【10月10日はスポーツの日】体育の日はどこへ!? スポーツの日のひみつ&子どもに人気の運動系の習い事は?

公開日:2022/10/09

【10月10日はスポーツの日】体育の日はどこへ!? スポーツの日のひみつ&子どもに人気の運動系の習い事は?

慣れ親しんでいた祝日「体育の日」が、いつの間にか「スポーツの日」に変わっている!

 

なんで? いつの間に? と、不思議に思った人もいるのではないでしょうか。

 

スポーツの日は、体育の日の名称が新しく変わった祝日であり、2020年東京オリンピック・パラリンピックをきっかけに施行されました。今回は、なぜ「スポーツの日」になったかの理由について説明するとともに、スポーツの日にちなんで、子どもに人気の運動系の習い事をいくつかご紹介したいと思います。

 

「そんな習い事もあったの?」と思うような、めずらしい習い事も合わせてご紹介しますので、習い事を検討しているお子さまがいたら、ぜひ参考にしてみてくださいね!

スポーツの日とは?

スポーツの日とは、10月の第2月曜日に制定された国民の祝日です。

 

「スポーツを楽しみ、他者を尊重する精神を培うとともに、建康で活力ある社会の実現を願う」ことを目的としています。

 

近年までは「体育の日」として親しまれてきましたが、2018年に公布された「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律」の施行に伴い、2020年1月1日から新名称となりました。

 

改正されるきっかけとなったのは、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催。体育という教育的な視点よりも、スポーツ本来の意義を広め、国際的な親交をも視野に入れた意味を含む「スポーツ」と改名に至りました。

 

スポーツの日は、「体育の日」と同じ10月の第2月曜日と定められましたが、2020年は東京オリンピックの開会式が行われる7月24日に移動することになりました。

 

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、東京オリンピック・パラリンピックの開催が翌年の2021年に延期されると、やはりスポーツの日も7月23日に移動となりました。つまり今年、2022年のスポーツの日は、名称変更になって以来初めて、本来の10月の第2月曜日に戻ってきたことになるのです。

 

スポーツの日は各地で体力検定や運動会が行われたり、アスリートの選手や プロリーグのチームが子どもたちに向けたスポーツイベントを開催したりと、スポーツに関係するイベントが繰り広げられます。

子どもの運動系の習い事TOP5

保育園・幼稚園のお子さんをもつ保護者のアンケートによると、幼児期で習い事をしている子どもは半数に及ぶといいます。まずは男女別で人気の運動系の習い事をみていきましょう。

 

 

男の子に人気の習い事

①スイミング

②体操教室・運動遊び

③サッカー・フットサル

④空手

⑤ダンス

女の子に人気の習い事

①スイミング

②体操教室・運動遊び

③サッカー・フットサル

④ダンス

⑤バレエ

いかがでしょうか?

 

男女ともに3位までは同じ結果となりましたね。それでは、それぞれの習い事のメリットを1つずつ紹介していきたいと思います。

スイミング

スイミングは男女ともに人気の習い事で、全身運動で体中のあらゆる筋肉を刺激してくれます。体力面だけではなく呼吸器も発達するため、喘息の改善につながったり、風邪を引きにくい身体をつくったりといったメリットが挙げられます。

体操教室・運動遊び

体操教室・運動遊びは跳び箱やマット運動、鉄棒など運動の基本を学ぶことができ、運動神経はもちろん、バランス感覚・柔軟性も養うことができます。柔軟性があれば怪我をしにくい身体を作り上げることができますよ!

サッカー・フットサル

サッカー・フットサルは一見男の子に人気のスポーツだと思われがちですが、女の子からも人気があります。ボールひとつで始められる手軽さもポイントです。

 

運動神経はもちろん、瞬発力や持続力を鍛えることができ、チームスポーツのため、みんなで力を合わせる協調性を養うこともできます。

空手

空手をはじめとした武道は、男の子だけではなく女の子にも根強い人気があります。

 

また、武道は術だけではなく、礼儀作法や集中力・忍耐力を学べますよ!

 

心も体も鍛えて強くなれることは、幼児期の人格形成に大切な時期ですばらしいメリットとなるでしょう。

ダンス

学校の必修科目ともなっているダンスは、現在人気上昇中です!

