キャンプ初心者に密着したらわかった魅力と大変なこと〜1日目編〜 (Powered by Coleman)【明日、キャンプ行きませんか?】

公開日:2021/12/24

キャンプ初心者に密着したらわかった魅力と大変なこと〜1日目編〜 (Powered by Coleman)【明日、キャンプ行きませんか?】

 

近年、大ブームとなっているアウトドアレジャー。

特に、自然と直に触れ合えるキャンプは、一人で行っても友人と行っても楽しめる、

素晴らしいレジャーとして多くの人に受け入れられています。

 

そんなキャンプを家族で行う「ファミリーキャンプ」に挑戦してみたいという方も多いはず。

 

でも

「準備が大変そう…」

「子どもたちには危ないんじゃない?」

と、なかなか踏み切れない方のために!

 

本記事では、

はじめてファミリーキャンプをする二つの家族に密着し、

リアルな体験レポートをお送りします!

 

 

今回の取材では、

コールマン ジャパン株式会社(Coleman Japan co,. ltd.)にご協力いただき、

2021年11月20日~22日に開催された「The Coleman Camp 2021 at 涸沼自然公園キャンプ場」に参加させていただきました!

 

密着家族&1泊2日のタイムスケジュール紹介

 

今回密着させていただくのは、いつもワイワイ賑やかな水野さんファミリーと、可愛い双子ちゃんがいる市井さんファミリー!(どちらも仮名です)

 

水野さんファミリー

市井さんファミリー

どちらもファミリーキャンプは未経験。

いい経験になるといいですね!

 

キャンプを終えた後のお二家族のスケジュールを振り返ってみると次のようなものになっていました。

 

1日目

10:30 キャンプ場到着&テント設営開始

13:30 テント設営完了

14:00 お昼ご飯準備開始&焚き火の準備

15:30 洗い物開始

16:30 テント内の準備

18:30 夜ご飯

21:00 就寝

2日目

 

7:00 起床

10:00 キャンプ場のイベントに参加

12:30 お片付け開始

14:00 お片付け完了

 

 

キャンプ初心者なので、

どうしても設営などひとつひとつの行動に

時間がかかってしまいました。

 

時間には余裕を持って行動できるように計画しておくと、

焦ることなく過ごせそうだと感じました。

 

実際何が必要なの? 今回準備したモノ一覧

 

今回はどちらの家族もキャンプ初心者ということなので、

テントや寝袋など、大きなものはレンタルをしました。

 

 

キャンプはやってみたいけど、いろいろ買うものが多くてちょっと……

という方は、まずはレンタル品でお試しキャンプをしてみて、

これはいい!となれば、お気に入りのアイテムを探して買ってみる、なんてこともアリだと思います!

※今回のレンタル品は、運営のコールマンさんとキャンプ用品レンタル会社さんにお借りしました。普段キャンプ場で借りられるものではないのでご注意ください。

※レンタルが可能かはキャンプ場によって異なりますので事前にチェックしてくださいね。

 

“徹底比較”ファミリーキャンプの道具はレンタルと購入どちらがお得?もチェック

 

これら以外にも、必要なものは人それぞれ。

ということで、別記事にて「キャンプ前に準備すべきアイテム」をご紹介しますので

これからキャンプに行ってみよう!

という方は、そちらをご覧ください。

 

 

キャンプ場に到着!まずはテントを立てよう!

 

今回は、テントを張る隣に車を停められる「オートサイト」を利用しました。

持ち物の出し入れなどがその場でできるので、

初心者にはオススメです!

 

 

※初心者にオススメなキャンプ場については、

別記事にて紹介予定ですのでそちらをチェックしてくださいね!

 

いざ!テントを立ててみる

 

10:30頃、キャンプ場に到着したお二家族は、

さっそくレンタル品を借りて、

テント設営を開始!

はじめて出すテント。

子どもたちもお手伝いしてくれます!

