそばを食べるのではないでしょうか?

一部の地域ではうどんのようですね。

 

この年越しそばの習慣は江戸時代に始まったそうです。

そして、別名「つごもりそば」、「三十日そば」と呼ばれます。

「晦日」の説明を聞いた後だと、その意味が分かりますね。

 

長寿や健康、一年の災厄を断ち切るなどの意味合いを込めて、美味しくいただきましょう。

 

年越しそばの由来やアレンジレシピはこちら

他の今さら聞けないシリーズ

まとめ

今回の「大晦日」の晦日って何?の答えは、「月の最終日を表す言葉」ということでした。
「晦日」が分かることで、「大晦日」だけでなく、年越しそばなど他の事も分かるようになりましたね。

一年間の最終日である「大晦日」は、全てが"今年最後の〇〇"です。
悔いの残らない1日を過ごして、良い年を迎えましょう。

皆さんに良い年が訪れるようお祈り申し上げます。

というわけで、
次回の「今さら聞けない」もお楽しみに!


文/ASOPPA!事務局

こちらのサービスをご利用になるには無料会員登録が必要です

すでに会員の方こちら

初めてご利用の方はこちら

閉じる