雨の日はお家でのんびり過ごすのが1番。とはいえすることもなくぼーっと過ごすのは、親も子どもも苦痛ですよね。
そこでこの記事では、雨の日を親子で楽しく過ごすアイデアをご紹介。
遊びのバリエーションをそろえておけば、「また雨か……」とガッカリすることもなくなりますよ!
雨の日はお家でのんびり過ごすのが1番。とはいえすることもなくぼーっと過ごすのは、親も子どもも苦痛ですよね。
そこでこの記事では、雨の日を親子で楽しく過ごすアイデアをご紹介。
遊びのバリエーションをそろえておけば、「また雨か……」とガッカリすることもなくなりますよ!
「お家で遊ぶ」といっても、子どもの年齢によってできることは異なります。
遊びを選択するときは、月齢・年齢にあった遊びを選択しましょう。
ただし、子どもの成長・発達には個人差があって当然です。
これからご紹介するのは、あくまでも「参考」として考えてくださいね。
0~1歳児は、身体機能・感覚が猛スピードで成長する時期です。
視覚・聴覚・触覚などを刺激する遊びがよいでしょう。
例えば月齢が低い赤ちゃんなら、パパ・ママとのスキンシップも楽しい遊びとなります。
一方、しっかりお座りができるなら、「シール貼り」「ボール遊び」など、指や手を使った遊びも楽しそうですね。
子どもの様子を見ながら、適した遊びを選択しましょう。
身体機能が発達して、全身を使う遊びが楽しめる時期です。
手指を使うのも上手になってくるため、指を使った遊びもよいでしょう。
子どもが指の力加減を覚えると、今後、お箸の練習に役立ちますよ!
また2歳ごろになると、自我もしっかりしてきます。
「魔の2歳児(イヤイヤ期)」といわれるとおり、どんな遊びを提案しても「イヤ!!」と言われることもあるでしょう。
パパ・ママは心が折れそうになりますが、根気よく子どもと向き合うことが大切。
子どもが嫌がるときは無理強いせず、子どもの気持ちを尊重してあげてくださいね。
パパやママが手を貸さなくても、一人でできることが増えてくる時期。
運動機能の発達も進み、複雑な動きもできるようになるでしょう。
手先はより一層器用になり、指先を使った細やかな遊びも楽しめます。
精神面では社交性が芽生え、人とのやり取りを楽しめるようになります。
とはいえ子どもによってはイヤイヤ期が終わらず、イヤイヤがさらにパワーアップしていることも。
子どもの気分が不安定な場合は、子どもの「やりたい」「やりたくない」を尊重し、見守ってあげてくださいね。
全身がバランス良く発達し、動きはより活発になります。
ダイナミックな遊びを好む子どももおり、パパ・ママが「ついていけない……」と感じることもあるかもしれません。
また手指も上手に動かせるため、レベルの高い工作も楽しめます。
ハサミや紐などを使った遊びを提案して、集中してもらうのもよいですね。
なお4歳は、「4歳の壁」と呼ばれる扱いの難しい時期でもあります。
子どもによっては攻撃的になったり、全く言うことを聞いてくれなかったりするかもしれません。
パパ・ママはイライラせず、「成長中なんだな」とのんびり受け止めてあげましょう。
5歳児はより体幹がしっかりしてきて、体を使うのが上手になります。
片足バランス・スキップ・ボールキャッチも上手にできる子どもが多く、多彩な遊びを選択できるでしょう。
また5歳児は、手指の器用さもさらにアップ。
直線・曲線を上手に描ける上、ハサミ・ノリなどのお道具類も、自分で選択しながら使い分けられます。
理解力・記憶力も高くなっているため、体を使った遊びから頭を使った複雑な遊びまで、いろいろと楽しめますよ。
一緒に遊ぶときは、子どもの邪魔をしないことが大切。
心の発達が著しいので否定形は使わず、たくさん褒めて自己肯定感を高めてあげましょう!
お座りできる子どもなら、雨の日はお家で手作りや工作を楽しみましょう。
簡単で楽しい、おすすめの遊びを紹介します。
不思議な手触りのスライムは、子どもの興味を引くこと間違いなし。液体が固まっていく様子に、子どもも大喜びするでしょう。
【用意するもの】
【作り方】
ASOPPA!に無料会員登録すると、↓から動画が見られます!
ぜひチェックしてみてくださいね。
⇒基本のスライムの作り方~スライム風船などアレンジや知識情報も~-科学あそび
ちなみに、スライムがカーペットなどに落ちてしまい、なかなか取れず、困った経験をした方も多いのでは?
スライムをカーペットから簡単に落とせる方法も↓でご紹介しています。
子どもの手に絵の具を塗って、画用紙にぺったん!手に絵の具が付く感触はくすぐったくて、子どもも思わず笑顔になります。
色を変えてペタペタすれば、子どもの手形を使った手形アートの完成です!
用意するものは、絵の具と画用紙だけと簡単なのもうれしいポイント。
手形で木を描いてみたり、お花を作ってみたり、自由な想像力で楽しみましょう。
手形アートは子どもの成長の記録にもなるので、大切に取っておくのがおすすめです。
「おゆまる」は、80℃以上のお湯に浸けると柔らかくなるプラスチック粘土。
大人向けのおゆまるハンドメイドなども人気ですね。
時間がたつと固まるため、キラキラ光るアクセサリーやスーパーボールなどを作れます。
ちなみにまた温めれば柔らかくなります。
ネジネジしたり丸めたりするだけでも楽しいので、「雨の日の特別な粘土遊び」にしてみてはいかがでしょうか?
