冬季うつを防ぐ! 布団から出られない・寒くて動けない……を解消する冬の朝の過ごし方

公開日:2025/01/10

冬季うつを防ぐ! 布団から出られない・寒くて動けない……を解消する冬の朝の過ごし方

冬になると、寒くて布団から出られない日が増えませんか?

いざ、日中の活動を始めてみても、寒くて動くのが億劫になることもありますよね。

 

なんだか落ち込みがちな気分になることも多い冬は、朝の過ごし方で改善するかもしれません。

この記事では寒くて動き渋りがちな、冬の朝の過ごし方を提案します。

<ステップ1>起きてから布団を出るまでに体を起こす

朝起きてすぐに布団を出たくないのが、冬の朝のあるある。

まずは布団の中でできる朝の過ごし方を試してみてくださいね。

布団の中でできるストレッチをする

朝起きたらそのまま体を起こすのではなく、ストレッチで軽く体を動かしてから起きるのが◎。

両手両足の指を開いたり閉じたり、グーパーを繰り返して指先まで血を巡らせてください。そのほかにも、両手を伸ばして伸びをしたり、膝を立てて左右にパタパタ倒したりなど、無理なくできるストレッチがおすすめです。

 

また、お腹の上に両手を重ね、深く腹式呼吸をすると内側から体が起きてきます。

固まった体を急に動かすと傷める場合があるので、あくまで布団の中でできる、やさしいストレッチをしてくださいね。

湯たんぽや電気毛布で体を温める

ストレッチしたあとは、冷えた体を温め、布団から出やすくしましょう! 湯たんぽや電気毛布など、すぐに温められるアイテムも活用するのがおすすめです。

最近は充電式の湯たんぽもあるので、朝起きてお湯を入れずにすぐに使い始めることができますよ。

 

私は、電気毛布で布団の中を温め、そのあとリビングのソファーの上に置いて、そのあと座る場所も温めておきます。

持ち運びやすいタイプのものを選ぶと、布団を出たあとも朝の準備の際に使いやすいですよ。

<ステップ2>起きたら体の中から温める

布団から出たら、体を内側から温めると、そのあと活動しやすいですよ。

朝一杯の白湯を飲む

寝ている間に体の水分が奪われるため、朝起きたら水分をとりたいところ。そんなときは、白湯で温まりながら体から抜けた水分を補いましょう。

ゆっくりと体の内側から温めてくれますよ。

朝食は温かいメニューで

冬は、ヨーグルトやシリアルのような冷たいものではなく、味噌汁やコーンスープなど温かいメニューを食卓に並べましょう。

食べるものが冷たいとお腹がびっくりしてしまいますが、温かいと内臓もほぐれてきますよ。

五本指ソックスと靴下の二枚履き

冬は末端が冷えてしまう人も多いのではないでしょうか?

起きたら五本指ソックスを履き、温かい靴下を重ねて二枚履きして足下から温めるのがおすすめです。

締め付けがキツい靴下だと血流が悪くなりかえって逆効果になってしまうことがあるため、内側の靴下は締め付けにくいものを選んでくださいね。

 

また、温かいからといって靴下を履いて寝るのはNG! 靴下の締め付けによって血流が悪くなってしまいます。

どうしても履いて寝たい人は、レッグウォーマーを使ってくださいね。

朝すっきり起きるために夜の習慣を見直そう

気持ちの良い朝を作るためには、夜の習慣も見直してみてくださいね。

 

  • 寝る前にスマホを触らない
  • 就寝2時間前に温かい湯船に浸かる
  • 夜のカフェインは控える

 

夜はカフェインを控え、布団に入ったらスマホを使わないようにし、脳を睡眠モードに切り替えましょう。

また、寝る2時間前くらいにお風呂で温かい湯舟に浸かると、寝る時に快適な体温になり寝つきやすいですよ。

 

夜の習慣を見直して睡眠の質を上げると、朝の目覚めにも良い影響があるのでおすすめです!

余裕があるときは動いてみよう!

日照時間が短い冬は、「冬季うつ」になりやすいので注意が必要です。

気分が落ち込みやすいほか、朝なかなか起きられないことや寝ても寝ても寝足りなさを感じるなどの症状が続くようであれば、それは冬季うつかもしれません。

 

冬季うつを予防するためには、朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びるなど、日光を浴びることも大切です。

また、ウォーキングなど軽い有酸素運動は冬季うつを予防するのに効果的といわれています。

 

余裕があるときは、運動すると朝すっきりと起きやすくなるかもしれませんよ。

もし、朝起きるのがしんどい日が続いたり、気分が落ち込む日が続いたりする場合は、病院を受診してみてくださいね。

まとめ

なかなか布団から出られない朝を過ごしがちな冬は、少し工夫して過ごしやすい朝にしましょう。
起きたらそのまま布団の中でストレッチをし、布団から出たら体の中から温めます。

余裕がある日は運動し、冬の寒さを乗り越えてくださいね。


文/丸山希

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