12月も終わりに近づき年末特番が増えてくると、あっという間に年の瀬を感じますね。
大晦日にゆっくりテレビを見ながら「年越しそば」を食べる人も多いのではないでしょうか?
今では当たり前に食べられている年越しそばですが、なぜ食べるのか、子どもに聞かれると答えられない人も多いはず!
そこで今回は、年越しそばが食べられるようになった理由や、年越しそばのアレンジレシピを紹介します。
12月も終わりに近づき年末特番が増えてくると、あっという間に年の瀬を感じますね。
大晦日にゆっくりテレビを見ながら「年越しそば」を食べる人も多いのではないでしょうか?
今では当たり前に食べられている年越しそばですが、なぜ食べるのか、子どもに聞かれると答えられない人も多いはず!
そこで今回は、年越しそばが食べられるようになった理由や、年越しそばのアレンジレシピを紹介します。
そもそも年越しそばとは、どのような理由があって食べられるようになったのでしょうか。
アレルギーなどでそばが食べられない人向けの方法も、併せてチェックしておきましょう!
年越しそばとは、大晦日の晩、年越し前に食べるそばを指します。
年越しそばの起源は江戸時代といわれており、古くから縁起物として扱われていた“そば”が食べられるようになったという説があります。また、そばの特徴から以下のような願いが込められているようです。
・麺が切れやすいことから「一年の厄災を断ち切る」
・細く長いことから「長寿」
・雨風にさらされても日光を浴びると再び元気になることから「無病息災」
・金銀細工を集めるために蕎麦粉を使ったことから「金運上昇」
また、そばだけでなく年越しそばの具材として使われている食材にも意味があるのだとか。
えび天に使われているえびは“長寿”を、油揚げは“商売繁盛”を、ネギは“労ぐ(ねぐ)”のように、ゲン担ぎの役割もあるのです。
年越しそばを夕食として食べる家庭もあれば、除夜の鐘を聞きながら食べる家庭もあり、食べる時間帯はとくに決まっていません。
ただし、一年の厄災を断ち切る思いが込められていることから、年をまたがないように注意してくださいね。
アレルギーでそばが食べられない人は、うどんやそうめん、ラーメンのようにほかの麺類を食べていることが多いようです。
そば自体を食べなくても、蕎麦粉を吸う、ゆで汁を口に含むなどでもアレルギーが発症してしまうことがあるので、そばアレルギーをもつ人と一緒に食べる際は十分気をつけましょう。
えび天そばなど、温かいお出汁に入ったそばを食べることが多い「年越しそば」ですが、調理方法は決まっていません。
いつもの年越しそばとちょっと気分を変えたい人は、ご当地そばを取り入れてみるのもおすすめですよ。
【瓦そば】
瓦そばは山口県のご当地そばで、熱した瓦の上に茶そば、錦糸卵などが乗っているのが特徴です。
レモンともみじおろしがついていることが多く、何度も味の変化を楽しめます。パリッとした食感を楽しみたい人におすすめですよ。
【わんこそば】
岩手県の花巻、盛岡地方に伝わるわんこそば。一口サイズのそばを給仕が次々とお椀に入れていくのを楽しむそばです。
ひとつが小さいため、子どもと楽しみながら食べられますね。味変の薬味も忘れずに。
【越前そば】
福井県のご当地そばである越前そばは、大根おろしが乗ったサッパリした味わいが特徴です。
かつお節をたっぷりまぶせば、香りも楽しめますよ。
【へぎそば】
へぎそばは、新潟県魚沼地方のご当地そばで、木をはいだ板を使った折敷(おしき)に盛られているのが特徴です。
そばのつなぎには布海苔を使っており、麺が少し緑がかっています。一口サイズごとに輪を描くようにキレイに盛ることで、見た目の美しさも印象的です。
年越しそばの楽しみ方は、ご当地そばのほかにレシピをアレンジすることでも広がります。
ここからは、Instagramで見つけたそばのアレンジレシピを紹介します。
出典:https://www.instagram.com/p/CjHPv8bLxe3/
@izumosoba_haneyaさんは、そばを使ってペペロンチーノを作っています。にんにくと鷹の爪、オリーブオイルを使っているので、まさにペペロンチーノ!
ベーコンやアスパラだけでなく、季節の野菜で作ってもおいしいのだとか。日本のそばがイタリア料理に変身するのは驚きですね。
出典:https://www.instagram.com/p/CjAnKiMPmRD/
@mizunameshi_bimiさんは、冷たいそばに熱々の豚肉と茄子を乗せた「豚茄子そば」を作っています。
味つけは麺つゆや生姜がメインとなっており、シンプルなのに箸がすすむ一品。汁がないため、まぜそばのような感覚で食べられそうですね。
出典:https://www.instagram.com/p/CdqPTCDvsgj/
@saki_pofuさんが作ったのは、稲荷の中にそばを詰めた「そば稲荷」。そばは事前にめんつゆで和えておくのがポイントなのだとか。
稲荷が含んでいる出汁と合わさって、口いっぱいに香りが広がりそうですね。