 

音に合わせて体を動かすダンスは、運動神経・リズム感や協調性が身につくと同時に、想像力を高めて表現力を豊かにしてくれます。

 

内気な子もダンスを始めてから自信がつき、積極的になれたという口コミも多く見られます。

バレエ

バレエといえば柔軟性! 柔らかい体を作ることで怪我をしにくくなります。

 

インナーマッスルも鍛えられ、バランスの取れた美しい姿勢を保つことができますよ!

ちょっとめずらしいスポーツ系の習い事5選

子どもに人気の習い事を紹介しましたが、ここからは少しめずらしい運動系の習い事も紹介します!

ボルダリング

ボルダリングは、ロープを使わずに岩や壁面を登るスポーツ。オリンピックの競技として採用されると、その後瞬く間に人気となった習い事です。

 

ボルダリングは腕だけではなく全身を使った運動。全身をまんべんなく鍛えることができます。使用する道具も少なく、気軽に始めることができます。

ラグビー

日本代表の活躍が注目され、より世間から注目をあびるようになったラグビーは、子どもの習い事としても人気があるほか、男女ともに親しまれています。

 

ラグビーを学ぶことによって助け合いの精神・チームワークが身につくといわれていますよ!

フィギュアスケート

フィギュアスケートは知名度こそあれど、習っている人は数少ない習い事。しかし、女の子に圧倒的に人気があります。

 

スケートリンクが限られているため送迎の問題などはありますが、アイスリンクを滑ることでバランス感覚が養われ、三半規管が強くなるというメリットもあります。

チアダンス

チアダンスは女の子に人気のある習い事の1つです。

 

息を合わせ、同じ目標に向かってプレイするチアダンスは協調性や積極性が養われます。可愛いコスチュームを着てメイクも楽しめるのもポイントです♪

スケートボード

スケートボードは、オリンピックでも注目されているスポーツです。運動神経はもちろん、バランス感覚が養えます。

習い事を決めるときのポイント

習い事を決めるときに一番大切なことは、子どもの意見を尊重することです。お子さんの意見を聞きながら、以下の項目についても一緒に考えてみましょう!

子どもが興味を持って楽しめるものを選ぶ

習い事を始めるなら、子どもが興味を持って「やってみたい!」「やりたい!」と言ったものを選びましょう。

 

大人が「あれはどう?」「これはどう?」と決めつけてしまうと、子どもの負担になってしまいます。

 

子どもが複数の習い事で迷っていたり、決めかねている場合には優しく誘導してあげ、最終的には子どもが自分で決められるようにフォローしてあげましょう。

曜日や時間帯の都合がよいものを選ぶ

週末の疲れが抜けない月曜日、幼稚園や学校が終わってすぐに駆けつけないと間に合わないような時間帯の習い事は、心身ともに余裕が無く、怪我や事故につながりやすくなることがあります。

 

平日は幼稚園や学校生活に集中させたい場合などには、週末の金曜日や土日などの休日を利用するなど、子どもの体力や日々の予定・都合を考え、なるべくゆとりのある日を選びましょう。

費用を見極める

同じ習い事ひとつでも、場所や内容によって受講料に差があります。また、月謝のほかに、必要な用具の購入費用がかかる場合があります。

 

習い事にかかる費用はとても大事なポイントなので、何か所か候補を出してよく比較検討し、説明会などで費用についてよく聞いておきましょう。

送迎の負担も考える

子どもの習い事には親の送迎が欠かせません。通う場所や時間帯によっては、日常の生活にかかる負担が変わってきます。なるべく自宅や学区域などから近い場所、通いやすい場所を選ぶようにしましょう。

 

習い事によっては、幼稚園や保育園、学童から送迎バスが出る習い事もありますので利用してみるのもよいでしょう。

まとめ

IT化が進み、子どもの体力低下・筋力低下も問題視されています。スポーツの日をきっかけに、体を動かすことの大切さをお子さんと一緒に考えてみませんか? また、家族でウォーキングをしてみたり、公園でバドミントンをしてみるなど、実際に体を動かしてみるのもオススメです。汗をかくとスッキリして気持ちいいですよ!

お子さんに何か運動系の習い事を検討している方は、今回紹介した習い事もぜひチェックしてみてくださいね!

文/青城碧花

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