 

 

でも子どもたちの力を借りられたのは最初だけでした……(笑)。

もう遊びたくて、パワーが爆発しそうな子どもたちにとって

自然のキャンプ場はうってつけの場所。

 

どんぐりを拾ったり、

小枝を集めたり、

落ち葉をまき散らしてみたり……。

 

そこにある全てのものが遊びになります。

 

やっぱり初心者には大変なテント設営

結局テントはママとパパが設営することに。

テントを取り出して広げた水野パパは、

設営動画を見ながらテントを張り始めます。

 

そうです!

テントによっては、動画投稿サイトに設営動画があるものも!

これはとっても便利ですので

テント購入で迷っている時に、

動画を見てみて立てやすそうかを検討する

なんてこともありですね。

 

 

さて、意気揚々と動画を見始めた水野パパ。

「なるほど!ここがああなるのね」

と言ったものの……。

 

どうもうまくいかない。

動画で説明されても

わからないものは、わからない!

 

やはり初心者にはテント設営は難しいもの。

もし設営動画があれば、

キャンプに行く前に自宅で動画を見つつ練習をしてみると

本番でスムーズに設営ができると思われます。

 

しかし、苦労しつつも家族で協力してやり遂げることはそれだけ達成感があるものです。

 

テント:タフドーム/3025

 

テントが立ち上がると、

「おおーっ」と

一気にテンションが上がる水野ファミリー!

 

この後、フライシートと呼ばれる、

テントを雨や湿気から守るシートをかぶせ、

なんとか完成!

 

所要時間は約2時間でした。

 

一方、市井ファミリーは…

 

水野ファミリーの様子を伺ってからテントを立て始めた市井ファミリー。

 

どこをどうすればいいかの、

逐一チェックしながら設営を進めていきます。

 

戸惑う部分もありつつ、無事にテントを完成させました。

所要時間は1時間40分くらい。

 

特に大変だったことを聞くと

「ペグの打ち方がよくわからなかったです」

とのこと。

 

ペグとは、テントを地面に固定するために打ち込む杭のこと。

 

 

双子ちゃんもお手伝い!

子どもたちは気まぐれでお手伝いしてくれるので、その時は危なくない範囲で、

お任せしちゃうのもいいですね!

 

ちなみに写真のペグですが

打ち込む向きが間違っています……。

テントに対して飛び出た返し部分が外側に来るようにする、

さらには打ち込む角度は斜め45度くらいがいいそうです。

 

理想はこんな感じ。

 

わからないことがあれば、キャンプ場の人を頼るべし!

 

初心者にはペグの向きですら未知の世界。

もし設営の時にわからないことがあったら、キャンプ場の人に聞いてしまいましょう!

今回は運営であるコールマンの方に質問をしましたが、快く教えてもらえました!

 

声をかけるのはちょっと勇気がいるかもしれませんが、

キャンプを楽しんでいる姿を見せることが

何よりのお返しかも。

 

プロの力も借りつつ、楽しくキャンプできるといいですね!

 

ペグ打ちに最適なのは「金属製のハンマー」

 

今回のテントセットにはプラスチック製のハンマーが付いていましたが、付属していない場合もあります。

その場合は「金属製のハンマー」を準備することをオススメします。

ペグが入って行くスピードも早く

力の入れ具合が段違いにラクです!

 

金属製のハンマー:ペグハンマー

お昼ごはんはBBQ!

 

時刻は13:00頃。

テントを立て終わった大人たちはぐったり。

ちょっと一休み…と思いきや、

「お腹空いた!」と子どもたち。

 

ということで、お昼ごはんの準備に取り掛かります。

 

パパの料理は美味しいんだよ!

 

今回のお昼は水野ファミリーが準備してくれました。

調理はレンタルしたガスコンロと調理器具を使います。

 

ソーセージを焼くだけでも

子どもたちにとってはご馳走です!

