原材料価格や物流費の高騰、円安などによる値上げの影響を受けて、家計の見直しをした人も多いでしょう。
食材の値上げラッシュも続いており、食費がかさんでしまうこともありますよね。
比較的安く手に入る食材や日持ちする食材は、まとめて買って作り置きしておくことで節約に繋がります。
また、休みの日にまとめて作っておくと、平日疲れているときに外食や宅配に頼る機会も減りますね。
そこで今回は、じゃがいも・大根・卵を使った作り置きレシピを紹介します。料理が苦手な筆者でも簡単に作れるものを集めてみました！
じゃがいもを使った作り置きレシピ2選
そのままでも日持ちする「じゃがいも」は、作り置きレシピの種類も豊富です。
じゃがいものオイマヨ炒め
【材料】
・じゃがいも…中3個
・オイスターソース…大さじ1
・マヨネーズ…大さじ1
・サラダ油…適量
【作り方】
1．じゃがいもの皮をむき芽をとっておく
2．一口サイズにカットして耐熱皿に並べる
3．600wの電子レンジで6分ほど加熱する
火が通っていなければ、再度1分ずつ加熱して中まで火を通す
4．サラダ油をひいたフライパンを熱し【3】のじゃがいもを入れる
5．こんがりしてきたら、オイスターソースとマヨネーズを入れて絡めたら完成！
電子レンジで加熱したじゃがいもはやわらかいので、炒めるときに触りすぎないのがポイントです。表面がカリっとすることで、外側と内側の食感の違いを楽しめます。
調味料はこげやすいため、投入したらサッと絡めてすぐに火を止めてくださいね。
保存容器に入れて粗熱をとったら、作り置きの完成です。
オイスターソースとマヨネーズの味がしっかりしているので、おつまみやお弁当のおかずとしても◎。一口サイズなので、つまみやすいですよ。
いもチーズ餅
【材料】
・じゃがいも…中4個
・マヨネーズ…大さじ1
・チーズ…適量
・塩コショウ…少々
【作り方】
1．皮をむいて芽を取ったじゃがいもをサイコロ状に切る
2．600wの電子レンジで10分程度加熱してしっかり火を通す
3．【2】に塩コショウを振って熱いうちにフォークなどで潰す
4．【3】にマヨネーズとチーズを入れてよくこねる
5．【4】を丸めて平たく伸ばし、フライパンで焼く
6．両面に焼き色がついたら完成！
温め直すときは、電子レンジで加熱するともっちりと、トースターで焼くとカリっと仕上がります。
ケチャップやお好みソースをつけて食べるとおいしいですよ。
大根を使った作り置きレシピ2選
1本丸ごと買うこともある大根は、上と下で辛味や水分量が異なります。
水分が多くみずみずしい上部は、生のままで食べるのに適しており、辛味が強い下部は火を通した調理に向いていますよ。
大根のナムル
【材料】
・大根…1/2本（上部）
☆ごま油…大さじ2
☆粉末鶏がらスープの素…大さじ1
☆にんにくチューブ…1cm程度
【作り方】
1．皮をむいた大根を3mm程度の細切りにし、塩もみする
2．【1】を軽く洗い流し絞って水気を抜く
3．【2】に☆の調味料をすべて入れ混ぜ合わせる
4．冷蔵庫で30分ほど味を馴染ませたら完成！
ボウルで調味料を混ぜる以外にも、そのまま保存容器に入れて蓋を閉め、振って馴染ませても作れます。最初に大根の水分を抜くことで、味が染み込みやすくなりますよ。
大根のきんぴら
【材料】
・大根…1/2本（下部）
・醤油…大さじ2
・砂糖…大さじ2
・サラダ油…大さじ1
・白ごま…適量
【作り方】
1．皮をむいた大根を1cm程度の棒状に切る
2．熱したフライパンにサラダ油を入れて大根を炒める
3．水分が飛んだら醤油と砂糖を入れて加熱する
4．仕上げに白ごまを振ったら完成！
少し大きめに切ることで大根のシャキっとした歯ごたえも楽しめます。甘辛い味つけがご飯のお供にぴったりです。
くったりしたきんぴらが好きな人は、薄めにカットして作ってみてくださいね。
卵を使った作り置きレシピ2選
朝ごはんやお弁当のおかずとしても活躍する卵は、ストックしている家庭も多いのではないでしょうか？
安いときにまとめ買いすることも多い食材ですが、作り置きおかずの食材としても重宝しますよ。
味玉
【材料】
・卵…5個
・めんつゆ…保存容器に合わせて用意
【作り方】
1．卵を茹でる
2．保存容器半分程度めんつゆを入れる（希釈が必要なものは水もくわえる）
3．殻をむいた茹で卵を【2】に入れる
4．冷蔵庫で3時間ほど寝かせたら完成！
茹で卵をめんつゆに漬け込むだけなので、手間もかからず料理に苦手意識がある人でも簡単に作れます。味玉はそのまま食べてもOKですが、サラダに乗せたり麺類にトッピングしたりしても便利ですよ。
オープンオムレツ
【材料】
・卵…5個
・ブロッコリー…100g
・顆粒コンソメ…大さじ2
・サラダ油…大さじ2
【作り方】
1．ブロッコリーを塩ゆでして小さく切る
2．ボウルに卵と顆粒コンソメ、ブロッコリーを入れて混ぜ合わせる
3．サラダ油をひいたフライパンを加熱し【2】を入れる
4．まわりに火が通ってきたら蓋をして弱火で蒸し焼きにする
5．表面まで火が通ったら完成！
適当な大きさに切って保存容器で保存します。丸いフライパンでも作れますが、玉子焼き用のフライパンの方が容器に合わせた大きさにカットしやすいですよ。
蓋がない場合は、アルミホイルをかぶせて蒸してくださいね。蒸したあとは膨らむので、フライパンいっぱいまで流し入れないように注意！
今回はブロッコリーを使いましたが、にんじんやベーコン、玉ねぎなど、冷蔵庫に眠っている野菜で作れます。
まとめ
値上げが続く最近では、食材を安いときにまとめて買っておきたい……！ と考えることも増えました。
しかし、せっかく安いときに買っていた食材も、使いきれず捨ててしまったのではもったいないですよね。作り置きを活用することで節約に繋がります。
また、忙しい平日は作り置きがあるだけで、外食や出前の回数を減らすこともできますね。
ぜひ参考に、作り置きおかずを活用してくださいね。
文／丸山希
しかし、せっかく安いときに買っていた食材も、使いきれず捨ててしまったのではもったいないですよね。作り置きを活用することで節約に繋がります。
また、忙しい平日は作り置きがあるだけで、外食や出前の回数を減らすこともできますね。
ぜひ参考に、作り置きおかずを活用してくださいね。
文／丸山希
