いつ食べると効果的? 栄養いっぱいのスーパーフード「納豆」はこう食べる! おいしく食べられる簡単納豆レシピもご紹介!

公開日:2024/07/10

いつ食べると効果的? 栄養いっぱいのスーパーフード「納豆」はこう食べる! おいしく食べられる簡単納豆レシピもご紹介!

日本を代表するスーパーフードといっても過言ではない「納豆」。納豆は体にいいというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。この記事では、知っているようで知らない納豆のことや、おすすめの納豆レシピをご紹介します。

納豆を食べるメリット

体にいいとはよく聞くけれど、実際どのような効果が期待できるのか知っているようで知らない納豆。納豆を食べるとどのようなメリットがあるのでしょうか? 

納豆を食べることで期待できる効果は……

  • 整腸作用(納豆菌)
  • 免疫力アップ(納豆菌)
  • 血栓の予防(ナットウキナーゼ)
  • 感染症・アレルギー予防
  • 解毒
  • 抗菌作用(納豆菌)
  • 骨折の予防(ビタミンK2)
  • 更年期症状の改善(大豆イソフラボン)
  • 高い栄養価
  • アンチエイジング効果(ポリアミン)
  • 血糖値上昇の抑制(ポリグルタミン酸)

など。これだけの効果が期待できる納豆が「体にいい」といわれるのは納得です。

納豆を食べるのに最適な時間は?

「毎日食べることをおすすめする」という医師も多いほど栄養価を評価されている納豆ですが、1日のうちいつ食べるのがベストなタイミングなのでしょうか。

 

朝は腸が動き、消化吸収がいいタイミングなので、1日の始めに豊富な栄養素を摂れるというメリットがあります。一方、ナットウキナーゼは就寝時に吸収しやすく、血液は睡眠中にドロドロになりやすいため、血栓予防には夜食べるほうが効果的というメリットがあります。

 

納豆を食べるタイミングは自身の体の悩みや不調、食べやすい時間に合わせて食べるのがベストタイミングのようです。

 

参考:「そのもの株式会社 PRTIMES

納豆を食べるときの注意点

納豆は健康にいいスーパーフードですが、食べすぎはNG。目安は1日1パック。食べ過ぎてしまうと、腸内環境の納豆菌が増えすぎて、腹痛や吐き気を招く場合があります。他にも納豆に含まれているイソフラボンの摂りすぎは、婦人科系疾患をもたらす可能性もあります。何事もやりすぎ・食べすぎはよくありません。

納豆を使った簡単レシピ

パックの納豆を付属のたれと混ぜてそのまま食べるのも、もちろんおいしく食べられますが、毎日同じ食べ方だと飽きてしまいますよね。そんな時にぜひ試してほしい、納豆を使った簡単アレンジレシピをピックアップ!

きゅうりと納豆の塩昆布あえ

納豆ときゅうりを塩昆布であえるだけの簡単レシピ。納豆にきゅうりの歯ごたえがプラスされ食べ応えも抜群! 副菜が足りない時にも火を使わずに手軽に作ることができますよ。

 

<材料>(1人前)

納豆(タレ付き)……1パック
きゅうり……1本
塩昆布……お好みで
白いりごま(あれば)……大さじ1
ごま油……小さじ1

きゅうりを3cm幅くらいにカットして、さらにめん棒でたたいて割ります。あまりきゅうりが細かくなってしまうと、歯ごたえが物足りなくなるのでほどほどに……。

ボウルで納豆とタレを混ぜます。

ボウルの納豆にきゅうり、塩昆布、白いりごま、ごま油を加えてしっかり混ぜたら完成です。

納豆とちくわのキムチあえ

「納豆とちくわのキムチあえ」も、混ぜるだけでできる簡単アレンジメニュー。白米とも相性がよく、ごはんがすすむ1品です。キムチと納豆は栄養面でも相性が抜群で、キムチの乳酸菌と納豆の納豆菌の組み合わせは腸内環境の改善やカプサイシンの働きを助長してくれます。

 

<材料>(1人前)

納豆(タレ付き)……1パック
ちくわ……2~3本
キムチ……50g(目安なので、お好みの量でOK)
ごま油……小さじ1

ちくわを1cm幅くらいにカットします。しっかり絡めて食べたいなら、もう少し薄くカットしてもOK。カットしたちくわ、納豆、納豆のタレ、キムチ、ごま油をボウルに入れて混ぜます。まんべんなく混ざったら完成です。

油揚げの納豆つつみ

油揚げの中に納豆を挟むだけで作れる「油揚げの納豆つつみ」は、オーブンでサクッと焼けば完成するので、他の家事をしながらでも作ることができます。サクサクした油揚げと、温まることでふんわりとした食感になる納豆の組み合わせは癖になること間違いなし!

 

<材料>(1人前)

納豆……1パック
長ネギ……1/2本程度
油揚げ……2枚
ポン酢……大さじ1/2

油揚げを半分にカットします。あとで納豆を詰めやすいように袋状に開いておきましょう。

納豆・カットしたネギ・ポン酢をボウルで混ぜます。ネギは自分自身でカットしてももちろんOKですが、カットされている状態のネギを使用すれば時短にもつながります。

混ぜた納豆を袋状にした油揚げに詰めていきます。詰めすぎるとオーブントースターで焼くときに中身が出てしまうので、半分より少し多いくらいを目安に詰めましょう。詰め終わったらオーブントースターで5分ほど焼きます。油揚げに焼き目が付いたら完成です。

納豆チャーハン

ランチにもピッタリの「納豆チャーハン」は、納豆好きに大好評の定番メニュー。お米と納豆さえあれば簡単に作れますし、冷蔵庫に余っている野菜を使い切るのにも適したメニューです。

 

<材料>(1人前)

納豆(タレ付き)……1パック
卵……Lサイズ1個
お米……200g
中華味付けチューブ……適量
塩・胡椒……少々
サラダ油……大さじ1

※ニンジンやピーマン・ねぎなどをプラスしてもOK。

ボウルで卵を溶きます。しっかり溶くのがポイントです。

フライパンでサラダ油を加熱。サラダ油が温まったら、卵とお米を炒めます(野菜を加える場合、火が通りにくい野菜は卵やお米の前に炒めます)。その後中華味付けチューブを適量加えてさらに混ぜます。

最後に納豆・納豆のタレを加えてさらに炒めます。ネギなど火が通りやすい野菜は、このタイミングで加えます。全体的に火が通ったら納豆チャーハンの完成です。

ほかの定番アレンジレシピ

今回紹介した以外にも納豆のアレンジレシピはたくさんあります。例えばトーストに納豆・チーズをのせて焼いた「納豆トースト」や和風パスタに納豆を加えた「納豆パスタ」などは人気の高いアレンジメニュー。おくら・とろろなど一緒にごはんにのせた「ねばねばどんぶり」は食欲がない日でも食べやすくておすすめです。

まとめ

海外でもブームが起こっている納豆は、日本からの輸出金額がこの6年で倍増しているそう。ちなみに海外では、東南アジアではスープなど汁ものの具材として食べるのが人気。米国では、たれや辛子も使わず、そのまま食べたり、葉物野菜と一緒に食べるのが人気。健康や美容にうれしい栄養素がたくさんのスーパーフード納豆は、主食から副菜までアレンジの幅も無限大。納豆をそのまま食べるのが苦手な人でも、アレンジレシピだと納豆を食べられるかも……!? 毎日納豆を食べたい人はアレンジレシピをぜひ試してみてくださいね。

文/丸山寛子

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