ただし、お湯の扱いには十分注意してくださいね!
体力が余ってしまう子どもには、体を使った遊びがおすすめ。
ただし音や振動が響くものが多いので、防音・防振対策はしっかり行ってくださいね。
お家でできる簡単な運動遊びを紹介します。
1歳くらいの子どもからできるのがタオルの引っ張りっこ。タオルのつなひきですね。
子どもにタオルの端を持たせ、親子で引っ張りっこします。
強く引っ張ると危険なので、パパ・ママは優しく引っ張ってくださいね。
引っ張るだけではなく、タオルを左右にユラユラ揺らしたり回してみたりして遊んでください。
背中に荷物を乗せて四つん這いになり、ゴールの早さを競う遊びです。
背中に乗せるものは何でもOK。
ぬいぐるみやダンボールなど、落ちても危険がないものを選びましょう。
四つん這いで歩くのは、大人にとってもよい運動になりますよ。
バランス感覚が必要となるため、4歳くらいの子どもにおすすめです。
体育座りになって、おしりの力だけで前に進みます。
ゴールまでの距離は5mくらいに設定して、ヨーイドンで競争しましょう。
ポイントは、手足を付かないこと。
大きく手を動かすと、早く前に進めますよ。
慣れてきたら距離を伸ばして難易度を上げると盛り上がります。
ごっこ遊びは、子どもの情緒・社会性を鍛えられるといわれます。
外に出られない雨の日は、親子でいろいろなものになりきって遊びましょう!
親子で楽しめるごっこ遊びを紹介します。
電車に乗って、楽しくお出掛け気分を味わいましょう。
1~2歳の子どもなら、パパ・ママが車掌さんになってください。
がたんごとんと言いながら、「出発しまーす」「踏切で止まりまーす」などと声掛けをしましょう。
「電車にのっているイメージ」を子どもに与えるのがポイントです。
一方、3歳以上の子どもなら、役割を決めるとより楽しめます。
パパ・ママがお客さんになったり、子どもが車掌さんになったりするとよいですね。
子どもがパパ・ママに、パパ・ママが子どもになれるのがおままごと。
どんな設定にするかは、子どもと相談して決めてください。
お料理したりお人形を子どもに見立ててお世話したりすることは、子どものイマジネーションを養います。
男の子だから・女の子だからと性別を区別せず、親子で気軽に楽しみましょう。
おもちゃのお金や財布を用意して、お店屋さんになりきるのもおすすめ。
「いらっしゃいませ」「○○円になります」「ありがとうございました」…、こうしたやり取りは普通はパパ・ママとは行いませんよね。
いつもと違う言葉のやり取りは、子どもにとって良い刺激となります。
言葉の学びにつながって、語彙力を増やすことにもつながるでしょう。
子どもによっては、「将来アイスクリーム屋さんになりたい!」「ケーキ屋さんになりたい!」という夢をもっているのでは?
お店屋さんごっこで、夢の疑似体験をさせてあげましょう。
歌や音楽に合わせて遊ぶのも、子どもの情操教育・脳の発達にはおすすめです。
元気よく歌ったり音を出したりしながら、楽しい時間を過ごしましょう。
雨の日にやってみたい、おすすめの音遊びを紹介します。
歌に合わせて手や体を動かすのは、子どもにとっては定番の遊び。「むすんでひらいて」「あたまかたひざポン」など、簡単で楽しく動ける曲はたくさんあります。
ASOPPA!にも手遊び歌がたくさん紹介されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。どれも動画付きですよ。
歌ったり踊ったりが難しい年齢なら、太鼓をたたいて音を出すリズム遊びはいかがでしょうか?
手先の力が付きますし、音の響きはよい刺激となるでしょう。
またリズムを取れる年齢なら、音楽に合わせて太鼓をたたいてもらうのも◎。
リズム感や表現力が鍛えられ、子どもの成長を促せます。
太鼓がない場合は、音の出る容器でもかまいません。
雨の日しかできないことといえば、雨の日のお散歩!
パパ・ママが外に行きたくなくても、子どもは雨降りの屋外に興味津々です。
お家にいるのに飽きてしまったら、思い切って雨の日ならではの探検に出掛けましょう。
生き物によっては、雨の日には隠れてしまったり雨の日だからこそ元気に動いたりするものがいます。
雨の日のお散歩では、生き物に注目してみてください。
例えばカタツムリは、雨の日は元気に活動します。
動くカタツムリを見るなら、雨の日はチャンスですよ。
また葉っぱの裏などを探すと、チョウチョなどが隠れていることも。
草むらなどをじっくりチェックしてみてくださいね。
雨粒をはじく傘の音は、リズミカルで楽しいもの。
じっと雨の中に立って、親子で雨音に耳を澄ましてみましょう。
雨の音は「1/fゆらぎ(えふぶんのいちゆらぎ)」があって、リラックス効果が高いのだとか。
子どもだけではなく、日頃お疲れのパパ・ママにとっても、ちょうどよい癒しとなるかもしれません。
雨が水たまりを打つ音や、雨が草木に当たる音など、雨の日の音はさまざま。
雨の日は、自然が奏でる音を体感できるチャンスです。
なぜか水たまりに突進したがる子どもたち。
ときにはストップをかけず、好きにさせてあげましょう。
長靴を履いていれば、靴も靴下も大惨事にはならないはず。
もしくは、汚れても良い格好にして、パパ・ママも割り切って楽しめれば尚GOOD!
飛び散る水しぶきに歓声を上げる子どもを見れば、パパ・ママも楽しい気分になりますよ。