公開日:2021/11/25

-第1回-【3分でわかる!】妊娠中・産後の妻の変化について パパに読んでほしい4つの心がけ!

-第1回-【3分でわかる!】妊娠中・産後の妻の変化について パパに読んでほしい4つの心がけ!

日々、お仕事、家事、子育てを頑張っているパパの皆さん、こんにちは!

 

子どもが生まれ、自分なりに子育てを一生懸命しているなかで、こんなことを感じたことはありませんか?

 

・自分に対して、妻がなんかイライラしている

・妻から色々細かく指摘されたり怒られたりすることが増えた

・自分の子育てに自信が持てない

 

「なぜだろう?」「どうすればいいんだ?」

わからないことだらけで、戸惑うこともありますよね。

 

ここでお届けするのは、そんな思いを抱えるパパ、またもっとレベルアップしたいパパに向けた、応援コラムです♪

 

保育学・父親支援の専門家であり、三児のパパでもある小崎恭弘(こざき やすひろ)先生に、「もっと!愛されパパになるための心がけ」を聞きました!

 

今回は、【妊娠中・産後のママの変化】に焦点を当てた内容です。

 

【ママの声】妊娠中・産後、パパに知ってほしいこと

妊娠中・産後、ママはパパに対してどんな思いを抱えているのでしょうか。

まずはママの声を一緒に見ていきましょう!

※2021.3「育児において、配偶者にもっと知ってほしいことや意識してもらいたいこと調査」(フレーベル館・子ども子育て研究室調べ)自由記述回答より一部抜粋・一部調整

  • 「妊娠してからずっとホルモンバランスが悪いため、疲れやすかったりイライラしやすいことは理解してほしい。」

  • 「妊娠中、産後の女性の変化などについて、自分から調べて知っていてほしかった。」

  • 「産後は授乳や生理の再開で本当に貧血で、寝不足で、しんどい。『もう出産から半年以上経ってるのにしんどいの?』と言われたけれど、夜間授乳はまだ3時間毎で体力が戻るわけありません。」

  • 「産後の疲労とメンタル問題。産後であらゆるところが痛くボロボロになった体+慣れない頻回授乳+慢性的な睡眠不足+育児の不安や悩みと向き合っているママはメンタルが異常。
    自分が生きているだけで、子を生かしているだけで精一杯。パパは自分のことは自分でやるのはもちろん、ママの体と心の気遣いを忘れないであげてほしい。」

  • 「産後の身体と精神的な辛さを勉強してほしい。」

 

皆さんは、どのように感じられたでしょうか。

「ママのこと、全然わかっていなかった」「なんとなくわかっていたけど、どうしたらよいかわからない…」

そんなパパへ。

 

愛されパパになるために、どんなことを心がければよいのか?

こざき先生と一緒に考えていきましょう~!

 

【必見!】愛されパパになるために

【こざき先生】

パパのために、パパからパパへ送るコラム、始めます。ぱちぱちぱち。

第一回はパパになれた喜びをもう一度!ということで、「産前産後」についてです。

 

命がけで子育てして、全力でママを労ろう

当たり前の話ですが、ママが妊娠して出産してくれたから、私たちはめでたくパパになれたわけです。こればかりは何をどうしても、パパにはできません。あと母乳による授乳も。

反対に考えると、それ以外は全てパパにもできます!

 

ママは、ある意味命がけで子どもを産んでくれました。そんなママに対し、パパにできることって何でしょう?

 

簡単です!

命がけで子育てして、全力でママを労ること。全力で、です!

不安定なママのために、落ち着いた日常を作る

では、具体的に何をどうしたらよいのか?

一つは、ママがあまり憂い(不安)なく過ごせるように心をくだいてほしいです。

 

先ほど【ママの声】でもあったように、産前産後のママは心身のバランスが大きく崩れ、とても不安定になります。

 

例えば、気分が上がったり下がったりと気持ちのムラが大きくなったり、赤ちゃんとの生活や将来に対して漠然とした不安を抱いたりします。

 

また、わが子を守ろうとする気持ちが強くなりすぎて、自分の子育てスタイルに固執したり、視野が狭くなったりすることもあります。

 

そのようなママの変化に対して、戸惑うこともありますよね。ただ、一番しんどいのはママなのです。

 

ママが大変な時こそ、パパの出番です。

といっても、急にあまり張り切りすぎないことも大切です。

 

ママは心も体もバランスが崩れているので、できるだけ普通の生活や落ち着いた日常を作ることが大切でしょう。

 

当たり前の食事や、清潔な環境、安らかに育児ができる時間などを意識して作ってあげてほしいです。出産前後は、変化が大きいからこそ、生活自体を安定させるという感覚ですね。

無理はしない。パパ自身が自分の気持ちをうまくコントロールする

もう一つは、パパ自身が自分の気持ちをうまくコントロールすることです。

 

ママがこれまでと変わってしまったり、赤ちゃんとの新しい生活が突然始まったりするなど、予想外の日々に混乱しますよね。

 

それにうまく対応しようとしすぎるあまり、疲れ果ててしまったり、気分が落ち込んだりすること、パパだってあります。

 

最初からあまり無理しすぎず、ゆっくりと過ごすイメージを持ってください。日々丁寧に落ち着いて関わるのんびりとした感覚が持てるとよいですね。

 

そして、大変な時は、自治体の子育てサービスや地域の子育て支援の機関なども活用してほしいと思います。もちろん助けてくれる祖父母や友人などとも積極的にかかわりを持ちましょう。

ママは同志。一緒に考え、一緒に悩み、一緒に取り組んでいく

赤ちゃんとのかかわりは、戸惑うことも多く、少しのことが心配になったりします。

けれど、それを夫婦二人で考えたり悩んだり、また取り組んだりすることができれば、ママも、そしてパパも孤独ではないですよね。

 

パパもママも子育て一年生です。一緒にいろいろなことに取り組んでいきましょう!

 

【まとめ】愛されパパの心がけ

  • 出産・母乳による授乳以外、パパはなんでもできます。
    命がけで子育てし、全力でママを労りましょう!

  • 妊娠・出産は、ママには大きな変化。
    パパは落ち着いた日常を作ることを意識しましょう!

  • 大変な時、混乱した時こそ、自分の気持ちのコントロールを意識しましょう!
    周囲にいる人とのかかわりも大切に。

  • ママと一緒に考えたり悩んだりしながら子育てしましょう!

監修者プロフィール

小崎 恭弘(こざき やすひろ)

大阪教育大学教育学部教授。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」「父親支援」。NPO法人ファザーリング・ジャパン顧問。東京大学発達保育実践政策学センター研究員。

兵庫県西宮市初の男性保育士として施設・保育所に12年勤務。三人の男の子のパパで、それぞれに育児休暇を取得。それらの体験をもとに「父親の育児支援」研究を始める。NHK「すくすく子育て」等のテレビ出演や、ラジオ・新聞・雑誌等にて積極的に発信を行う。父親の育児、ワークライフバランス、子育て支援、保育研修等で、全国で年間60本程度、これまで2000回の講演実績を持つ。

イラストレータープロフィール

ヒビユウ

イラストレーター。三重県在住。

3歳差兄妹と夫との絵日記をSNSで綴っている。

著書「ヒビ家のムスコとムスメ1・2巻」河出書房新社。

Instagram @hibi_yuu


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