今回は「帰国子女」という言葉がなぜ女性だけなのかをご紹介します!
当たり前に使う「帰国子女」ですが、男性もいますよね?
なぜ、女性だけのようになっているのか皆さんは分かりますか?
今さら聞けない答えを内緒でチェックしましょう!
今回は「帰国子女」という言葉がなぜ女性だけなのかをご紹介します!
当たり前に使う「帰国子女」ですが、男性もいますよね?
なぜ、女性だけのようになっているのか皆さんは分かりますか?
今さら聞けない答えを内緒でチェックしましょう!
そもそも、「帰国子女」というのは、ある程度の期間を海外で生活していた方を指す言葉ですよね。
もう少し厳密に言うと、保護者の仕事等の都合で海外で生活し、その後自国に帰国した子どもを指します。
保護者にとっての「息子と娘」を指す言葉なのです。
というわけで、「帰国子女」がなぜ女性だけなのか?の答えは……、
そう、「子」は息子、「女」は娘を指しており、女性だけを指す言葉ではなかったのです!
実は、「子」には男子の敬称の意味も含まれています。
元々は身分の高い男性の名前に付けられ、その後、身分の高い女性にも使われるようになり、明治時代後期あたりから一般女性の間にも「子」のつく名前が広まったようです。
ですので、昔のなごりからか未だに帰国した息子や娘のことを「帰国子女」と言うのです。
「帰国子女」が女性だけでないことはお分かりいただけたかと思いますが、具体的にどういった人が「帰国子女」にあたるのかを見ていきましょう。
“「帰国子女」とは、海外勤務者等の子女で、引続き1年を超える期間海外に在留し、年度間(4月1日から翌年3月31日)に帰国した児童・生徒をいいます。”
引用元:総務省統計局「22A-Q05 帰国子女及び外国人児童・生徒の数」
ということで、保護者の都合等で海外に1年以上いて、帰国した子どもが「帰国子女」というわけです。
ですので、自分の都合で数年間海外に留学している子どもは「帰国子女」ではなく、「留学生」ということになります。
また、文部科学省では「帰国子女」ではなく、「帰国児童生徒」という言葉を使っています。
入試の際の「帰国子女」の条件は、学校によって異なります。
中学・高校入試では海外経験が1年以上としているところもあれば、3年以上としているところもあります。
経験年数も継続なのか合計なのかは、それぞれです。
大学入試の場合は、海外経験が2年以上というところが多く、それに加えて、「最終学年を含む」ことが多いようです。
ASOPPA!ではいろいろな「今さら聞けない」をこれからどんどんご紹介していきます。
帰国子女って何で女性だけ?など知っているようでよく知らないことを内緒で知ることができますので、チェックしてみてください。