食品・家具・家電・アパレルアイテム・化粧品や文房具……数多くのアイテムで幅広い年齢層に支持されている「無印良品」。そんな無印良品のアイテムの中から今回紹介するのは、手作りお菓子キット「自分でつくるシリーズ」です。
無印良品の「自分でつくるシリーズ」とは?
無印良品の「自分でつくるシリーズ」は、必要な材料と、完成したお菓子を包むためのラッピングアイテムがワンセットになったお菓子作りキットです。お菓子作りは材料を正確に量ることが大事なポイントになりますが、「自分でつくるシリーズ」の材料はきっちり計量済みなので、お菓子作りの初心者でも失敗が少なく安心です。ただし、牛乳やバター・卵などは入っていないので、必要に応じて揃えてくださいね。
バレンタインシーズンはラインナップが豊富!
毎年バレンタインシーズンになると、季節限定の自分でつくるシリーズが発売されます。この季節限定の自分でつくるシリーズは、バレンタインにちなんでチョコレートを用いたラインナップが豊富なのが特徴。今年も家族や友人など、贈る人や好みに合わせて選べる11アイテムが発売されています。
毎年発売される定番商品から、新商品のトレンドのスイーツまでラインナップが豊富なこの時期は、お子さんと一緒にお菓子作りを始めるにはピッタリ。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
小さな子どもと一緒に作れるおすすめラインナップ4選
数ある無印良品の「自分でつくるシリーズ」を使って、筆者も実際にスイーツ作りにチャレンジ! 今回は特に初心者でも簡単に作れるラインナップをピックアップしました。小さな子どもと一緒にお菓子作りを楽しみたい人にもおすすめです。
おすすめその1:「自分でつくる ドーナツ型チョコ」
「自分でつくる ドーナツ型チョコ」(790円/税込み)はキット以外に追加で材料を用意する必要がないので、すぐに作り始めることができます。調理もチョコレートを湯せんで溶かすだけなので難易度も低め。初めてお菓子作りをするお子さんにもピッタリですよ。
ひとくちサイズのドーナツ型のチョコレートが20個作成できます。大豆パフを混ぜたチョコレートはクランチチョコのような食感で子どもも大喜び! デコレーション用にホワイトのペンチョコとカラフルなカラーシュガーがセットになっているので、オリジナリティあふれるチョコレートを作成できます。市販の他のカラーのチョコペンやデコレーションを使えば、もっとデコレーションタイムを楽しめるかも!
おすすめその2:「自分でつくる 生チョコ」
「自分でつくる 生チョコ」(590円/税込み)は市販の生クリーム大さじ4、お好みで洋酒小さじ1をプラスして作成します。生チョコは湯せんで溶かし、冷蔵庫で冷やすだけで作れるので、初心者でもハードルが低く手に取りやすいのが魅力的です。
生チョコレートは少しビターな味わい。お好みのリキュールを加えるとより一層大人のチョコレートになります。リキュールを入れず、生クリームだけでもおいしい生チョコが作れるので、子どもが食べるときは洋酒は入れなくてOK。口どけのよい高級感のある生チョコが混ぜるだけという簡単な手順で手軽に作れるキット。大切な人へのギフトとして手作りするのもおすすめです。専用のギフト箱とリボンもセットになっているので思い立ったらすぐ作成できますよ。
おすすめその3:「自分でつくる ガトーショコラ」
「自分でつくる ガトーショコラ」(790円/税込み)はオーブンを使うキット。一から材料を量って作るのはハードルが高い……というお菓子作り初心者の人でも、あらかじめ分量が量られているキットなら初めてのケーキ作りにピッタリ! 自身で準備するのは卵1個、牛乳大さじ4、食塩不使用バター40gだけでOKです。
季節限定商品の「自分でつくる ガトーショコラ」はバレンタインデーにちなんで、6等分するとハート形になる型やラッピングアイテムがセットになっています。小分けにカットして家族や友人にプレゼントするのもおすすめです。オーブンを使う以外は、混ぜるだけの簡単工程も魅力的です。お味は、少しビターなチョコレートを使っているので甘すぎず大人でも食べやすいガトーショコラですよ。
おすすめその4:「自分でつくる チョコチップマフィン」
「自分でつくる チョコチップマフィン」(850円/税込み)は2種類の生地を使ったマーブル柄のチョコチップマフィンを8個作ることができます。自身で用意するのは、卵1個、牛乳95ml(プレーン生地用90ml、ココア生地用5ml)、食塩不使用バター70gのみ。 今回紹介した他の自分でつくるシリーズと比べると、やや作成する工程などが複雑になっているのですが、初心者でもおいしいマフィンを失敗せずに作れるロングセラーの手作りキットです。
自分でつくるチョコチップマフィンは、マフィンに使う紙カップや小分けにできるラッピングもセットになっています。チョコレートの甘い味をしっかりと感じることができるマフィンは子どもの支持率が高い人気のスイーツです。チョコチップ以外にも、動物の形をしたビスケットや板チョコなどをトッピングするのもかわいいですね。毎年発売されている、自分でつくるシリーズの中でも特に人気のキットです。
あらかじめ準備しておく調理器具
ほとんどの材料や型などはキットのセット内容に含まれているのですが、自身で用意しておく必要のある調理器具もあるので、家庭にない場合はあらかじめ用意しておきましょう。100円ショップなどでも購入できます。
大小2種類のボウル
チョコレート菓子を作る場合は湯せんでチョコレートを溶かすので、大小2サイズのボウルが必要になります。
泡立て器
材料を混ぜる際、スイーツの種類によっては泡立て器が必要になります。今回ご紹介しているスイーツは自動の泡だて器ではなくても簡単に作れました。
ゴムへら
混ぜた生地や溶かしたチョコレートなどはきれいに取り分ける必要があるので、ゴムへらは必須アイテム。木べらやスプーンだとうまく取り切れない事もあります。取り扱いしやすいシリコン製のへらが特におすすめです。
軽量カップ・軽量スプーン
スイーツによっては、キットに含まれている材料以外に牛乳や生クリームをプラスで用意する必要があるので、軽量カップや軽量スプーンが必要です。軽量カップは小さいサイズのものがあると使いやすいかも!
あると便利な量り
スイーツによってはバターが必要なキットもあるので量りがあると便利。ただ、最近は10gずつカットされているバターなども販売されているので、絶対に必要! というわけではありません。
まとめ
調理工程も、混ぜるだけの簡単なものがほとんどなので、子どもと一緒に作ればお菓子作りの楽しさを共有できます。自分が作ったスイーツはいつも食べるスイーツよりもおいしく感じ、達成感を味わうこともできるはずです。
文/丸山寛子