それと一緒に登場したのが……

 

水野パパ特製、鶏のてり焼き!

 

調理器具:アルミクッカーセット

 

とっても美味しそうです。

カットレタスや、切ったパプリカで彩りを添えたら完成!

 

テーブル:ナチュラルウッドロールテーブル

 

それ以外にも、

焼きタマネギのチーズがけも準備してもらいました。

「パパの料理は美味しいんだよ」と子どもに言われ、思わずにやける水野パパ。

 

こういったコミュニケーションが自然ととることができるのも

「外でご飯を食べる」という

特別な経験だからこそかもしれませんね。

 

 

しかし今回は二家族分のご飯の準備で大忙し!

お借りした二口ガスコンロでは

まかないきれませんでした。

 

コンロなどを準備する場合は、

参加人数などで大きさを選ぶのもアリかもしれません。

 

焚き火!そしてマシュマロ!

 

水野ファミリーがご飯の準備中、

市井ファミリーは焚き火を準備。

 

焚き火台をセットし、薪を購入して準備完了!

※薪はキャンプ場で販売していることもありますが

 持参しないといけないところも多いです。

 事前に確認して、持ち込みが必要であれば、

 ホームセンターやネットで購入できますので、

 検討してみてください。

 

着火剤に火を付けた後、周辺に落ちている小枝などをくべて

火が少し大きくなったら、

薪を置いていきます。

 

焚火台:ファイヤーディスク

 

最初の種火は、着火剤があればすぐに準備できます。

100円ショップで購入できるので、

是非持っていきたいアイテムだと思いました。

 

 

そして焚き火といったら、

マシュマロ焼き!

子どもも大人もテンションが上がる

キャンプでのアクティビティの一つですよね。

 

※この時使用したマシュマロを焼くための棒も

 100円ショップで購入したもの。

 100円ショップって、とっても便利ですね〜。

 

 

ASOPPA!事務局スタッフに付き添われながら、一人でチャレンジ!

あまり火を怖がらないのも親としては不安に感じますが、

ここは子どもの成長を見守るチャンスです。

 

自分で焼いたマシュマロの味は

この上なく幸せな味がしそうです。

無言で頬張る子どものすがたを、

これまた無言で見つめる両家のママ・パパたち。

 

キャンプをすることで、

子どもたちが成長していることを

再確認できるかもしれませんね。

 

気がついたらもう日暮れ。お片付けはどうすればいい?

 

15:30頃、みんなのお腹も落ち着いてきて、

日も少し落ち始めてきました。

 

キャンプ場では基本的に電灯がないので

明るいうちに洗い物を済ましてしまいましょう。

 

 

 

今回のキャンプ場には

立派な炊事場が設置されていました。

こちらもキャンプ場により異なるので

訪れる前にどのような設備があるのかは

チェックが必要です。

 

 

さて、早速食器類を洗おうと思ったのですが……。

 

スポンジが

ない!

 

持ってきていたキッチンペーパーでスポンジの代用としましたが、

やはりスポンジの方が、ストレスなく洗い物ができます。

洗剤は置かれているものがあったので

そちらを使わせていただきました。

 

このような消耗品は、基本的に自分たちで

持ってくるというように考えておくほうが安心のようです。

 

暗くなる前に、テント内の準備は終わらせるのが◎

 

16:30頃、日はかなり落ちてきて、あたりは暗くなってきました。

借りているランタンを点灯します。

 

ランタン:クアッドマルチパネルランタン

 

日が落ちてしまうと本当にまっくらで、光源はランタンや焚き火の光しかなくなるので

テント内の準備は明るいうちにやってしまうのが良いでしょう。

 

今回は地面の硬さを軽減してくれるキャンプマットと

 

寒い時期でも対応する寝袋を使用しました。

寝袋:マルチレイヤースリーピングバッグ

 

寝るときはこの二つで寒さはバッチリと防げましたが、

朝方、底冷えで目を覚ますことに……。

地面からの寒さ対策は、もっとしっかりと行った方が良さそうでした。

 

特にキャンプマットは必須だと思います。

地面は基本的にゴツゴツとしているので、

これがあるとないとでは大違いでした!

