ゼリーケーキは、ゼリーの中にフルーツなどを詰めて固めた、とってもかわいらしいスイーツです。華やかで手の込んだものに見えますが、実は作り方は非常に簡単! 誕生日パーティーなどのお祝いごとにはもちろん、ふだんのおやつにもおすすめです。今回は、市販のゼリーの素を使った簡単な作り方をご紹介します。

ゼリーケーキってどうやって作るの?

ゼリーケーキは、お好みのフルーツを型に詰め、ゼリー液を流し込み、冷蔵庫で冷やし固めるだけで作れる簡単なスイーツです。火を使うことがなく安全に調理できるため、子どもと一緒に作りやすいですよ。
中に入れるフルーツのアレンジも自由にできるので、フルーツの切り方や並べ方次第でさまざまな表情のゼリーケーキが楽しめます。
ゼリー液はゼラチン、寒天、アガーなどを使って作れますが、市販のゼリーの素を使うとより手軽に作れますよ。
【簡単】ゼリーケーキを子どもと一緒に作ってみた
ここからは、市販のゼリーの素を使用したゼリーケーキの作り方を紹介します。今回、筆者の5歳の娘と一緒に作ってみたので、その様子も交えてお伝えします。
材料(直径15cmのケーキ型1つ分)
・市販のゼリーの素:400〜500mL分
・お湯:400〜500mL
・お好みのフルーツ:200〜250g
作り方
ゼリーケーキの作り方は「切る」「並べる」「混ぜる」「流す」といった簡単な工程ばかり! 子どものできることがたくさんありますよ。
①フルーツをカットする

まずは、フルーツをお好みの大きさにカットします。いちごは断面が見えるように並べるときれいなので、半分に切ったものと4分の1に切ったものを用意しました。

生のフルーツだけでなく、缶詰のフルーツを使ってもOK。今回は缶詰のみかんを使いました。また、筆者の娘はナタデココが好きなので、フルーツと一緒に入れることに。コリコリとした食感が楽しめるのでおすすめです!
中に入れるフルーツが大きいと、ゼリーを切り分けにくくなってしまうので、小さめにカットするのがポイントですよ。
②型にフルーツを並べる

カットしたフルーツを、水で軽く濡らした型に入れていきます。フルーツが偏らないように満遍なく全体に散らしましょう。
③ゼリー液を作る

今回使用したのは、ハウス食品の「ゼリエース イチゴ味」です。

ボウルにゼリーの素を入れ、パッケージに記載の量のお湯(80℃以上)を加えて泡立て器でよく混ぜます。熱いのでやけどには注意してくださいね!
④型にゼリー液を流し込む

フルーツの入った型に、ゼリー液を流し込みます。そのまま粗熱が取れるまで冷ましましょう。
⑤冷蔵庫で冷やし固める
粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて冷やし固めましょう。通常、ゼリーだけ作る場合は2時間程度で固まりますが、冷やし固める時間が短いと崩れやすくなってしまいます。ゼリーだけ作るときよりも時間をかけて(4〜5時間以上)しっかり固めるのがおすすめです。
⑥型から外して完成!

ゼリーがしっかり固まったことを確認したら、型とゼリーの間にナイフを沿わせて、型から外して完成です!
ゼリーケーキを作る際の注意点
ゼリーケーキを作る際に注意したいポイントをお伝えします。
型は水で軽く濡らしてから使用する

ゼリーケーキを作る際は、型を水で軽く濡らすことを忘れずに行いましょう。
実は今回ゼリーケーキを作成した際に、型を水で濡らすことを忘れてしまったため、型からうまく外れずくっついてしまい、表面がガタガタになってしまいました……。ゼラチンは型から外れにくいので、ゼラチンを使用したゼリー液を使う際はぜひ注意して作ってみてください。
筆者はこれまで何度かゼリーケーキを作ってきましたが、個人的には寒天を使ったゼリー液の方が型から外しやすいように感じました。市販のゼリーの素よりは少々手間がかかりますが、寒天を使って作ってみるのもおすすめですよ!
タンパク質分解酵素を含むフルーツの使用は避ける

ゼラチンを使ったゼリー液を作る場合、タンパク質分解酵素を含む生のフルーツを使うのは避けましょう。
ゼラチンの主成分はコラーゲン(タンパク質)です。生のキウイフルーツやパイナップル、メロン、パパイヤ、いちじく、パッションフルーツなどには、タンパク質分解酵素が含まれているため、ゼラチンが分解されてしまい、固まらなくなってしまいます。
これらのフルーツを使いたい場合は、缶詰のものを使用するか、ひと煮立ちさせてから使うようにしましょう。
まとめ
文/Megumi