 

 

焚き火を囲む時間は、コミュニケーションの時間

 

日が完全に落ちて暗くなり、少し肌寒くなってくると、

お二家族は自然と焚き火を取り囲むように

集まってきました。

 

 

暖かい焚き火の熱と、揺らめく炎は

人のココロもじんわりとほぐしていきます。

みんなで焚き火にあたりながら談笑していると

時間はあっという間に過ぎて行きました。

 

市井パパいわく、

「これだけ誰かと集まって、じっくりお話したのは久しぶりかもしれない」

 

焚き火を囲んでゆっくりとくつろぐ時間は

コミュニケーションの時間として、最適だったようです。

 

 

とはいえ、子どもたちはそう長くじっとはしていられません!

すぐにテントの中で遊び始めることに!

 

 

ランタンで辺りを照らすこと、

寝袋に入って隠れてみること、

テントの中を駆け回ること、

どれも子どもたちにとっては新しい遊びで、

いつもとは違う貴重な体験。

 

笑い声が絶えることはなく、

両家入り乱れて楽しそうにしていました。

 

夜ごはんを食べて、おやすみなさい。

 

夜ご飯は、焚き火の火でこんがりと焼いた食パン!

いつも食べているトーストも

外で食べることで格別に美味しく感じられます。

 

一緒にお湯を沸かして粉末スープなど作ると、

より一層美味しくいただけただろうと思います。

 

 

20:00頃

ここで水野ファミリーは翌日の予定のため帰宅することに。

今回はテント泊は叶いませんでした。

 

 

市井ファミリーは準備してあったテントで寝る準備です。

歯磨きや着替えを済まして、

ゆっくりと家族だけの時間を過ごすことに。

 

 

残った焚き火は、真っ白な灰になるまで燃やし尽くして消火。

この時早く消そうと、水などをかけるのはNG!

煙が大量に発生し、周りに迷惑となってしまいます。

 

火が完全に消えるまでには数時間かかることもあるので

寝る前などは焚き火を離れる時間から逆算して

消す準備を始めることをオススメします。

 

 

こうして一日目の夜はふけて行きました。

 

こんな時どうする? 子どもが夜泣きしてしまったら

 

夜になるとキャンプサイトは暗くなるだけでなく、しんと静まりかえります。

子どもたちは泣くものだとわかっていても、

ぐずってしまうと泣き声が辺りに響き渡るので、気になってしまうかもしれません。

 

そういう時は車の中で落ち着くのを待ったり、

おもちゃやジュースなど気が紛れるものを

テント内に準備しておいたりすると良いでしょう。

 

もしどうしても夜泣きしてしまい、

ご迷惑になったかも、と感じたら、

翌朝周りのサイトに謝りに行くのもひとつ。

 

もちろん、夜泣きが悪いというわけではありませんが

その後の行動ひとつで皆さんの印象が変わってしまうので

お互いが気持ちよく過ごすために、

勇気を出してみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

初心者ファミリーキャンプの一日に密着して、その様子をお伝えしてきました。

何をするのも初めて、そんな状況でも
どうにもならないということにはなりませんでした。

時間をかけたり、
周りに教えてもらったりしながら、
ゆっくりとキャンプを楽しまれていた様子でした。


市井ファミリーの2日目の様子は
別記事でお伝えしますので
そちらもぜひご覧ください!


文/ASOPPA!事務局
協力/コールマン ジャパン株式会社(Coleman Japan co,. ltd.)

こちらのサービスをご利用になるには無料会員登録が必要です

すでに会員の方こちら

初めてご利用の方はこちら

閉じる